
2016ルマン24時間耐久レース…
今年も耐久の神様は気まぐれでしたね〜
年々、トヨタチームの戦闘力も上がっていたのを感じていたので「今年はひょっとしたら?」なんて思ってたんだけどなぁ
トヨタチームの来年の雪辱に期待したいですね。
で、ルマンと言えばアレですね。
そう、マツダです!
こんなにトヨタは速くて強くなったのに日本車の優勝は787Bだけなんですよね〜
口さがないヒトはレギュレーションのお目こぼしでの優勝とかルマンだけのマツダとか好きなこと言いますが
ハッキリ言っておきます。
ルマンはそんなに甘くない!悔しかったら優勝してみろ!
27年の月日が流れても日本車が優勝出来ない現実…ドライバー、チーム、マシン、開発、全員のスピリットとほんの少しだけの運
全てが揃う者だけが最期の勝者になるんでしょうね…しみじみ
振り返ると1991年のマツダは侍と諦めないロータリースピリットの塊でした。
レギュレーションの変更でロータリーエンジンは来年から締め出されることは確定。
ワークスとはいえ赤字のマツダはサポート体制も脆弱、だからこそ皆がラストチャンスに賭けていた。
メルセデスを追い掛け2位になった時は多くのスタッフが「2位狙いでも上出来だ」「低迷するロータリーの汚名を濯ぐ為には結果を出さなきゃならない」と守りの意見が出る中、
故人の大橋孝至監督は「チャレンジしない者は敗れ去る」の名言を放ち、メルセデスを追うべくペースアップの指示を出す。
覚悟を決めたスタッフも次第にエンジンの耐久性に不安が頭をもたげる…
ココでマツダの松浦国夫エンジン担当は「俺たちのロータリーエンジンは絶対に壊れない!」と言い放ち不安の声を跳ね除けるのでした。
そしてF1パイロットでもあるジョニーハーバートの鬼気迫るドライビングでメルセデスをオーバーペースで自滅させる…そう、そして最後は独走でゴールを切るのです。
ユノディエールを駆け下りるロータリーエンジンは「天使の絶叫」と呼ばれる素晴らしいハイトーンサウンドを
響かせていました。
ルマンの神様はきっと広島に舞い降りた不器用だけど諦めない天使の事が少し好きだったのかもしれません。耐久の神様に愛された天使の歌声は僕の心のなかではいつも澄んだ音色を奏でる。
トヨタチームは少しの運を得たいならロータリーエクステンダーにして小さな天使を車体に忍ばせると良いよ…笑
ルマンよ今年もありがとう〜
天使の絶叫
https://youtu.be/8Vbbz9pi8wM
Posted at 2016/06/20 15:04:01 | |
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