正木美術館(忠岡町)
水墨画を中心とする東洋美術品を収蔵・展示している正木美術館
2019年09月14日
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正木美術館は大阪府泉北郡の忠岡町にあります。忠岡町は良質の水に恵まれていたことにより、水洗いや染色などのために大量の水を必要とする繊維産業が栄えました。
正木美術館は、昭和43(1968)年に忠岡の素封家・正木孝之氏が、満を持して多年にわたって収集してきた美術品と土地・建物を寄附し設立しました。
長年にわたり収集した水墨画を中心とする東洋美術品を収蔵・展示しています。展示館の隣に住居かつ茶道の実践の場でもあった茶室付の正木記念邸(登録有形文化財)があります。
収蔵品は国宝は、小野道風筆 三体白氏詩巻・藤原行成筆 白氏詩巻・大燈国師墨蹟 渓林偈・南嶽偈の3件、重要文化財13件を含む1,300点を数え、とくに約300点ある絵画は、その多くが鎌倉、室町時代の水墨画で、日本の中世絵画史にとって貴重なものばかりです。
本館・新館とも正木氏自身の設計によるものです。
展覧会は毎年春季展と秋季展の2回。水墨画、墨蹟といった禅宗文化の遺作を中心に、それと調和する工芸品、彫刻、茶道具との組み合わせによって、毎回工夫をこらしたテーマ展を行っています。
開館時期 春季と秋季
開館時間 10:00~16:30 ※最終入館は16:00
休館日 月曜日
入館料 一般700円、高大生500円、小中生300円
Photo 写真上Apple iPhone XS
写真下Canon EOS M6
R1.9.7
住所: 大阪府泉北郡忠岡町忠岡中2-9-26
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