福美人酒造(東広島市)
西條酒造学校と呼ばれた蔵元・福美人酒造
2019年08月28日
西条酒蔵通りは現在も7つの蔵元が軒を連ね、各蔵元が日本酒の旨さを誇っています。煉瓦作りの煙突が連なる一帯には、なまこ壁や白壁の酒蔵、赤瓦の屋根、黒塗りの格子など歴史を感じさせる通りが続いています。
酒造期になると、鎧格子の小窓から酒の香りが漂い、酒都の風情をたっぷりと満喫することができます。そんな西条酒蔵通り全体を大きな博物館とみたて、西条の酒文化や各酒蔵のテーマに沿った所蔵品などを展示しています。
酒都西條において、西條酒造学校と呼ばれた蔵元が、福美人酒造です。大正6(1917)年の創業当初より、酒造りの技術力のたかさから、全国より酒造りを学びに来られたため、そう呼ばれるようになりました。
平成に入って、全国新酒鑑評会 金賞を7回受賞するなど、今なお高い評価を得ています。
酒蔵は、恵比寿庫(えびすぐら)、大黒庫(だいこくぐら)の2つの酒蔵を擁しています。現在、酒造りは「大黒庫」をメインに行われています。
恵比寿庫には、今なお、赤レンガの煙突がそびえ立っています。 煙突の高さは27mあり、酒の都と呼ばれる酒都西條でも一番高いものです。
また、恵比寿庫は、常時見学可能で、当蔵自慢の銘酒が買えるコーナーもご用意しております。
営業時間 9:00~16:30
Photo EOS 5D MarkⅣ
R1.8.16
住所: 広島県東広島市西条本町6番21号
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