
NVRとPoEについて近年うつらうつらやっていたことで
NVRのコンポネントを自作するにあたりそうであったのねという内容を覚書です
CISCO製品を日常扱っている方なら日常でしょうが
CISCOのIP電話はPoE機器なので使用されているアダプタは48V,1Aとかいうスペックです
そしてこれがまあ結構壊れるんですよね
保守系等ならメーカーが交換しますから意識しないですが
金のない根性系統なのでちょっと努力してしまうんですよね
そして直面するのですねその問題に
「日本国内で48Vの汎用アダプタは(正規製品で)ほぼ販売されていない」
よくよく考えると合点は行くのですよね
36Vを超える電圧の配線は電気工事士以上の免許所持者でなければ配置できないから
48Vのアダプタを大手を振って販売することがはばかられるという国内事情があると思いました
電気工事士の試験でインタホンの配線は電圧が36V以下だから素人でも可
みたいな出題内容がよくあります
このあたりコンセントは100Vだからプラグに刺すのは制限できないし制限したところで利便性が激しく損なわれるのでパスされているだけで
本来配電というものはシビアなんだぞということの裏返しでもあります
電圧より電流のが重要なんですがそれはそれとしてということで
一般的なノートパソコンのアダプタが大体20Vですよねえ4.5Aぐらいで
あとその他PSEとかのからみもあるかとは思います
外国って200Vの国もありますしちょっとアホなので出力に対しては寛容なのですね
舐めているとも言います
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ちょっと遠回りしましたがそういうことで
NVR機器はPoE機器なので入力電圧が48~52Vのアダプタを使用するわけです
バラで買っても仕方がないので
とりあえずNVRをもう1台買いました
こんな感じです
PoEハブから中央ボードが給電されているものが構成上好ましく
中国本土でもあまり存在するタイプではありません
なので日本のAMAZONで転売している業者もいません
カメラを接続して動作テスト
こんな感じですね
精度がまたまた不明
とにかくスペック詐欺が多いからな中華
画角は各々で3.6mmと6mmだと思われ
見てのとおりですが中央ボードはASECAMです
NVR筐体は2台目ですね
中央ボードは3枚目ですが
下側が現在実運用しているNVRで上側が今回購入したもの
説明からうっすら読み取れるかと思いますが
内部のコンポネントは中国全土共通部品みたいなものです
下側は中央ボードがゴミだったため一度それのみ他社製に交換しています
過去記事がどこかにありますが
ここからが本題なのですがこの中国汎用筐体をそのまま使用することに不満があるわけです
・熱の処理 (これも前回記事にしていますが)
純正状態でノーファンなので筐体に熱がこもるのがいやです狭いです
なので前回は40㎜ファンを追加しました
・電源アダプタ
PoE給電なので52V2.5Aという中華アダプタを使用するのですがこれが大いに不満なのです
どうしてもデンセイ・ラムダの電源を内蔵で使いたいのです(病気)
左端のこれを買いました
PoE給電部のアダプタ接続部をつぶして直結にしました
これ汚くなってしまったのですが元々のスルーホールのピッチがアダプタ用だったこともあり…
ピッチがVLピッチ(6.2㎜)だったのできれいにコネクタを実装してやろうとしたのですが
色々あってできず
やむを得ず上記のような処理となりました無念
使用する主要部品はこんな感じ
デンセイ・ラムダと言いましたがデンセイ時代は数年で近年は長くTDKラムダといいます
でもなんかデンセイ・ラムダ時代に愛着あるんですよね
大きい部品としてはあとはHDDブラケットとHDD本体です
筐体はこちらを選びました
部品の配置を大まかに決めます
マークして
IOパネルを切り出します
こなれてはきたがこういうのきれいにできる方法ないかな
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Posted at
2023/07/25 00:38:43