灰ヶ峰（呉市）

灰ヶ峰は標高737ｍ、ＪＲ呉駅を出ると正面にそびえる灰ヶ峰は、頂上にある丸く白い気象レーダーが目印です。
昔から山火事が頻繁に起きて、山が灰に覆われることが多く、そこから灰ヶ峰と呼ばれるようになったという説や焼畑が行われていたとか、のろしを上げたであろうとか、冬の雪が灰のように見えたとかその名は諸説あります。
日本三大夜景の函館山より2倍以上の高さがあり街の灯り、呉港に揺れる船、そして月あかりなど夜景の名所でまさに呉のロマンチックスポットですとして知られています。夜景100選でも標高がトップレベルの夜景になります。
光の筋が「くれ」と読めると、そのカップルは結ばれるという噂もあります。
頂上展望台は、第2次世界大戦中の高射砲台の一部が利用されています。呉市の「くれ」ですが、この地名の起源の説の一つに灰ヶ峰が関係しています。灰ヶ峰から伐採した「くれ」が特産品として有名になったことから「くれ」になったそうです。くれは建築や舟用の板材を意味します。ただし、一般的に呉のいわれは、古来、呉一帯をつつむ連峰を「九嶺(きゅうれい)」と呼んでいました。それがなまって「くれ」になったそうです。

Photo　EOS 5D MarkⅣ
R1.8.16
住所: 広島県呉市栃原町