丹波市立氷上回廊水分れフィールドミュージアム(丹波市〔旧氷上町〕)
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丹波市立氷上回廊水分れフィールドミュージアムは、標高わずか95mという、日本一低い谷中中央分水界にある公園である水分れ公園内にある資料館です。昭和63(1988)年に開館した水分れ資料館が令和3年3月20日令和3(2021)年3月20日にリニューアルオープンし、地域特有の自然の多様性や豊かな文化、歴史を次世代に継承し、理解を深めることを目的としています。
水分れ公園は、一方は由良川を経て日本海へ向かい、もう一方は加古川を経て瀬戸内海に注いでおり、「日本海へ70km」「瀬戸内海へ70km」の標識が立っています。分水界というのは2つ以上の川の流れが反対方向に分かれる境界のことで、山の稜線などにあることが多く、標高100m足らずの地点にあるのはとてもめずらしいそうです。
ミュージアムの1階の水分れロビーでは、氷上回廊の地形について学ぶことができます。最初に皆さんを迎える展示は、プロジェクションマッピングによって投影された博物館周辺の地形をキネティックサンドで再現するものです。河川や地理の専門家集団による監修によって製作された、科学の粋が結集された展示となっています。
1階の展示室内では、大きなスクリーンに氷上回廊を空中散歩しているような様子が映し出される「氷上回廊空中散歩」や日本初!の凸凹の地球儀や日本列島の模型が展示されている「地球は凸凹(でこぼこ)」、氷上回廊がどれだけのキセキでなりたっているのかを、「河川争奪」、「気候」などのキーワードから読み解く『氷上回廊の「キセキ」』、「氷上回廊のいきもの」や「氷上回廊の歴史」を紹介しています。
2階の交流ギャラリーでは、「ミュージアムボックス」という体験型のツールを数多く用意しています。舟運すごろくやいきものかるたで氷上回廊のことを学習できます。また、年に3~4回の企画展や特別展を開催しています。
開館時間 10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌平日)、12月29日~1月3日
入館料 大人210円(団体100円)、小・中学生100円(団体50円)
Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
R7.2.23
住所: 兵庫県丹波市氷上町石生1155
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