神戸税関(神戸市中央区)
近代化産業遺産に認定されている神戸税関
2024年03月04日
神戸税関の歴史は慶応3(1868)年の兵庫港開港にともなって徳川幕府が1月1日に開設した兵庫運上所に始まります。
2月27日、新政府により神戸運上所に改称され、明治6(1873)年1月4日、神戸税関に改称、同年12月に初代庁舎が竣工しました。
大正11(1922)年、火災で焼失したため、2代目の庁舎として現在の神戸税関本関の母体となる旧本館は、昭和2(1926)年に大蔵省営繕部が建設し、昭和3(1927)年3月、2代目の庁舎として竣工しました。
当時流行していたセセッション式を取り入れた名建築で建物正面には3面に時計がある8階建の塔屋がそびえ、海上や港で働く人から見える港のシンボルとして親しまれました。
70年弱を経た平成6(1994)年に建て替えが決定しましたが、市民から存続を願う要望があり、大部分を保存する計画に見直されました。
旧本館は4階建・ロ字型の建物で、中央部は2層吹き抜けの2階建でしたが、中央部と西側を撤去。コ字型になった建物の両サイドを延長する形で新館を増築し平成10(1998)年11月、3代目庁舎が竣工しました。
平成19(2007)年には「商業貿易港として発展し続ける神戸港の歩みを物語る近代的産業遺産群」のストーリーの構成遺産として「近代化産業遺産」に認定されました。
神戸税関広報展示室では、税関の役割や歴史の紹介、密輸の手口や日本に持ち込めないコピー商品、ワシントン条約該当物品などの展示、金属探知機の体験などをしていただけます。
また、映画やドラマの撮影スポットとなっている旧館エントランスや中庭の見学もできます。
令和6(2024)年1月の神戸ルミナリエの開催時期にあわせて中庭及び広報展示室を夜間に特別公開されていたので訪れてみました。
営業時間 平日の8:30~17:00
定休日 土・日曜日、祝日、年末年始
入館料 無料
Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
R6.1.20
住所: 兵庫県神戸市中央区新港町12番1号
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