富山市民俗民芸村 民俗資料館(富山市)
富山市山田中村(旧山田村)にあった谷浦家住宅を移築・民俗資料館
2022年08月11日
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呉羽丘陵は、富山平野の中央を南北に走る緑豊かな自然の里であるとともに、多くの史跡があります。
富山市民俗民芸村は呉羽丘陵の安養坊に学習と憩いの一体化を願って開かれました。
昭和40(1965)年に民芸館を開館、その後民芸合掌館、民俗資料館、考古資料館を設置し昭和54(1979)年11月には、市制90周年を記念し、これらを一つの文化集落として、富山市民俗民芸村と命名されました。
その後、陶芸館、茶室円山庵、売薬資料館、管理センターが設置され、平成元(1989)年10月、市制100周年を記念し篁牛人美術館を開館、平成13(2001)年11月には売薬資料館別館(旧密田家土蔵)が併設されました。
民俗資料館は、富山市周辺の民俗資料を収集・保存・展示するために昭和49(1974)年に開館されました。
資料館として移築されたのは、富山市山田中村(旧山田村)にあった谷浦家住宅で、移築時に一部を改築しました。谷浦家は江戸時代後期に建てられた、茅かや葺ぶき・寄棟合掌造りの農家です。茅葺・寄棟・合掌組の山間部の民家です。基本的な屋根の形は四方に屋根が葺いてある寄棟ですが、妻側を切り上げ、切破風の窓が設けられています。旧山田村の一部ではこの屋根の形を「ウグイス造り」と呼んでいます。
収蔵資料は、衣・食・住を中心とする生活用具、農耕や養蚕などの生産用具、祭礼用具など約1,700点あります。
常設展示では1階に生活用具や祭礼用具、中2階、アマ(屋根裏)には各種生産の用具などを展示しています。
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 年末年始(12月28日~1月4日)、臨時休館日あり
観覧料 1館100円 全館530円 高校生以下無料
Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
R4.7.18
住所: 富山県富山市安養坊56-1
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