
200V電路構築の続きログです
200V20Aエアコンなので電路は2.0VVFケーブルですとりあえず10mで足りるかと
結果的には9mほど必要でしたが
一昔前に比べると銅線は滅茶苦茶高価です
気になる注意書きがこちら
「VVFをステップルで固定するな」と書いてあります
この家固定されまくりなんですがそれは…
私はVVFとLANケーブルは転がし放置派閥です
前報告したとおりの天井裏点検口までVVFを通します
ここまでは言った通り天井裏のスペースが大きいので余裕
急がば回れとはこのこと
アースについては全面アースの一部を切断してここで割り込ませておきます
隔壁穴を拡大して通線します
外壁側の穴じゃないので影響は軽微です
緑はアース線です
この家フルアースを指定したのであちこちにこれがあります
反対側はユニットバスの点検口です
通線ワイヤーを取ります
奥にわずかに見えていますがあれが通線ワイヤーです
ケーブルキャッチャーという工具があるのですが生業ではないので持っていません
なんとかして取ります
ここも一般住宅では天井裏スペースが大きいので使われがちな接続点です
電工はダウンライトの穴を使って途中経路を寄せたりするらしいです
キャッチしたワイヤーをブレーカ裏の引き込み穴に誘導して出します
ブレーカ裏も一般軸組木造住宅では開口が大きい部分の一つです
木造住宅はPSがないので強度確保のため建築時に梁などに必要以上に穴あけしないように最低限にしてあるのが普通です
ブレーカ盤から出ました
主幹を落とさず作業しているので通線ワイヤは絶縁を徹底しています
パナソニック製のブレーカ盤なので
パナソニック製の2P2Eの20Aブレーカを用意します
購入時は100Vの位置です
押し込むと歯の位置が奥側の100Vに接触する位置に移動します
これが
三相単相3線200Vです
3線式が普通なので昔に比べたら楽になったものです
右上の現状グリーンが新設のエアコン専用200Vブレーカです
引き込んだ線を接続します
反対側に200Vコンセントを配置します
壁パテで埋めたのが表題の状態
モノタロウで調達するのですが
カネシンというメーカのL字金具
これが安価で頑丈で使いやすくて木工作業には重宝しています
ユニットバス裏の写真にも写りこんでいましたがこれは業者が使用していたもの
みんなつかってるのね
直観蛍光灯の位置にLED照明器具を代替するために施工図に従って加工を施した開口部です
天吊り木材の干渉する部分を一部カットして釣りボルト(3/8)を出しておきます
もとの固定部を撤去して吊りボルトを出すための横梁を新たに構築しています
代替するLED照明が三菱電機製の直管代替品でバリバリ公共設備とかRC造しか考えていない仕様なため
パイラックとかが前提な感じ
三菱電機製照明器具
元の蛍光灯はオーデリック製でしたが
ここで価格比較すると三菱製のほうがぐっと安かったため採用
定価は40000とかですが入手できるところから入手するとなんか異常に安い
オーデリックの倍安かったです
カタログを見て調べていくと簡単に選定できる感じです
公共工事用の数段階価格なのか
こういうの三菱は後退しているかと思っていましたが設計は8年ぐらい前で
結構そこかしこで採用されているもののようですね
標準の5200LMを選択
元と同じ邪魔にならないへこみ型を購入
こんな感じ
機器の点灯側にアース線接続部があったので(これも公共前提の設計だからかも?)
アース接続線も引き込みました
220幅だが固定部のでっぱりは端っこしかない
二か所の吊りボルトに3/8のナットで釣り固定します
壁に入っているが吊られているような感じでしょうか
施工図には3/8かM10を使えと書いていたのですが建築に関しては
価格がM10は倍以上のスコアですので安価な3/8の全ネジを使用しました
工事完了
スイッチに対する反応性が早く光度も十分でこれはいいものですね
メーカー製LEDも進化したものです
さすが公共設備仕様(駅にめっちゃ設置してある印象)
私見では直管型蛍光灯の直管型LED代替とか要らん事せずに
このタイプへの機器ごと直接代替がトラブルにならずにいいと思います
全国そこかしこの施設でこれをしないといけないはずですが…?
ここでは書きませんでしたが
一般用シーリングライトも代替していてこれにも感じることがあったのでこれもまた書きます
Posted at 2025/04/29 22:37:42 | |
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