写真はデリカのフロントドアスピーカーですが、ここからカーオーディオの世界に引き込まれてきてしまいました。(写真はデッドニング前のもの。なかなか撮影できない場所なので。)
セカンドカーのモコの純正スピーカーは、さすがに如何なる時も頼りなさを拭えないものでしたが、デリカの純正スピーカーは何気にツイーター付きのセパレートタイプで、普通にファミリーカーとして使う分には何ら不満は感じられないものでした。
しかしながら、1人ドライブで、さながらコンサートホール気分で大音量でカーオーディオを楽しむ事を覚えてしまうと、やっぱり純正スピーカーだな、となってしまいます。
せっかくヘッドユニットがALPINE BIG Xで、そこそこいいものなのに、イコライザー等の調整機能も純正スピーカーでは宝の持ち腐れ感が大でした。
そんなところに、運良く展示処分品の社外スピーカーを安く入手できて、前後スピーカーを交換した事で、世界が変わりました。
1年ほど社外スピーカーとBIG Xの組み合わせでカーオーディオを楽しんでいたものの、、、。過去にBP/BLレガシィのマッキントッシュサウンドシステムを経験していたばかりに、徐々に、色々と改善点が気になってきてしまいました。
やはり、サブウーファーやパワーアンプを一度経験してしまうと、幸か不幸か、これらがないと今一つだな、と感じてしまう人間になってしまうようです。苦笑
そんな経緯でカーオーディオ熱が高まってしまい、色々と調べた上で、主にコスパの観点からサブウーファー、パワーアンプを増設しまして、現状は以下の状態となっております。
▪️デリカの現状のオーディオ構成
()内は当時の購入価格
・フロントドアスピーカー
→ KENWOOD KFC-XS1700
(新古9980円)
・スライドドアスピーカー
→ carrozzeria TS-J1710A
(新古7980円)
・センタースピーカー
→ carrozzeria TS-CX900
(中古2500円)
・サブウーファー
→ DynaQuest DQC-800B
(新古14000円)
・ヘッドユニット
→ ALPINE BIG X EX9Z D5(ディーラーOP)
・パワーアンプ
→ ALPINE KTP-600
(新品15660円(P還元4536円!))
・デッドニング
→ reiz trading VELENO
(新品7414円(セール価格))
・ケーブル類
→ 無名の安いやつor純正配線流用
→ バッ直はエーモンの5sq
カーオーディオの沼の奥底から見られると、私などまだまだ沼の水面に足をつけてキャッキャと騒いでいる程度ではあると思いますが、素人なりにお金をかけずに費用対効果の高い改善が図れたのではないかなと自己満足しています。
とはいえ、5ch/11スピーカーシステム(サブウーファーやコアキシャルのツイーターもカウント)に何気になってしまいましたので、4chパワーアンプ1台(およびナビ内蔵アンプ)では少々心許ない感じもあり、パワーアンプの増設が今後の課題(=楽しみ)となっています。
ここからは将来構想(将来妄想?)になります。
パワーアンプは、先日購入したALPINE KTP-600(POTY2020アンプ部門第1位!)が非常にコスパ優秀で、ポイント還元率の高いセール時にこれをもう一台買い足すのが堅実なのですが、もう少しレベルアップを図ってみたいという思いもあります。
D級アンプの中でレベルアップというと、やはりcarrozzeria PRS-D800 (POTY2020アンプ部門第2位!)だと思います。上級への入門機的な位置付けで非常に評判が高く、とても興味深いです。
試聴してみたいですが、カーオーディオ専門店に行くのも敷居が高いので、自分で買ってみるしかないと思っています。
最近はヤフオク、メルカリ、ラクマ、PayPayフリマの各サイトでPRS-D800(および型落ちのPRS-D700)を探すのが日課になっています。笑
ここからは更に妄想になりますが、PRS-D800ほどのアンプを入れると、次はスピーカーのグレードアップを図りたくなってくるはずです。
そうなると、carrozzeria TS-Z132PRSくらいのものを入れてみたいですね。デリカのスピーカーホールはかなり形状が良くなく、Z172PRSだと干渉のためインナーバッフルでのポン付けは不可能と思われ、小径化でのキレの良さも期待してZ132PRSが気になっています。一方で、アウターバッフル化する事でZ172PRSやDIATONE、FOCALなどを入れるのも素敵な方向と思われます。妄想が捗ります。笑
更には、仮にTS-Z132PRSを入れてしまうと、恐らくこれと相性の良いTS-S062PRSというミッドレンジを入れて3way化したくなってきてしまうはずです。
そして、3way化までしてしまうと、パッシブクロスオーバーネットワークでの調整も困難なので、デジタルプロセッサーを導入してデジタルクロスオーバーネットワークでの調整をしたくなってきてしまうはずです。
デジタルプロセッサーはスマホ接続で簡易的に使用できるcarrozzeria DEQ-1000A (POTY2020DSP部門第4位!)がありますが、、、
おそらく、ノートPCで詳細に設定のできるHELIX DSP PRO (POTY2020DSP部門第3位!)あたりが欲しくなってしまうはずです。
そして、デジタルプロセッサーまで使って3wayの調整をうまくはめようとすると、今度は土台となるサブウーファーが気になってきてしまうはずです。
現在気に入っているDQC-800Bはコスパ素晴らしいサブウーファーですが、所詮は定格100Wクラスのお弁当箱タイプのパワードサブウーファーであって、30Hz以下の低域再生能力はなく、本格的な3wayシステムには心許ないと思われます。
サブウーファーもcarrozzeria TS-W252PRSくらいのもの、あるいはDIATONEやRockfordなどに、しっかりとした容量のあるエンクロージャーをあわせて入れたくなってしまいそうです。
ここまでやっても、更に電源の安定化や、ケーブル類にもこだわり出し、更に電源に余裕が出てくると、A級、AB級パワーアンプへの更新の欲が出てきて、底の見えない沼にハマっていってしまいそうです。。。
現状は(カーオーディオの世界の価値観的には)ほとんどお金をかけずにある程度の音になってきたと思われます。
でも、ここから先こそが、本格的に、カーオーディオの沼だと思っています。ここら辺で安住するか、沼の奥底に進んで行くかが悩みどころです。
例えるなら、富士山を5合目まで車で登って満足するか(ここが私の現在地点)、お金と時間をかけて機材を準備して頂上を目指した登山に進むか、といった感じでしょうか。
富士山は5合目でも十二分に景色が素晴らしく、満足に足るものです。逆に、もしかすると頂上からは雲海で下の景色が見えないのかもしれません。
でも、これは富士山の頂上を知らない私の想像であって、雲海の美しさや、気圧変化による五感への影響など、登頂してみて初めて知る世界もあるのかもしれません。(ポエマーみたいな表現で恐縮です。恥)
まぁ、ハッキリとした正解が無く、色々と悩みが絶えないのもカーオーディオの楽しみの一つなのかなと思われます。引き続き、身の丈に合ったかたちでカーオーディオを楽しんでいければと思っております。
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2020/12/18 02:56:51