今回は、また老いぼれジジイのボヤキです。
あくまでも個人的な意見なので、聞き流してもらって結構です(^_^;)
ここ何年前からだろうか?最近のドライバーの運転スキルが、かなり低いレベル(下手)に
なっているのが目につきます。
その一番分かりやすいのが右折時のショートカット走行です。
下の図を見てください。
これは、道路交通法第34条2項で定めている、右折方法です。
この右折方法を遵守している運転者は、片側2車線以上の大きな交差点では
ほぼ80%位いるかなと思います。
しかし、住宅地などの狭い2車線道路になると、話は変わってきます。
特にT字路になると、ほぼ70%位の方は下図のような右折をしてます。
通称、早廻り右折と言うようです。
解りやすく言えば「アウトインアウト」走法です。
これをすると、上の図の右から来た対向車が、そのまま直進してきた場合、
右折車の右側面に接触する危険性が有ると言うことです。
更に、道路交通法第34条2項の違反になると言うことです。
何故、こういう右折をするのか?
私が思うに、今の車は全ての操作が軽すぎるから、ハンドル操作も緩慢になっていると思われます。
「ほんの少し力を入れればハンドルは回るし車は向きを変える。」
これが根底にあるからだと思います。
要は、ハンドルの切り込み角度を全然意識してないから、両手で回せる範囲で曲がればいいという誤認をしていると思います。
今の車は、余りにもドライバーに甘い作りになっていると思います。
運転操作が楽だから、足腰がヨタヨタの高齢者でも運転できる事が、
アクセルの踏み違いの事故を頻発させ。
AT化で、アクセル踏めば誰でも高速度まで出せる。
指先でハンドル操作もできる程軽い為、舵角コントロールが雑。
言い出せばきりが無いほど、酷い状態だと思います。
私ごとですが、48年前に乗っていた「だるまセリカGT」は、MT車で今の強化クラッチ並みにクラッチが重く、パワステも無し、ロックツーロック4回転のステアリングという仕様でした。
そんな車でも、ドライビングスキルを上げるために、峠道などを常に走ってました。
当然操作力は必要ですが、それが漫然とコーナリングしたりブレーキングをする事を許してくれません。また、適切なギアを選ばないと失速したりします。
皆さんは、ステアリングのロックツーロックの操作を練習したことが有りますか?
車を4~5km/h位で動かし、片側のロックから逆側のロックまで素早く回す練習です。
これを練習すると、舵角のコントロールが良く分かってきます。
その頃から今までの運転ポリシーは、68才になっても全く変わっていません。
確かに、今のアルテッツァはセリカに比べれば操作系は軽くなってますが、その分サーキットランが可能なレベルにしてありますので、全くノーマルのアルテッツァとは一線を画すレベルです。
長々とボヤキに付合いありがとうございました。
Posted at 2022/05/29 22:03:37 | |
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