辻川山公園(福崎町)
たくさんの妖怪の像が設置されている辻川山公園
2021年09月26日
民俗学の父と呼ばれている「柳田国男」の出身地、福崎町にはカッパをはじめとした妖怪に会えるスポットが点在しています。辻川山公園はその一つで公園内にはたくさんの妖怪の像が設置されていて、中には動いたりするものもあります。
河童の妖怪は、福崎町出身の民俗学者・柳田國男が幼い頃を過ごした福崎町辻川での暮らしぶりなど、自身の人生を回顧して書いた著書『故郷七十年』に登場する、市川の駒ヶ岩の河童のガタロがモチーフになっています。河童の兄弟の兄。お皿が乾き動けなくなり、池のほとりで固まっていますが、弟のガジロウ池の中にいて時々、水中から顔を出します。9:00〜17:00の0分・15分・30分・45分に水中から飛び出てきます。(※6~9月は18:00まで)
妖怪小屋の逆さ天狗は、地上3mの位置につくられた気味悪い小屋から、扉のきしむ音とともに逆さまになった天狗が飛び出してきます。
手には大好物のもちむぎどら焼きを持っています。
9:05~17:05の毎時5分・20分・35分・50分に小屋から飛び出てきます。(※6~9月は18:05まで)
その他、妖怪ベンチ「油すまし」や、2014年から2018年まで、柳田國男生誕の地「福崎町」で開催された【全国妖怪造形コンテスト】の一般部門において最優秀作品賞に輝いた作品を大型FRP像として辻川山公園に設置しています。
その他、福崎町出身の民俗学者・柳田國男の生家や柳田國男にまつわる記念館、明治時代の洋風建築を残す歴史民俗資料館、鈴の森神社と北野天満宮を結ぶ学問成就の道もあり、辻川山山頂には見晴らしのいい展望台もあります。
Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
R3.9.12
住所: 兵庫県神崎郡福崎町西田原
関連リンク
地図
関連情報