フロント ハブベアリング交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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【備忘録 2024年9月1日 14023mil】
ブレーキ修理の際、ハブからの異音を発見したので、ハブベアリングを交換する事に。
エリパーから4輪分の部品は入手しましたが、まずはフロント2輪から。
ハブキャリアASSYをサクッと外します。
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ハブを抜きます。
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ハブが抜けました。
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今回、ハブは再使用しますので、
ハブ側に残ったインナーレースを抜きます。
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続いてキャリアを温めます。
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マニュアルには、オーブンで90℃、20分間加温するように記載されていましたが、オーブンがないので、ヒートガンでじっくり加温しました。
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プレスでベアリングを抜きます
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インナーレースが腐っていました。
ゴロつき、異音の原因はこれです。
左右とも同じような腐りがありました。
一部に水分が入ったり、結露して腐食したものと思われます。
1年以上乗らない事もありますので、このような腐食が発生するのだと思われます。
乗らないS1エク(S1エリ)の典型例だと思われます。
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左右ともバラバラにしました。
エリパーで、TIMKENのベアリングと、スナップリング、M16ボルトを購入したので、組み込みます。
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エリパーで入手した、M16ボルトセット
開封時は、ワッシャーの並びが、↑の写真のようになって届きました、が。。。
マニュアルの記載とは並び順が違っていました。
対策として並び順を変えたのか、適当に挿入してあるのか。。。真相はわからず。。。
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↑エリパーの商品画像の並び順が、マニュアルと同じ並び順なので、このように並び変えて組み込むことにしました。
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今回、ハブは再使用しました。
ハブ裏面は、バラしたついでに、防錆塗料でペイントしましま。
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プレスでハブキャリアにベアリングやハブを圧入していきます。
組み付け時も、ハブキャリアにベアリングを圧入するときは、90℃に加温してから打ち込みます。
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余談ですが、スナップリングは、スナップリングプライヤーを使うと一撃で組み付けできます。
クニペックスのプライヤーは使いやすく、しっかりと保持できるのでオススメです。
ノーズプライヤーなどではスナップリングを上手く挟めません。
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M16ボルトの一番内側のプレート
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オリジナルよりも、エリパー製品の方が直径が2ミリほど大きいことが判明
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ハブキャリアとのクリアランスが極小で、ボルト穴の遊び分ですら、組み付け位置が悪いと、プレートとハブキャリアが接触してしまうため、しっかりセンターを出して組み付けが必要でした。
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M16ボルトを付けたら、規定トルクで締め付けます。
マニュアルには210N•mと記載あり。
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左右とも組み付け。
アッセンブリー状態に復元。
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ハブキャリアASSYをサスアームに取り付け。
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ブレーキを復元して完成です。
ゴロつきや、異音は無くなり、スムーズに回転するようになりました。
どの程度の耐久性なのか、気になります。
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