ご無沙汰しております。久しぶりのブログ更新となります。
前回、7月に愛車F20を所有して1年が経過して、それを機に様々なモディファイを行い、自分好みの一台になりました。
これから愛着を持って、益々大事に長く乗って行こうと思っていた所なのですが、転居の予定や家族の状況の変化があり、車の買い替えが必要となってしまいました。
F20や、それ以前の車は私の趣味性が強く、家族の状況や金銭面で許される範囲で所有をしてきましたが、元々、環境の変化があった場合は家族にもっと寄り添った車に買い替える事を前提の所有でしたので、いよいよ車道楽にも年貢の納め時が来たと言うことです。。。
今回必要となる車の条件は下記の通りです。
①3列シートで6〜7人乗車が可能
訳あって私の実家の近くに新居を構え、今後そこをベースに永住する事になりそうです。
さらに今回の車は新車購入で10年以上は乗る事になるので、私の妻と子供+実家の両親が乗れる事が前提です。(これが今回の買い替えの一番の理由です。)
②燃費性能
転居後は、今と違い車通勤になります。過去にフェアレディZやBMW 325i、レガシィBP5ターボなどで通勤していた時にガソリン代が家計を圧迫してしまった事もあり、子供がいる今は燃費性能も重要なポイントです。
③スライドドア装備
妻用セカンドカーは引き続き所有する事に決まりましたが、スペーシアを2年弱使用してみて、子供が小さい内はスライドドアは本当に便利で、必須ではありませんが、やはり欲しい所です
④5ナンバーサイズ
妻が運転する事もあるので、今まで乗ってきたような3ナンバーサイズの車は妻の承諾的に難しい可能性が高いです。
⑤総額300万〜350万円クラス
この度、新築の住宅ローンを組む関係で、新たに購入する車は、ローンでは無く、一括購入が望ましいです。(現在住宅ローン審査に通った状態なので、融資実行までは厳密には新たなローンは不可能です。)
その場合、車にかけられる費用は我が家の家計的に頑張っても350万円が限度です。
⑥鮮やかなブルーが設定されている
①〜⑤の時点で選択肢はかなり限られてきているので必須条件にはできませんが、私のこだわりでできればブルーがいいです...。
以上の①〜⑥を考慮に入れた上で次期愛車を探しました。以前にブログアップした未来計画とは大分違いますが...与えられた環境の中で愛着の持てるベストな1台と出会うべく、吟味いたしました。
<走行性能/スタイリング重視のミドルクラス3列シート>
◆スバル エクシーガ クロスオーバー7

今年の新型モデルで以前に新型B4を試乗した時、大変好印象だった事もあり、有力候補として考えました。B4と共通の新型2.5リッターのボクサーエンジン、スバルのAWDと3列シートの乗用車としては走行性能は間違い無くトップクラスです。過激なパワーではありませんが、必要十分以上の余裕があるエンジンに国産車離れした剛性感は大変魅力です。
ただ、燃費性能が13.2km/lと旧世代レベルな事がネックなのと、大きな車格が今回の条件的に合わず見送りとなりました。。。
残念。。。
あとカラーリングも好みの色が無いのがネックとなりました。

スバルと言えば、名機EJ20ターボを搭載した、先代エクシーガのtSが3列シートでは私の中で一番魅力だったんですが、新車で販売しておらず限定車のtSかつWRブルーは中古車市場でも希少で、製造年から数年経過しているにも関わらず車体価格250万前後と現実的では無いので、こちらも諦めました。
◆ホンダ ジェイドRS

次期メインカーを検討している時に丁度いいタイミングでジェイドのRSが発売されました。ジェイドの先代モデル2代目ストリームは、過去にトップグレードのRSZ2リッターモデルを新車で購入して4年間所有した事もあり、愛着があります。実際にストリームは3列ながら、ステーションワゴンと遜色無いスタイリングと走行性能がお気に入りで良い車でした。ジェイドRSはベースモデルには無い、私好みの鮮やかブルーメタリックがあります!さらにストリームからの進化として、ホンダの新型1.5リッターダウンサイジングターボを搭載しており、出力もまずまずで燃費も18km/lと良好です。売りである3列シートらしからぬ流麗なスタイリングはさらに磨きがかかっていてカッコ良いです。
最後まで本当に迷ったのですが、やはりネックになったのが、サイズです。
あと、このカテゴリに共通しますが、スライドドアが無いこともあり、妻の承認は得られませんでした...。
<輸入車3列シート>
◆VW シャラン

