オナキンのブログ一覧

3年位前なんですが、ﾜﾀｸｼの前を社外品のﾃｰﾙﾗﾝﾌﾟが付いたﾊｲｴｰｽが走っていました
ﾊｲｴｰｽ用のﾃｰﾙは相当な種類があると思いますが、ﾄﾞﾚｽｱｯﾌﾟﾊﾟｰﾂには疎いﾜﾀｸｼでさえ、その車のﾃｰﾙは目に留まりました
大抵のLEDﾃｰﾙは、LEDの粒がわかるﾃﾞｻﾞｲﾝで何10発も使用されている物が多いですが、そのﾃｰﾙﾗﾝﾌﾟは説明が難しいのですが、液晶画面で赤1色だけでﾉｯﾍﾟﾘと光っている様な感じです
早速思いつく限りのｷｰﾜｰﾄﾞで、「面発光 テール ハイエース」と検索すると、いくつも出てきました( ´∀｀)


このﾃｰﾙﾗﾝﾌﾟはﾃﾞｻﾞｲﾝ的にも社外品とわかる物でしたが、例えばS-MXの純正ﾃｰﾙﾗﾝﾌﾟで同じ様な光らせ方が出来れば、さりげなくてお洒落ちゃうん?と思い、まずは黒オサに相談しましたが、「あ～、それは俺は専門外やわ、echo-さんに頼んで(￣▽￣;)」と言われ、殻割りまでだけを黒オサに依頼しました

ﾄﾖﾀ車での殻割りは何度もやっている黒オサでしたが、S-MXの純正ﾃｰﾙﾗﾝﾌﾟはどんな種類のﾎﾞﾝﾄﾞで接着されているかわからない上に、縦長なので均等に熱を加えるのが難しいとの事で、何度か失敗したので試行錯誤しましたが、やっと分解出来ました




写真には撮っていませんでしたが、1回目は熱を加える時間が長すぎてｽﾙﾒの様に丸まって縮んでしまったりと、なかなか大変でしたｗ

残りの作業はecho-さんに丸投げになるのですが、ここからが更に大変でした
導光板というｱｸﾘﾙ板を使い、厚みは6mm～10mm程度あるのですが、それに側面にLEDをｾｯﾄし光らせると、正面から見ると面発光して見えるという仕組みです
これが導光板です、透明のｱｸﾘﾙ板にﾄﾞｯﾄ印刷がされています

ﾄﾞｯﾄﾊﾟﾀｰﾝも何種類もある様です
因みに導光板は液晶ﾃﾚﾋﾞ等の内部に使われており、廃棄処分のﾃﾚﾋﾞを何台も解体して集めた品です

これを側面にLEDをｾｯﾄした状態です

更に導光板には薄いﾌﾟﾘｽﾞﾑｼｰﾄや拡散ｼｰﾄといわれるｼｰﾄを複数重ね、光り方を調節します

まず何ﾊﾟﾀｰﾝか作ってくれたんですが、均等に光らなかったり、明る過ぎると側面のLEDの粒が露呈してしまったりと、その辺りのﾊﾞﾗﾝｽを決めるだけでも随分苦悩されていました

導光板をS-MXの純正ﾃｰﾙﾗﾝﾌﾟの内部に仕込む為にﾋﾟｯﾀﾘｻｲｽﾞにｶｯﾄする必要があるのですが、もちろんﾃｰﾙﾗﾝﾌﾟの奥行きにもいろんな制限があるので何種類もの導光板を試し、その都度ﾋﾟｯﾀﾘｻｲｽﾞにｶｯﾄ、そして切り口を鏡面に近い状態まで磨かないと綺麗に光ってくれないので、考えるだけでも億劫になります(´･ω･｀;)

前回同様、echo-さんの師匠であるげんさんにも設計の段階から随分お世話になりました( ´∀｀)

しかし、なかなか完成しないecho-さんを見て、げんさんは「オナキンさんに『焼肉奢るからもう勘弁して下さい』って言え」と何度も何度も怒られていましたｗ

echo-さんも手を抜く事を知らないので、正直このﾃｰﾙは完成するのか?と思っていましたが、紆余曲折あったものの、やっと先日完成しました


因みに純正はこんな感じの光り方です


完成してからも車体への取り付けの段取りだけで何週間か掛かりました
まずﾊﾞｯｸﾗﾝﾌﾟです
見た目は明るいのですが、どうしても面発光に拘る為、現実的な見易さが確保出来なかったので、ﾊﾞｯｸﾌｫｸﾞを早い段階で付ける話にはなっていたんですが、ﾊﾞﾝﾊﾟｰの下辺りに目立たない様に適当に付ける予定でした
しかし、いざ予定していた場所に宛がうと、ほとんど補助的な光り方をしない事がわかったので、ﾊﾞﾝﾊﾟｰに穴をあけてﾊﾞﾝﾊﾟｰ内部に仕込みました

因みにﾊﾞｯｸﾗﾝﾌﾟは普段はﾊﾞｯｸする時には充分見えるので、大雨等の極端に視界が悪い時のみﾊﾞｯｸﾌｫｸﾞを使う予定です


このﾊﾞﾝﾊﾟｰの長穴はｻｰｷｯﾄを走っているｼﾋﾞｯｸやｲﾝﾃに乗っている人達なら御馴染みの加工で、走っているとﾘｱﾊﾞﾝﾊﾟｰのこの部分に空気が溜まりﾊﾟﾗｼｭｰﾄの様に抵抗になるのを嫌って穴をあけるのですが、ﾜﾀｸｼが純正っぽくｲｼﾞっているので少し抵抗はありましたｗ

