目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
自動車メンテナスの基本とも言えるLLCの交換。
特殊な工具もいらないし手順さえわかってれば悪戦苦闘することもなくのんびりと出来る作業。
この車を買った時点でラージエーターは全取替後でまだまだ大丈夫なはずなのですが、LLC液が赤色で劣化判断がしにくいのとこれから夏になるしいっそのこと取っ換えてしまおうと思い立った。
買ってから1万は走ってるし早いに越したことは無い。
ぐぐってみると人にやってやり方が違うので自信のない方はやっぱりプロに任せた方がいい。
2
メーカーやサイズ、水が既に混入済みなのと沢山の種類があるのだけれどもどれも同じだと思う。
ただ赤色の方が物によってはハイクオリティだったり、トヨタの純正は赤LLCなのだが劣化してもわかりにくいし緑→茶色ならすぐに分かるので緑色タイプのを買うことにした。
25万キロまで耐久!!とか書いてあるのもあったけどさすがにそれは無理だろ…せいぜい4万
今回はモータースポーツ界の定番カストロールの現役1Lタイプを購入。
そしてその横は、洗浄剤。
3
基本トヨタ車は前から見て左下にドレンがあるのでひねって開ける。
この時走行後等だったりすると熱いLLCが吹き出てくるので要注意。
アンダーカバーに穴が開いているので、バケツやトレーを用意しそのまま下のバケツに垂れ流す。
キャップを取ってしまうと直下に垂れず、放射線を描きながら垂れてしまうので、キャップは取れないくらいに緩めるのがベタ。
しばらく流れるまで放置する。この時キャップを開けると出る勢いが増す。
4
古いLLC液。 約2.2L排出された。
元が赤と考えるとそこまで悪くない?
リザーバータンクにも冷却液が入っていると思うのでそちらも流し出す。
この時リザーバータンクの其処にはゴミ等が溜まっている場合があるので取り外してキレイに洗う。
5
再びドレンキャップを閉めて先ほどの洗浄液を流し入れる。
そして水をいっぱいまで入れる。
リザーバータンクには半分くらいまで水を入れておいたほうがいい。
でないとエアを噛んでしまい最悪エンジンが焼きつく
そしてエンジンを掛けて10分ほどアイドリングさせておく
この時ヒーター温度はMAXにする(風量は適当)
時折アクセルを吹かす
6
さっきと同じ手順で洗浄液入り水を排出し、今度は水だけをいっぱいまで入れて洗浄する。
完璧に洗浄するのは気が遠くなるので1回か2回でよい。
そしてさっきと同じ様にエンジンを掛ける。
7
水を排出したら、バケツを用意し原液と水を入れる。
LLCは水と最低3/7の割合で混ぜ入れるが、地域や車によっては濃度を濃くする必要がある。
ただ6割以上入れるのはよろしくないみたいだ。
割合がわからない場合は、排出された古い原液の容量を予め測っておき計算するのが良いだろう(私の場合2.2Lだったので、最低660cc程の原液)
どの割合にするかは個人判断。
基本一般車ならターボ車や大型ラージエーターが装備されていない限り1回の交換に1L原液で十分だろう。
8
ドレンコックがしまってるのを確認し新しいLLC液を流し入れ、リザーバータンクにも同割合のLLCを半分くらいまで入れる。
そしてエンジンを掛けてしばらくアイドリングさせてエア抜きをする。
このときアクセルを吹かしたりすると噴き出ることがあるので注意しつつ丁寧にアクセルを吹かす。
見ていると原液が段々混ざっていく様子がわかり徐々に緑色になっていく。
白く泡が出てくることもあるがそのままでいい。
10分くらいである程度抜けるのでキャップを閉めて軽くテスト走行へ行き、水漏れと容量を確認する。
エア抜きが完璧でなければ減っているので水を足して完了。
古い原液の処分は原液自体有害なので大容量を流し捨てるのはあまりよろしくない。
空きボトルなどに貯めて工場やDへ持って行き処分してもらおう。
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