
かなりの日にちが経ってしまったのだがとある日に長い間の懸案の解決を図る事にした。
足廻りの改善!
クルマ好きの野郎どもは良くお判りかと思うがコイツは奥が深い問題だ。コレは多分にドライバーの技術レベル、走るフィールド、車の諸元、選定するパーツなどが複雑に絡んでいるからだ。要は完全な正解はない。百人いれば感じ方は人それぞれで百の解答がある。そんな事は理解しつつも羽なしの求める理想の脚に少しでも近づけたい。
現状
羽なしのロードスターはNA8シリーズ1の、ど初期。幾つかの段階をふみオーリンズのPCV車高調、F8.R6kのいわゆる吊るしだ。この吊るしの評判はすこぶる悪く「糞」じゃない、お世辞にも高い評価は得ていない。汗つ!リアのストローク不足は評判通りである。幾つかの改善案は有るものの実は羽なしは「車高調初心者」である。爆
かつてはジムカーナなどかじっていたので車高はノーマル、荒巻仕様で脚を決めて居たので経験値ゼロなのだ。ただしオーリンズは初めてでは無い。なので現状には承服しかねるのだ。
という事でコレは詳しい人に聞いてみよう。
浜松〜

この方に会いに行ってきた。
いわゆる院長さんだ。
突然の訪問にも関わらず、得体の知れぬおっさんを暖かく迎えてくれたのでした。
ご挨拶もそこそこに
お前の仕事をみせてくれ。話をするのはそれからだ…
などと生意気なコトを言う筈もなく。笑
彼の方から「じゃ、実際乗ってみますか?」との有難いお誘い。
院長「じゃ軽く振ってみますね〜」
羽なし「エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?」
「何?この安定感」
試乗も終え、現状のご相談。
彼にはおおよその予想は付いていたらしく、
院長「カクカク然々すれば…」
羽なし「おーっ!」
で如何様にさせていただければ?
と言おうとしたら…
院長「羽なしさんは自分で作業出来る方ですか?出来るなら自分でやられた方が良いですよ。その方がより理解出来ますよ。」
と数枚のレシピメモを手渡された。
羽なし「いいの?〜〜!」
彼も色々な経験や、人に出会い蓄積してきたノウハウだろう。しかし、惜しげもなく一見の私に提供してくれた。
ありがとうございます。感謝!
そして期待を胸に帰路に着いた。
色々と忙しくようやく作業に取り掛かる。
でも好事魔多し
タイロッドエンド曲がった〜〜莫迦!
部品発注して応急で頭サンダーで斬りとばす。カンフーさんありがとうございました。
m(._.)m
仕切り直し
作業で悩んでいる訳ではない。お昼を食べるべきかで悩んでいる羽なし 爆
完成
試乗 結果!
私は今猛烈に感動している。涙
しなやかかつ、高い限界が実現した。
いつものコースで軽く乗ってみたが今までは路面の荒れをダイレクトに拾って激しく衝撃を感じる事が多々あったが振動はしなやかに収束して接地性も高い。リアのトラクションも硬くて掛かりにくい状態だったがしっかり掛る。よりレベルの高い脚になった。
多分、こうでは無いかな?と思っていたが其れをどう解決するか具体的には分からないでいたが彼は非常に理論的に解決法を教えてくれた。
ノウハウのあるショップの幾つかは解決出来る所もあるのかもしれない。しかし、私は足廻りについて自分でも解りたい気持ちの方が強かった。
与太噺をしながら彼の方にも多くの人に足廻りについて理解を深めて欲しいという想い其れを強く感じた。院長、楽しい走りをありがとうございました。
しかし、コレはU tuneと迄はいかない。
いいとこ、U テイストぐらいだろう。
本来は、実走、アライメント、調整をして初めて、U tuneと言える。彼もそこがキモだと言っていた。パーツを使えば結果が出る訳ではない。
数多有るショップも高い工賃や時間を要するのもある種当然なのだ。ユーザーとしては中身のある作業には快くお金を出したいものだ。
恐るべし、U tune!
結論 高性能は人に優しかった!!
しかし、私は足廻りもだが何故か鏡の様に綺麗なコーティングも気になるのだった。笑
Posted at 2015/05/17 20:31:09 | |
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