早稲田大学大隈記念講堂（東京都新宿区）

早稲田大学大隈記念講堂は早稲田大学早稲田キャンパスに所在するチューダー・ゴシック様式の講堂で、略称は大隈講堂といいます。
大正11（1922）年、大隈重信が逝去し、記念講堂の建設が行われることになりました。
渋沢栄一などから多額の寄付金を受け、建築学科の佐藤功一、内藤多仲（構造学）、佐藤武夫（音響工学の先駆者）らが設計に当たり、戸田組（現・戸田建設）の施工により大正15（1926）年2月に着工、昭和2（1927）年10月20日に竣工しました。
平成11（1999）年、東京都選定歴史的建造物になりました。
平成18（2006）年から平成19（2007）年にかけて再生工事が行われ、マネスク様式を基調としてゴシック様式を加味した我が国近代の折衷主義建築の優品として、高い価値があることから平成19（2007）年重要文化財に指定されました。

Photo　Canon EOS 5D Mark Ⅳ
R5.9.17
住所: 東京都新宿区戸塚町１−１０４