ゴルフの血統を受け継ぐスライドドアミニバンです。洗練されたダウンサイジングターボとドイツ車独特の剛性感が魅力的です。
WV車は燃費も良いので、スペック的には条件を満たしているのですが、ゴルフを膨らませた様な箱型のスタイリングが私の趣味に合わなかった事と、予算オーバーと言う事で見送りました。元々、F20の時に最後までゴルフ7と悩んでいた事もあって、WV顔=ゴルフと言う固定観念があった事がマイナスイメージになってしまいました。
◆シトロエン C4グランドピカソ

この車は実は欧州で先行発売されていた頃から、斬新なスタイリングに惹かれていて気になっていた1台でした!
エンジンもF20の1.6ターボと同じベースで、動力性能は安心です。何よりシトロエン独特の先鋭的なスタイリングと解放感はとても魅力的です。ただ、この車も予算的な部分がネックとなり、このサイズでありながらスライドドアで無い事が今回の選択肢に合わず見送りなりました。
◆ルノー カングー

ルノー車もいつか所有してみたいブランドのひとつです。使い勝手の良さそうなスタイリングとスライドドアが魅力のカングーも一度候補に上がり、試乗もしました。
私が気になっていたのが1.2ターボのMTモデルで運転をする楽しみがある1台でした。
ただ、最優先事項である3列シートが無く、見送りとなりました。
<フルサイズミニバン>
◆日産 エルグランド

フルサイズミニバンは予算的にも、スタイリング的にも、サイズ的にも今回の選択肢には合致しないカテゴリになりますが、一応考えてみたのが、エルグランドです。
箱型のミニバンでは一番好みのスタイリングと、Z33の時に愛着のあった3.5リッターV6エンジンを搭載している事が理由です。
車内空間や乗り心地はこのカテゴリは素晴らしいモノがありますが、最大級のサイズと燃費がネックとなり、見送りとなりました。
<スモールサイズ ミニバン>
◆ホンダ フリード

街でよく見かける1台で、今回の私の様な条件に最も合致する1台です。最近のホンダらしい車だな...と言う印象で、特別に惹かれる要素も無かったのですが、利便性と言うメリットに惹かれて、購入を検討していたのですが...
そんな中、突如登場したのが下記の1台です!
◆トヨタ シエンタ ハイブリッド
※写真はディーラー展示車です。

トヨタの車は所有した事がありません。
ただ、最近のトヨタデザインはチャレンジングで気になっていて、現行クラウンや、グリルが統一され始めたレクサス車など斬新でカッコなと思っていました。
①から⑥の条件を全て満たすと、正直スタイリングの面では諦めきっていたのですが、そんな中、斬新なデザインの新型シエンタが登場しました。
発表後、すぐにディーラーに見に行き、シトロエンの様な、カングーの様なフランス車チックなデザインに一目惚れしました。
利便性や信頼性、燃費性能は国産車、特にトヨタの得意とする所なので、このままハンコを押す勢いでしたが、私が一番大切にしている、「運転していて楽しいか」言う所が心配になり、何度か試乗を繰り返しました。
ネット上にも様々なレビューが出てきていますが、それらの記事の通り、車の基本的な性能も心配を裏切る、完成度の高い物でした。
動力性能は必要最低限でワクワクするモノではありませんが、洗練されたトヨタのハイブリッドは流石と感じましたし、一番の決め手となったのは剛性感と乗り心地です。
これが意外にもF20慣れした私の体にも、何の違和感も無いほど素晴らしいモノでした。
私好みのブルーメタリックもあって、元々斬新で好みのスタイリングにプラスして、更にモデリスタのエアロを加えホットハッチ風のエクステリアにモディファイできる事もあって、新型シエンタを次期相棒に選びました!
長くなりましたが、ここ数ヶ月間の出来事でした。シエンタ納車は10〜11月頃の予定です。F20を手放し、大好きなBMWから離れるのは本当に断腸の思いですが、家族の為、仕方ありません。これからしっかり貯蓄して、次の愛車の際には、再びBMWを所有したいと思います。それまではみんカラの皆様のカーライフを眺めて楽しませて頂きます♪
ここには書きませんでしたが、当然2シリーズグランツアラーも悩みましたが、予算的に無理でした。。。
結果、王道のファミリーカーに辿りついてしまいましたが、モデリスタエアロやOZホイールをすでにオーダーしていて、許される範囲で私好みにモディファイはしたいと思っています。せっかくの新しい相棒なので、愛着を持ちたいですしね(^-^ )
色々と悩ましい数ヶ月間でしたが、ひとまずオーダーしたシエンタ ハイブリッドG、納車楽しみです!
ただ、カテゴリ的に叶いませんでいたが、クロスオーバー7とジェイドRSはとても魅力的だった分、ちょっと未練が残りますね。。。