海津市平田公園（海津市・旧平田町）

海津市平田公園は、平成8（1996）年4月1日に開設された都市公園です。
公園内には平田靱負翁の銅像があります。
日本の治水事業の中で最大の難工事と言われた宝暦治水は、幕府が薩摩藩の勢力を衰えさせるため命じました。
宝暦4（1754）年1月、総奉行平田靱負をはじめとする947名の藩士を美濃に派遣し始められました。
工事区域は、三川下流全域の193ヵ村におよび　その工事は幾多の悪条件のもと宝暦5（1755）年5月に完了、工事総額は、40万両という巨額にのぼり、又この工事で多くの藩士が命を落とす結果となり、平田靱負は全責任を負い割腹しました。
「住みなれし　里も今更　名残にて　立ちぞ　わずらふ　美濃の大牧」という辞世の句を残しました。
平田靱負翁の銅像は、薩摩義士の尊い遺業を讃えるとともに歴史的遺産を後世に伝えるため、平成7（1995）年11月3日、平田靱負翁銅像建設委員会により建立したものです。
平田公園の中にはパターゴルフ場、グリーンドーム、ローラー滑り台などの遊戯施設もあります。
（現地説明板などより）

Photo Canon EOS M6
H30.8.10

住所: 岐阜県海津市平田町三郷2330