藤田美術館・旧藤田邸庭園〔藤田邸跡公園〕(大阪市都島区)
東洋古美術を中心とした美術館・藤田美術館・旧藤田邸庭園〔藤田邸跡公園〕
2024年07月31日
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藤田美術館は、大阪市都島区網島町にある、東洋古美術を中心とした美術館です。
コレクションは、明治時代に活躍した実業家、藤田傳三郎と、息子の平太郎、徳次郎によって築かれました。
明治雑新後、廃仏毀釈や西洋文化の導入による急激な社会変化のなか、日本の古美術は流出・廃棄されていきました。
この危規的状況をいた三郎は、散途を防ぐために仏教美術をはじめとする古美術の蒐集を精力的に行いました。
さらに能楽、茶道、協曲など日本文化への造詣を深め、茶道具や能装束などのコレクションも充実させました。邸宅内には能舞台や数多くの茶室をしつらえ、自ら楽しんだといいます。美術品蒐集は息子の平太郎、徳次郎らに引継がれ、藤田美術館の礎となりました。
「これらの国の宝は一個人の私有物として秘蔵するべきではない。広く世に公開し、同好の友とよろこびを分かち、また、その道の研究者のための資料として活用してほしい」と、昭和29(1954)年に藤田美術館が開館しました。
開館から平成29(2017)年6月11日の一時閉館までの藤田美術館の建物は、明治から大正時代にかけて建てられた藤田家邸宅の蔵を改装し、展示室として再利用したものでした。
邸宅のほとんどを焼失した昭和20(1945)年の大阪大空襲で幸いにも延焼を免れ、中に収められていた美術品を守り抜いた蔵でもありました。
平成29(2017)年6月12日から、施設建て替えにより長期休館し、令和4(2022)年4月1日、再オープンしました。100年以上にわたり美術品を守ってきた旧建物の部材を随所に再利用し、歴史ある蔵の面影を感じさせつつ、白い大庇とガラスの壁面が特徴的なモダン建築へと生まれまわりました。
藤田美術館では、絵画、書、仏教美術、古代の青銅器、漆器、染織、茶道具など、約2,000件の美術品を所蔵。その中には、「国宝 曜変天目茶碗」「国宝 紫式部日記絵詞」や「重文 木造地蔵菩薩立像」など、9件の国宝と53件の重要文化財が含まれています。
藤田美術館には「あみじま茶屋」が併設されており、お団子と本格的な日本茶が頂けます。
隣接する約16,000㎡に及ぶ緑豊かな都市公園「旧藤田邸庭園(藤田邸跡公園)は美術館を創設した藤田傳三郎の大邸宅の跡地です。17世紀後半頃に建てられた多宝塔(旧高野山光臺院多宝塔)も観ることができます。
開館時間 10:00~18:00
休館日 12/29~1/5
入館料 1,000 円 19歳以下無料
Photo Apple iPhone 13 PRO
R6.7.27
住所: 大阪府大阪市都島区網島町10-32
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