宝泉寺（日野市）

宝泉寺は、山号は如意山、臨済宗の寺院です。
創立は元徳年間（1330年頃）で、開祖は鎌倉建長寺の曇芳同応大和尚、当初は姥久保（現新町、中央高速が通るあたり）にありましたが、火災にあい、その後、現在の地に再建されたといわれています。
旧甲州街道に面した山門は六脚ひのき造り、多数の檀家と近郊の有力者によって嘉永6（1853）年に建てらたものです。
本堂は、平成13（2001）年5月に新築落慶し、境内も整備し直されました。
境内の墓地には新選組六番隊隊長井上源三郎（戒名　誠願元忠居士）とその甥泰助の墓があります。
また、「新選組副長助勤井上源三郎」と刻まれた顕彰碑もあります。
井上源三郎は鳥羽伏見の戦いの時、淀千両松で戦死したが、甥の泰助は11歳ながら参戦し、井上の首を近くの寺の門前に埋めました。

JR日野駅下車すぐ

H18.7.21
Photo Canon EOS M3
H27.10.18（写真差し替え）
住所: 東京都日野市日野本町3-6-9