先日の日曜日、朝からecho-さんとげんさんに来て頂き、ﾃﾝﾄも立てて作業開始です


既にほとんど仕込みが終わっていたので、当日はただの部品交換のような感じでｱｯｻﾘ終わりましたが、その手際の良さは流石はﾌﾟﾛですね( ´∀｀)




完成してからecho-さんに動画撮影してもらいましたが、昼間で明るすぎてわかりにくかったので、今朝5時頃から撮影してきました
これはこれでｲﾏｲﾁわかりにくいんですが(´･ω･｀)


約2年半程かかりましたが、本当にお疲れ様でした
10人中1人が気付くかどうか位のさりげなさを目指して作ってきましたが（echo-さんは作る以上、もう少し派手にしたそうでしたがｗ）、2～3人は…気付くかな?(´･∀･｀)

前回の続きです( ´∀｀)
20年程前からY!ｵｸでｲﾑｻをたまに探していましたが、表面がﾎﾞﾛﾎﾞﾛな物がほとんどで、これを直すのも面倒そうだし、購入するか悩んでいました
この年代のﾌﾙﾊﾞｹの大半は、ｼｪﾙに直接ｽﾎﾟﾝｼﾞと表面の布がﾎﾞﾝﾄﾞで貼り付けてあり、ﾎﾞﾝﾄﾞが剥離してくると布が弛んできて、非常にみすぼらしくなってしまいます

最近のほとんどのﾌﾙﾊﾞｹは、表面の布はﾎﾞﾝﾄﾞは使われてなく、その代わり裏側まで折り返してある部分にﾜｲﾔｰが通してあります

※画像は拾い物です、ごめんなさい(´･ω･｀)
　ｲﾒｰｼﾞです、赤く落書きされた部分にﾜｲﾔｰが通してあります

そして、前方下側の中央にｽﾌﾟﾘﾝｸﾞでﾃﾝｼｮﾝがかかった状態で引っ掛けてあり、布が弛みなく張られています

※画像は拾い物です、ごめんなさい(´･ω･｀)

この方法を知った時は、ｲﾑｻもこの方式で作り直せばﾊﾟﾘっとするのでは…?と思ったものの、型取りからし直さないと駄目な上、ﾐｼﾝ等の裁縫作業も必要で、ここでまた面倒臭くなり、しばらく放置していました

しかし、お友達のジャムさんが新しいﾚｶﾛのﾌﾙﾊﾞｹを入れたと聞いて去年見せてもらったのですが、その手が有ったか～と思わず心の中で叫びました


全面に布でｶﾊﾞｰはされず、ﾊﾟｯﾄﾞとして数ﾋﾟｰｽで形成されています
しかも場所によって各ﾊﾟｯﾄﾞの材質や厚みの変更も容易ですし、ﾊﾟｯﾄﾞ同士の隙間を空けてあるので、施工も楽です♪

早速Y!ｵｸで去年ですが、ｼｰﾄを購入しました

当然のﾎﾞﾛﾎﾞﾛですが、かかってこんか～い(´･∀･｀)

またまた続きます( ´∀｀)

30年以上前のお話ですが、この頃ﾜﾀｸｼは毎晩の様にCR-Xで峠に通う青少年（?）でしたが、夜間の学生だった事もありﾊﾞｲﾄはしていたものの、ﾛｰﾝやｶﾞｿﾘﾝ、ﾀｲﾔ代だけで小遣いはほとんど消え、ﾊﾟｰﾂ一つを買うのも苦労して買っていました
欲しかったﾊﾟｰﾂの一つ、ﾊﾞｹｯﾄｼｰﾄも値段と見た目だけで決めた、某ﾒｰｶｰのﾌﾙﾊﾞｹを1年近く貯金して買いましたが、いざ付けてみると予想通りｼｯｸﾘせず、わずか数ヶ月で後輩に売ってしまいました

しばらく月日が経ったある時、悪友が元ｼﾞﾑｶｰﾅ車両だったというAE86の中古車を先輩から購入しました
ｼﾞﾑｶｰﾅ車両だけあって既にある程度の部品が変わっていたんですが、ｼｰﾄはEVA IMSA（ｴﾊﾞ･ｲﾑｻ）というﾌﾙﾊﾞｹが付いていました

あ～、このﾌﾙﾊﾞｹ入れてる人よく見るな～と位しか思っていなかったんですが、いざ座らせてもらうと「なるほどなるほど～ｗ」と唸る位、一瞬でﾌｧﾝになりました
とにかくﾎｰﾙﾄﾞ性は勿論ですが、剛性感や車の動きの分かり易さ等、ﾊﾞﾂｸﾞﾝです

この後、ﾜﾀｸｼは変り種のﾊﾟﾌﾞﾘｶ･ﾋﾟｯｸｱｯﾌﾟという車に乗り換えるのですが、この時はﾋﾞﾐｮｰに裕福だった事もありｗ長年憧れだったｲﾑｻを購入しました

因みにこの時の助手席は、AE86後期のGT-APEXの「助手席」です

しかし、この車は排ｶﾞｽ規制で4年弱しか乗る事が出来ず、すぐに買い手は付いたものの、運転席に適当な代替のｼｰﾄが無かった為、ｲﾑｻを付けたまま売ってしまいました
この後どれだけ後悔したか…(´；ω；｀)

続きます( ´∀｀)