内尾神社(丹波市・旧氷上町)
ヒメボタルの生息地としても知られている内尾神社
2021年06月13日
内尾神社は、祭神は鸕鶿草葺不合尊とする神社です。
葛野庄(葛野全地区、成松区全地区、氷上区、市辺区)の18ヶ村の総社になっている神社です。
大宝2(702)年三原奥丹治大登峰に建てられた山伏の宿堂の春日大明神・地蔵権現・八幡宮・天神・弁財天を勧請し て法道仙人が千日の行方をつとめられたのが内尾神社の起源とされています。
文治元(1185)年に源頼朝が神域を献じ祈願所となり俊乗上人により現在の地にお社が創建されました
後鳥羽上皇の叡聞に達し正一位内尾三社大明神の院宣を賜りました。
また、正応庚寅(1288)年、公方様の祈願所並びご神領・田畑栗林御下文、明応4(1498)年に右馬助より社内伐木・其の他二ヶ篠制礼を賜りました。
明治6(1874)年に村社に列し、大正8(1920)年には郷社に昇格、葛野庄の総社にてこの地方の総氏神として崇敬されています。
例祭日は、丹波市指定無形文化財の「中野奴行列」が露払(先導)をし、内尾神社の神霊をお遷しした御神輿が神幸をする神事が行われます。
居から本殿まで参道がまっすぐにあり、樹齢約600年の大杉が参道左右に立ち並んでおり、社殿前のご神木であるスギの木は幹周り5m、高さ60mある巨木です。6月中旬から7月にかけてヒメボタルを見ることができることでも知られています。
Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
R3.5.29
住所: 兵庫県丹波市氷上町三原13
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