成法寺(只見町)
御蔵入三十三観音の第一番札所・成法寺
2021年02月28日
成法寺は、山号は仏地山、曹洞宗の寺院です。
境内裏手には奇岩怪石(籠岩)が続く断崖絶壁があり古来から信仰の対象になっていたようで、弘法大師空海(真言宗の開祖)もここを訪れたという伝説が残っています。
徳一によって平安時代初期に開かれたと伝えられています。
観音堂は御蔵入(おくらいり)三十三観音の第一番札所です。
御蔵入とは、江戸時代の幕府直轄領の名称です。寛永20(1643)年に現在の南会津町田島地区を中心とした南会津郡全域と、栃木県の五十里湖までの約55,000石の地域が 「 南山(みなみやま)御蔵入領」 として定められました
会津三十三観音札所が寛永20(1643)年に保科正之公に定められたため、御蔵入領でも札所設立の機運が高まり、元禄11(1698)年に「御蔵入三十三観音札所」が定められました。
桁行三間(約6.57m)、梁間三間(約6.57m)、四周切目縁を持つ寄棟造です。
永正9(1512)年ノ巡礼札(長さ19.1cm、幅8.2cm)や来迎壁背面の墨書の中に「永正十口」と記した部分があることから、室町時代後期の建築とされています。
その他来迎壁背面には、天正年間や慶長年間の墨書が見られます。
昭和38(1963)年7月1日、国指定重要文化財となっています。
成法寺観音堂の札所本尊である聖観音菩薩座像(人肌観音)は応長元(1311)年に皆川宋員の孫である宗景が寄進されたものとされ、人肌に近い色彩をしていることから「人肌観音」とも呼ばれています。
昭和48(1973)年3月23日、福島県指定重要文化財に指定されています。
Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
R2.12.29
住所: 福島県南会津郡只見町大字梁取字仏地1864
関連リンク
タグ
地図
関連情報