朝光寺(加東市・旧社町)
本堂は国宝に指定されている朝光寺
2018年12月08日
朝光寺は、山号は鹿野山、高野山真言宗の寺院です。
鹿野山朝光寺は、寺伝によると、白雉2(651)年法道仙人の開創と伝えられる寺院で、元は境内背後にそびえる権現山にありましたが、文治5(1189)年、現在地に寺地を移したと伝えられています。
現在の本堂は、内陣に残されている旧壁板の墨書の内容により、応永20(1413年)年に建立されたことが判明しています。
桁行七間単層寄棟造本瓦葺の本堂は、和様を基調として、扉の桟唐戸やや組物中備の双斗など唐様を取り入れた密教寺院の折衷様式の典型ともいうべき貴重な遺構です。
現建物について直接の資料は欠くが、付指定の嵌板には室町初期応永年間の仏壇造営記録銘等があり、本堂の様式手法も同時代に一致すると見られています。正面向拝は、文政12(1829)年の後補です。
旧法の特別保護建造物であったために、昭和10(1935)年から三ヶ年に亘り解体修理が行われました。昭和29(1954)年3月20日、国宝に指定されています。
所蔵遺品には、鎌倉・室町の銘を有するものが多く文化財の宝庫です。
鐘楼も本堂同様平安末期に現在地に移されたと伝えられています。昭和29(1954)年9月17日、重要文化財に指定されています。
桁行三間梁間二間四柱造鋼板葺袴腰付の建築で、全国的にも類例の少ない貴重な遺構です。
和様を基調とする様式手法で、屋根の優美な曲線などに鎌倉後期の建築の特徴をよく表現しているといわれ、本堂より早い時期の建立と見られています。室町後期、赤松義村ら多くの播州国主の崇敬を受けて、いくたびか修理を重ねたといわれています。
多宝塔にも姫路城主池田三左衛門輝政の再建寄進銘があるなど、国主豪族の庇護のもとに隆盛を誇った往時がしのばれます。
(現地説明板などより)
Photo Canon EOS 5D MarkIV
H30.11.24
住所: 兵庫県加東市畑609
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