ソフトランディングの結果オーライであれば、全く記事にする意向はありませんでしたが、対応開始に提示された条件に対して、時間経過とともに対応状況が改善するどころか悪化して最悪の結果となったために、後に他の方が同様の被害に遭わない様に、事例の参考として投稿することとしました。
『年に一回の誕生月のバースデーパスポートが配布されず、如何にしてもカード利用復旧のための『信用審査』が不可避となって、当年のパスポートの権利回復が不能な極めて残念な状況となります』(生い先の短い高齢者にとって『楽しみにしていたチャンスが翌年』とは極めて酷なものです)
そもそもの発端は引き落とし口座の変更運用の大矛盾にあり、その様な企てを起こさなければ上記の様な事態にはならないのですが、その企てに関連するその他の運用にも複数の問題があり、かつ確実性の高いフェイルセーフな運用には全くなっていないが故に陥るリスクが極めて高いという問題を孕んでいます。
(1) まず、口座変更手続きオンラインとか紙面提出にしても、完全なワンストップな運用になっていれば、ほぼほぼ問題は起こらないところ、楽天銀行とかいった金融機関への変更は、オンラインのダイレクトなリンク手続き等になっておらず、入口が時代錯誤な旧態依然とした紙面提出となっているだけで無く、こういったアナログ手続きの後に金融機関側から送信されるメールのリンクを送信から13日以内にクリックして承認する運用になっています。
ところが、書面を送付してもらうところに遅れがあることには目をつぶるとしても、昨今『働き方改革』と称して配達の遅れが常態化した日本郵便の配達をシングルないしはダブルで被った場合には、イオン側の仕掛かりを3日とすれば、金融機関への到着までには10日近い遅れが生じ、『13日リミット』と言われても、いつ送られるかがほとんど読めなくなり、受信メールが多い場合にはほぼリアルタイムで処理する二段階認証の如く待ち受けられるはずも無く、電話での連絡もあるとかでも無い限り、見過ごされる可能性が極めて高くなります。
(2) 次に、この見落としが起こっても、形式的に受け付けられずに無効になり、イオンクレジットサービス側から完全な再提出を求められます。
確かに、ユーザ側が見落としたという負い目はあるものの、いわゆる書類不備でその初回の処理を何とかリカバリするでも無く、完全な再提出を要求するという標準ルーチンは極めて脳がありません。
二度目以降も見過ごしてしまった場合もこの繰り返しで、全く脳がありません。
(3) そうこうしているうちに最大の運用問題(私は『運用欠陥』と思います)があり、それは引き落とし口座の変更を提出すると、変更が完了していることを確認すること無く、元の引き落とし口座の引き落としを強制的に停止してしまうという、社会通念上の常識からすると考えられない運用となっているのです。
すなわち、上記(1)(2)で手続きが完了が遅延していると、イオンクレジットサービス都合?で勝手に元口座での引き落としを停止させてしまうため、ユーザの意図せぬところで未払いにさせられるのです。
まさか?の『晴天の霹靂』な運用なのです。
誰がその様な運用を求めるでしょうか?
よほどか預け入れ残高がカツカツで切り替え手続き中に不渡りを出しかねない方ぐらいではないかと思います。
(4) まさか(3)の様な運用で未払いになっているなど、露ぞ思わず時間のみが経過して行きます。
朱書きの様な事態が生じるなら、受け取って見落とすことが無いくらいの見かけ『督促状』を送るなり、内容証明郵便を送るなり、頻繁な電話連絡を行うなりすべきところ、紛らわしい封書による請求書送付を送るのみで、携帯電話に連絡を入れた?というものの、履歴を確認すると、リミットの2日前にほぼワン切り?と思われる極めて短い1回のみ、しかも電話帳登録の無い悪名高いナビダイヤルからなのです。
今時分、賢明なれば誰がその様な番号に折り返しかけるでしょうか?
