高山寺(丹波市・旧氷上町)
モミジ並木の紅葉が美しい高山寺
2018年12月02日
高山寺は、山号は弘浪山、真言宗大覚寺派の寺院です。
高山寺の旧境内は、現在地から南東約3kmにそびえる弘浪山(標高520m)の山中にありました。天平宝字5(761)年、法道仙人が弘浪山において十一面観世音菩薩を感得し、堂宇を建立したのが開基と伝わります。
その後の仁平3(1153)年の兵火で消失しましたが、文治5(1189)年に源頼朝の命を受けた重源聖人によって中興されました。当時は山麓に十一の末寺を構え、後鳥羽天皇勅願寺ともなりましたが、南北朝時代以降は萩野氏などによって城塞とされ、相次ぐ戦乱によって寺門は再び荒廃しました。
慶長5(1600)年に日向国の僧・開長上人によって再興され、境内の基盤が整い、内尾神社別当職として隆盛を迎えます。しかし明治の神仏分離、廃仏毀釈による末寺の荒廃や、台風災害などによって山上での護持が困難となり、昭和33(1958)年に本堂、山門、庫裏を現在地へと移築しました。
当寺の十一面観世音菩薩は白龍に座したお姿で、33年毎にご開帳されます。
モミジ並木の紅葉が美しいことでも知られています。
山門から真っ直ぐに伸びる参道に燈籠が並び、モミジの並木が続いています。
(パンフレットなどより)
入山料 200円
Photo Canon EOS 5D MarkIV
H30.11.14
住所: 兵庫県丹波市氷上町常楽50-1
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