須磨離宮公園(神戸市須磨区)
日本の都市公園100選にも選ばれている須磨離宮公園
2021年01月31日
須磨離宮公園は日本の都市公園100選にも選ばれており、西洋式庭園を中心とする本園と植物園から構成されています。
本園と植物園は歩道橋で接続されています
本園は月見山とよばれる景観地に位置し、光源氏のモデルといわれている在原行平(在原業平の兄)が、須磨で月見をした松が月見台付近にあったといわれています。かつて本園は明治40(1907)年に大谷光瑞別邸を宮内省が買収して明治41(1908)年に起工し、大正3(1914)年に完成した旧武庫離宮(須磨離宮)でした。庭園は福羽逸人が設計を行いました。
当時建設された離宮御殿など建造物群の大半は昭和20(1945)年に戦災で消失しました。庭園は可能な限り竣工時の状態に復元整備され明仁上皇(当時皇太子)御成婚記念として、昭和42(1967)年に須磨離宮公園として神戸市に下賜されました。
植物園(面積24ヘクタール)は、戦前の神戸経済を支えた岡崎財閥の旧岡崎邸の敷地と建物を昭和48(1973)年に神戸市が買収したものです。旧岡崎邸の洋館は阪神大震災により倒壊しました。
王侯貴族のバラ園、世界殿堂入りバラ園、花しょうぶ園、つばき園、梅園、あじさい園、ぼたん圓なども花の名所で秋には錦に染まる紅葉のトンネルになるもみじ道もあります。
開園時間 9:00〜17:00(入園は16:30まで)
夏季や紅葉シーズンに夜間開園あり
休園日 毎週木曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月29日〜1月3日)
花の見頃や展示会などにより臨時に開園あり
入園料 15歳以上(中学生を除く)400円
小中学生200円
Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
R2.12.5
住所: 兵庫県神戸市須磨区東須磨1−1
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