JUNYAN CCFL(←と説明書が主張する)イカリング付きプロジェクタヘッドライト  

ネット上で良い評判がほとんどなかったこの品物。
でも私の車のヘッドライトを割ってしまって、オクに中古部品がほとんど出てこないことから、背に腹を代えられず、人柱精神で購入してみました。

いや、ひっさびさにクオリティーが超・酷い品物でした。

以下、文句のオンパレードなので、そういうのがお嫌いな方は、どうぞここで頁を閉じてください。

では、文句百万言、行きます。
まず、バッキンもソケットもユルユルで、どこからでも水が入ってきそうです。
ゴムパッキンとケーブルの取り合わせの防水なんか、考えちゃいないようで、ゴムにプスッと穴を開けて貫通されてるだけです。

プラスチック類も薄っぺらで、純正品がどれほどしっかり作られているのかを、改めて実感させられました。

LEDも、わずかな摩擦力だけで止まっているだけだから、スポスポ抜けそうで怖いです。
その配線の長さが、意味不明に余分に長く、素人だってもうすこしまともに工作するぞというレベル。
キチンと切り詰めろよ、と。

イカリングがついています。
ですけど、この写真を見て、イカリングが点灯中の写真だと、誰が思いますかね。
夜中にならないと点灯していることが分からないほどの光の弱さ。
CCFLなんだそうですけど、ホントかよ。

でも、これらは不満点のごくごく一部に過ぎませんでした。

一番大きな不満は、このユニット。
車検に通らないという点です。

装着して、ハロゲン電球も｢小糸製作所｣の良い品物に交換して、
即座にテスター屋さんに持ち込んだのですけれど、
係の人ではお手上げで、社長が出てきて30分近く掛けて、あれこれ調整してくださったのですが、結論は、こりゃムリだ。
光軸も出ないし、なにより暗すぎる。
とりあえず走行する際に他人に迷惑を掛けないように調整してもらいましたが、上向き灯など、まったく暗すぎるとのこと。

いちおう有名メーカー小糸製作所の55W球の、いちばん明るいと言われる球を入れてあるのですけどね。

いやはや、まっったくトンだ人柱になってしまいました。

でもまあ次の車検までは、もうすこし時間があるから、純正の中古部品を探してみたいと思います。
交換するには時間と手間がかかるので、車検まではこのままで行こうか、と。

いやホント、参りましたよ。