
1999年8月から我が家の相棒として頑張ってきたネスタ君
今は亡き父が納車後間もない頃につけたタバコの焦がし痕に残る当時の想い出
その父の最期の外出の時も、車椅子を乗せ、母と3人で父の大好きな海を見に行きました
我が息子は1999年2月生まれ
彼が6ヶ月の頃からず~と成長を見守ってきたネスタ君
息子の
サーキットデビューの時もタイヤ運びで頑張ったやな~(笑)
その後もサーキット通いの相棒として、時にはトランスポーターとして、過積載になりながらも頑張ってくれたんやね~
おかげで息子はすっかり車好きになり、
チャイルドシートも走り屋仕様でご満悦に♪
そんなネスタ君との想い出は数知れず・・・
右も左も分からんお江戸に、無謀?にも
自走1100kmキャノンボ~ルも無事完走!
その後も、
真夏のキャノンボ~ル第2弾でも大活躍し、続くGWでは
ドットコム杯観戦の脚として、その健脚ぶりを発揮!
しかも、わしの独り旅の相棒としてだけやなく、小さい体でも家族の想い出作りの傍らにもいつもネスタ君の姿が・・・
九州人には
驚愕の雪の中では、手負いになりつつも完走!
GWでも雪の残る
国道最高度地点登頂も難なくこなす頼りがいのある奴!
日本人なんで米大好きな623Familyの、
うまか米所への旅では、米もさることながら想像以上に旨い茸を満喫させてくれたとです♪
走行距離は10万キロに近づき、最後となった某国営放送朝ドラの地
「おひさま」への家族旅行でもノントラブルで完走!
微妙な振動はあるものの、バランスとってない手組みタイヤやしこんなもん!っと、この頃までは今日と言う日が来ることなど微塵も考えたことなかったとですけど・・・
久しぶりに家族4人(母、弟、父の形見、わし)が集い、揃って詣でた10月の日光旅行
天気もよく、最高のドライブ日よりやったとですが・・・
正体不明の引きづり音が助手席側Rより発生し、これまで12年以上ほぼノントラブルで頑張ってきたネスタ君にも疲労の影が見え始めたとです(T_T)
それでも誇らしげに
D1ピットに鎮座するネスタ君
日本で一番D1車両に近づいたネスタかも?(笑)
しか~し・・・
この道中でも正体不明の引きづり音&高速走行での微振動が・・・(T_T)
ちゅうか、今になってみれば、微振動自体はかなり前からあったような気も?(爆)
ぬわわkm/h超えると出る不快な振動は
こん時には結構激しくなっとって、そのせいか道中はMaxよわkm/hやったんでした(自爆)
ただ、D1帰りでは明らかにRからの異音&高速走行時の微振動が増大しとって、よわkm/hでもRからの「ぐうぉ~」っちゅう音が出とって、思わず緊急ピットインするまでに症状は悪化(T_T)
で、原因を探ると・・・
ブレーキの引きづりと思もっとたんは、実はRのベアリングがやられとって、負荷がかかるとキャンバーがついてブレーキを引きづったり、異音が発生しよったようです
考えたら、始めて異音が出たんは大人3名乗車後暫くしてで、その後も1~2名乗車でRに人が乗らんかったら異音が出んくなりよったとです
っちゅうても、わしがベアリングを疑い始めたきっかけが・・・
D1スタッフな皆さんを乗せて宿へ移動する車中で、やはり4名フル乗車となったんで出始めた異音を聞き、メカさんの一人がすかさず
「これ、ベアリングやられますね!」
と、若いながらも気が効きまくる
D1メカ@TeamH.D.Oさんのことばやったんは実話(自爆)
それまでは、FF車両のRにベアリングなんかあるはずなかろ~も!っち信じて疑わず、ドラムトラブルと思い込んどったんで、メカさんの言葉に無謀にも
「なんかブレーキ引きづっとるみたいなんで、もしかしたらブレーキシューがやばいんかもです」
と、「浅はか彰晃」並の馬鹿さ加減を披露しとったとです<恥ずかしか~(;^_^A アセアセ・・・
事実、高速移動の際には定期的にドラムの温度を計測・・・といっても触診(自爆)やけど・・・でチェックし、音が出るんにドラム温度がそこまで上がっとらん事実に「ワケワカメ状態」(苦笑)
そんなこんなで原因が究明し、対策を考えたものの・・・
ベアリング打ち変えにはプレスが必要で、現状ではDIYっちゅううわけにはいかず、かといって作業を気兼ねなく頼めるような人もおらんので、外注作業の調査をしたとですが・・・
想定外に修理費がかさむことが判明し、そうやなくても乗り換え促進派の嫁なんで、修理費を請求するわけにいかず、しばし悩む日々(>_<)
すると、頭の片隅に、いままで考えたこともなかった「乗り換え」の文字がちらつき始めたとです!
一旦思いが広がると、そこからは加速するんは妄想族の常(自爆)
気付くと、我が家の利用シ~ンを考えつつ車両選択を開始(笑)
そんな日々の中、異音にビビリつつ家族3人で出かけた時のこと・・・
Rの音が気になるわしはRに全神経集中(爆)
すると、気付けばすっかりでかくなった息子がRシートに窮屈そうに座っとる姿に気付いたとです!<嗚呼!駄目親父(;^_^A アセアセ・・・
これだけ条件が重なると、それまで持っていたネスタ君へ思い入れを「乗り換え」の思いが勝るようになり・・・
ついに今日という日を迎えることとなったとです
乗り換え決めてからは、でかい車で家族のお出かけに妄想満開でノリノリな日々やったとですけど・・・
今日が近づくにつれ次第に微妙な心境となり・・・
我が家を旅たつネスタ君を見送った時には・・・
まるで、家族の一人がいなくなるような哀しさに包まれ・・・
夫婦で涙腺全噴射(T_T)
今まで色々ありがとう!
新しいご主人様にも可愛がってもらえよ!
最後の最後に・・・
ネスタ君のドアを開け放ち
横に止めた新たな相棒に荷物を移しよったら
何故かドアが閉まったとです
傾斜もなければ風も吹かない駐車場での出来事<ノンフィクション
何となく・・・
ネスタ君から小人さんと親父の思い出が新たな相棒に乗り込んできた気がした瞬間でした
ネスタ君 ~ Fin ~