雲上の桜(池田町)
樹齢500年と推定される雲上の桜
2023年04月14日
赤坂より中山道を分かれ池野追分から杉野への渡しへ至る道は、谷汲山華厳寺へ至る古くからの巡礼街道です。護法山毘沙門院は、この街道沿いに少し奥まって建っています。
寺伝によれば元文4(1739)年、当時池田野新田の開発に当たっていた宮田吉左衛門が開発途中毘沙門天の銅像を発見、堂舎を建立して自らの菩提寺としたといいます。
池田野新田〔明治9(1876)年池野と改称〕は加納宿の宮田吉左ヱ門外2名にて開発され、延享2(1745)年に検知を受けた新田です。
当時池田野は、やや土地が高いせいか水の便が悪く、ほとんどが雑木林でした。
護法山毘沙門院には池田野新田を開発する際に、発掘された、毘沙門天の銅像が安置されています。
樹齢500年と推定されるこの「雲上の桜」はそれ以前に根付いていたものとされています。樹高10m、枝下高3.5m、胸高周囲3m、枝張り東西15m、南北15mと県下でも希なエドヒガン系しだれ桜の大木です。
この桜には逸話があり、それは白蛇がついていると言い伝えられてきました。
私たちはこの老い桜に寄りつき難い神秘さを感じずにはいられません。
平成8(1996)年4月満開時には花をつけた枝が入道雲のように見えるところから、保存会のメンバーによって「雲上の桜」と命名され9月に池田町天然記念物に指定されました。
Photo Canon EOS 5D MarkIV
R5.4.1
住所: 岐阜県揖斐郡池田町池野112
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