皇居〔江戸城〕・桔梗門〔内桜田門〕（千代田区）

皇居参観者や勤労奉仕の人たちの出入りする門で、「内桜田門」とも呼ばれます。
桔梗門の正式名は、外桜田門と対をなして内桜田門ですが、昔この門の瓦に太田道灌の家紋の「桔梗」がついていたため桔梗門の名前がついたそうです。
本丸へ向かう際には、大手門と並ぶ登下城の門でした。そのため、門の警護は譜代でも6～7万石の大名があたっていました。
門は慶長19（1614）年に造られたもので、桔梗濠沿いの石垣も元和6（1620）年に造てられています。現在も手前の高麗門と右手の渡櫓門(やぐらもん)からなる枡形門が残っています。

Photo Canon EOS 30D
H18.7.20
住所: 東京都千代田区千代田１−１