善光寺世尊院(長野市)
本尊の釈迦涅槃像は国指定重要文化財・善光寺世尊院
2021年08月22日
善光寺世尊院は、善光寺にある大勧進二十五院の一つで善光寺の宿坊の一つになり本尊として釈迦涅槃像を安置しています。そして鎮座しているお堂から通称釈迦堂と呼ばれています。正確には世尊院小御堂と言います。
小御堂釈迦堂に安置されている世尊院本尊の銅造釈迦涅槃像は天延3(973)年越後国古多ヶ浜で猟師の網にかかりその奉送されました。
六枚のふとんの上に頭部を北にして、西面右脇を下にした釈迦入滅の姿を示しており、右臂を屈げて頭を支えています。
羅髪丸く高いうえ大粒で、髪際が著しく波型をしており面相長目であることなどの特徴に富む。衣文は部分的に彫り込みが深く、その稜を高くしているが形式化されているという特徴があり造られたのは鎌倉時代末期に近い頃の物ものといわれています。
全長1.66m、重さ約487キロ、等身大の銅造涅槃像は全国でも唯一として大変貴重な事から明治39(1906)年に国指定重要文化財に指定されています。
善光寺七福神の毘沙門天像は平安時代作、像高79cm、一木造、善光寺七福神の中で一番北に位置し、左手に宝塔、右手に矛、両足は邪鬼を踏みつける、貴重な事から昭和42(1967)年に長野市指定有形文化財に指定されています。
その他にも、一光三尊阿弥陀如来像(室町時代初期、中尊阿弥陀如来像は像高55㎝、脇侍像高35㎝)と羯磨金剛(室町時代中期)、五鈷鈴(鎌倉時代後期、銅製、全長16.6cm、口径7.4cm)が長野市指定有形文化財に指定されています。本堂は木造平屋建て、入母屋、本瓦葺き、妻入り、桁行3間、正面1間軒唐破風向拝付き、外壁は極彩色に彩られています。
Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
R3.7.25
住所: 長野県長野市長野475
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