肥後細川庭園（文京区）

肥後細川庭園は、目白台の台地（関口台地）の自然景観を活かした池泉回遊式庭園です。
この公園周辺は、江戸中期以降は旗本の邸地になり、江戸末期には、徳川御三卿のひとつ清水家の下屋敷となり、のち一橋家の下屋敷に転じ、幕末には肥後熊本54万石の細川家の下屋敷、抱屋敷になり、明治15（1882）年には細川家の本邸（現在の目白台運動公園敷地）となりました。
第二次世界大戦後、数度にわたって所有者が変わり、その後は東京都が買収し昭和36（1965）年に「新江戸川公園」として開園し、昭和50（1975）年に文京区に移管されました。平成29（2047）年3月に「肥後細川庭園」に名称変更しました。
松聲閣（しょうせいかく）は、旧熊本藩細川家下屋敷のあったこの地で、細川家の学問所として使用されていたようで、大正時代の建造物です。歴史性を活かした整備工事等を行い、平成28（2016）年1月16日（土曜日）にリニューアルオープンしました。
（現地説明板などより）
開園時間
　2月～10月　9:00～17:00（入園は16:30まで）
11月～1月 16:30（入園は16:00まで）
　※松聲閣の集会室利用は9:00～21:00
入園料　　無料　
休園日　　12月28日〜1月4日

Photo　Canon EOS 5D Mark Ⅳ
R5.9.17
住所: 東京都文京区目白台１丁目１−２２