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船町公園・奥の細道むすびの地(大垣市)

「奥の細道」のむすびの地を整備した船町公園
2019年04月04日
カテゴリ : 岐阜県 > 観光 > 建物・史跡
水門川は、大垣市から南流し揖斐川に合流する運河で、永禄4(1561)年大垣城主氏家直元が、城池改築のとき開堀したと伝えられています。江戸時代に大垣藩初代藩主戸田氏鉄により改修され、この地方に集散する貨客の水運は産業の振興とともに発展し、文化の交流に大きく貢献しました。
当時は多量の自噴水が水門川に注ぎ、清らかな流れを見せ、アユ、ハエなど清流魚が泳ぎ回るなど庶民生活と結びつき、広く親しまれ育まれてきました。また、この川は、大垣城の外堀として幾多の攻防の歴史に秘められた物語も多く、沿線一帯には「奥の細道結びの地」、「住吉灯台」などの文化財が残され、水と緑の調和の中に詩情豊かな潤いのある風情をたたえています。
「蛤のふたみに別行秋ぞ」
俳聖松尾芭蕉がこの地で詠んだ「奥の細道」のむすびの句です。
元禄2(1689)年3月27日、江戸深川を出発した芭蕉は、門人曽良とともに奥州から北陸を経て、ここ大垣で「奥の細道」の旅を終えました。9月6日には俳友の谷木因や近藤如行ら大垣の俳人たちに見送られ、伊勢神宮の遷宮参拝のため、この船町港から桑名へ下りました。
船町港は、江戸時代から明治時代にかけて大垣城下と伊勢を結ぶ運河「水門川」の河港で、物資と人の往来の中心でした。明治16(1883)年には、大垣ー桑名間には蒸気船が就航しましたが、昭和期に入ると鉄道の発達に伴い衰退しました。
住吉灯台は、港の標識と夜間の目印として天保11(1840)年に建てられたものとされています。高さは約8mの寄棟造りで、往時は最上部の四方に油紙障子をはめ込み中央に燈火を入れました。現存する川燈台として、また優美なその外観は高く評価されています。

Photo EOS 5D MarkⅣ
H31.3.30
住所: 岐阜県大垣市船町2丁目

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