大崎寺(高島市〔旧マキノ町〕)
大崎観音の名で親しまれている大崎寺
2025年04月28日
大崎寺は、山号は石立山、真言宗智山派の寺院です。
近江西国9番の札所で、俗に「大崎観音」の名で親しまれています。
奈良時代、文武天皇の時代に泰澄によって開基され、本尊十一面千手観世音菩薩は泰澄の作と伝えられています。境内の千貫松・弁天松(と呼ばれる老松、春には美しい桜が見事な景観を作り出します。
「石立の山をしるべに法の道、仰ぎに近い大崎の寺」と御詠歌に詠まれたとおり、県道西浅井マキノ線の第一トンネルの手前の石段を登ったところに、朱塗りの本堂や阿弥陀堂などが立っています。
本堂右手にある阿弥陀堂は、安土城落城のときの血が付いた城材をそのまま利用して天井を貼っているので、「安土の血天井」として知られています。
天正10(1582)年6月2日払暁、明智光券が主君織田信長を京都本能寺に殺害した後、信長の居城安土城を攻めました。その際に城を守っていた蒲生賢秀は変を知るや信長の夫人、幼児らを奉じて日野城に難を避けましたが、装撃の目的が達せられなかった光秀はせめて金銀なりとも奪って家臣に与えようとしたため、攻撃は惨を極め、城に居留っていた信長の家臣は、皆奮戦ののち切腹して果ててしまいました。
天正晩年、豊臣秀吉が、このとき戦死した人々の菩提を弔うためその忠血で彩られた城材をもって大崎観音堂の修繕に充て、大に法要を営みました。これが安士の血天井と呼ばれ、昭和41(1966)年の観音堂改修に際し本阿弥陀堂に移きれたものですが今も梅雨期には、血痕が港み出し、その痕跡が現われると云われています。
本堂前の展望台から眺める琵琶湖は絶景です。。また、西近江七福神の毘沙門天が祀られています。
Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
R7.4.12
住所: 滋賀県高島市マキノ町海津128
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