SoftBankのCMの白戸家「親孝行」編で舞台となり、登録文化財に指定されている福井鉄道北府駅
2022年08月26日
福井鉄道北府駅(きたごえき)は大正13(1924)年に福武電気鉄道の武生新駅(現在の越前武生駅)から兵営駅(現在の神明駅)間の開業に伴いの西武生駅として開業しました。
昭和20(1945)年8月1日、福武電気鉄道株式会社と鯖浦電気鉄道株式会社が合併し、福井鉄道株式会社が設立され、福武線の駅となりました。
平成2(1990)年5月17日、無人駅となりました。
平成22(2010)年3月25日、駅名を北府駅に改称しました。ちなみに昭和56(1981)年4月1日、社武生から粟田部間の廃止により全線廃止となった南越線にも北府(きたごう)駅がありましたが、場所も読み方も異なります。
大正時代の雰囲気を残す建物は、平成22(2010)年に携帯電話会社SoftBankのCMの白戸家「親孝行」編で当駅が舞台となのCM撮影場所にも選ばれ話題になりました。
その後、駅舎改修が老朽化のため改修され、レトロな佇まいと駅の機能性を両立した新駅舎が平成24(2012)年3月24日に誕生し、平成25(2013)年12月24日国の登録有形文化財の指定を受けました。
更に、平成27(2015)年11月17日、北府駅構内の車両工場が登録有形文化財として登録されました。
駅舎内のギャラリーには福井鉄道の沿革や貴重な鉄道関連資料が約120点展示され、地域住民による「北府駅を愛する会」のイベントも開催されています。
Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
R4.8.20
住所: 福井県越前市北府2丁目4