とにかく、当方が明確に認識した郵送物は『口座変更手続きの不振』のみであり、その他利用金額によるWAONポイントは全く正常に付与され続けますので、本当に『まさか?』なのです。
昨今、大手都銀も通帳レスの方向、かつ店舗、ATM閉鎖等で記帳が漏れ気味になると、一括大量記帳でこの様な『まさか?』の引き落とし停止にも気付きにくなります。
(5) 気付いたのは、ある日を境にカードが店舗で利用できなくなっていることからです。
しかし、その使えなくなった端末のメッセージが完全なトンチンカン。
ICカード利用で『カードが認識できません』です。
よくある『接触不良』と全く同一なのです。
当然、繰り返しても結果は同じ。
これは困ったと店舗の方にサービスモード的なメニューで確認してもらったところ、『承認番号を取ってください』と出たものの、電話連絡しても『原因不明で承認番号は取れない』と言うのです。
この手の状況で毎度思うことは、ユーザにも店員にも何も類推が付かない状況は本当に困ります。
今回の様に、全くトンチンカンとかナンセンスとか、言語道断な状況と思います。
(6) こうなって来ることで初めて、まさかとは思うが引き落とし口座の変更に絡んで起こっているのではないか?と気付く訳ですが、正直、この時点でもまさか旧口座の引き落としが停止されているとは思いも及ばない訳です。
常識的な解釈として、引き落とし口座変更に手間取っている場合でも旧口座からの引き落としが行われて、単に手続きが遅れるのみであろうと思い疑わないからです。
(7) カード利用が出来なくなった翌日の24日に確認の電話を入れると、引き落としが停止され未払い扱いになっているという晴天の霹靂と言うか、まさに『寝耳に水』の状況を知ります。
当然、支払うべき金額が引き落とされていないのは即刻支払うべきと考え、未払い分とその翌月の口座引き落としの再開に間に合わない分を電話中に即刻オンラインで支払いました。
当然、来月2日の分まで一括で支払うことにより、セキュリティロック的な解除を行なってもらえると思って入金したものです。
(8) そこで、「『信用審査』が入るので時間がかかり、いつ復旧するかわからない」と言い出すのです。
当方が引き落としが行われず未払いになっていることを認識できていなかったということはあるものの、引き落とし口座の変更が滞っている場合に会社都合の運用で元の口座での引き落としを停止して未払い状態にしてしまうのは、そもそも会社の収益的に見てもマイナスである考え難い常識外れな欠陥運用とも言える状況(未払いを生じさせたのは明らかにイオンクレジットサービスの愚策によるところが大きくユーザに責は無い)であると考えられることから、一刻も早い復旧をお願いし、少なくとも来たる来月2日までの入金を行えば、『信用審査』は開始されると告知されました。
来月が誕生月でバースデーパスポートが間に合うであろうことから、やれやれです。
(9) ところが、27日になって電話が入り、再来月引き落としの残債まで支払わないと(債務ゼロ)にしないと審査が開始出来ないと運用を訂正して来る始末。。。
充分に引き落としに間に合う最新の利用金額まで前倒して支払わないと信用審査を行わないと言うのは、悪質なユーザであるという解釈している、かつクレジットサービス会社の非は一切認めないということに他なりません。
「それならいったいどれだけ優先的に審査が進むと言うのか?」と問い詰めると、「正確に申し上げることはできない、最悪再来月の引き落とし日から審査が開始するとすれば、早くて再来月の中旬以降か何某か」とか。。。
全く話になりません。
翌月に必要な年一回のバースデーパスポートが受け取れないどころか、マンスリーパスポートが受け取れる最短でさえ、それより2か月後とかになるということですから。
これがゴールド会員の株主に対する正当な待遇なのでしょうか?
これほどの問題点を孕んでいるにも関わらず、「今までこうやって来ていますから」と免責を主張するのみで、全く業務改善して来なかったという自浄能力の無さは、今風に言うとやはりイオン等もビッグモーターと質的に同じということなのかと思ってしまいます。
こういったことが『業績評価主義』から来る結果であるなら、『百害あって一理無し』であり、今後の日本企業の付加価値生産能力の回復などは望みうべきも無いでしょう。
かつて日本が強かった時代は、この様なケースは柔軟に理不尽さが無い様に対応が為されたものです。
とにかく、待てば待つだけ柔軟性を欠いた残念な劣化提案しかして来ないイオンクレジットサービスには辟易としていますので、皆さまもこの様なことにならない様に、引き落とし口座の変更にはくれぐれもご注意された方がよろしいかと思います。
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2023/07/29 23:54:24