目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
キャリパーのオーバーホール時、キャリパー外すついでにホースも交換しとくかってことで・・・・
新車から無交換だとすると、そろそろ劣化が進んでいてもおかしくないし。
ただ、見た目も触った感じもあまり劣化していないように見えます。
一度交換してるのかな?
でもさほど高いものではないので、経験値を積むためにも交換しておきます。
2
左フロント側を外すにはエンジンルーム内からアクセスします。
場所はエアクリーナーボックスの下辺り。
クーラントのリザーバータンクが邪魔なので外して作業しました。
フレアナットレンチの10mmを使用。
3
上側と中間がクリップ(Eリングって言うらしいです)で留まっているので、マイナスドライバーでこじって外して、取り付けるときはプラハンで軽くたたいて入れました。
尚、ホースは安い社外品を探したんですがノーマル長さのものが売ってなく、全て純正品です。
4
右フロントはホースの長さが違っていて、この位置で交換します。
尚、今回ブレーキラインの締付トルクを調べたんですがなかなか情報がなく、フレアナットを20Nm、キャリパー側のユニオンボルトを30Nmとしました。
5
フレアナットは通常のボックスレンチでは締められないので、クローフットレンチを購入しました。
トルクレンチで締めるときは力点がずれるため、値の補正が必要です。
今回は規定トルク×0.95で計算しました。
6
キャリパー側、ユニオンボルトのワッシャはボルトを締めこんだ時に潰れて密着する構造です。
オイルのドレンワッシャと同じですね。
なので、新品に交換します。
7
リアホースは1本のみです。
上側は右リアタイヤを外すとアクセスしやすいです(外さなくても届きます)。
両側ともフレアナットですが、下側がアームやらショックやらが邪魔して作業しにくく大変でした。
下側を締めるときはどうやってもトルクレンチを回すスペースがなく、ここのみ感トルクで締めました。
フロント、リアと交換したのでこれで完了でもいいのですが、まだ続きます。
8
写真はエンジンルーム上から、丁度ブレーキマスターシリンダーの横あたりから見た図です。
赤丸のところにフレアナットが2本見えますが、この下にもホースがあるんですよね。
ここは交換しなくてもいいかと思ったんですが、高いものでもないしとポチってしまったのが悪夢の始まり。
とにかくスペースが狭く、やっと片手が届くくらい。
フレアナットはクローフットレンチに延長を付けてなんとか外せたものの、Eリングがどうやっても外せない。
いや、外せたところで今度は取り付け出来ないな???
9
諦めかけましたが、土台ごと外せばいいんだということに気が付きました。
と言っても狭い空間に下から手を入れてかなり難儀しましたが・・・・
暖房が効いた部屋の中でホースをサクッと交換。
この2本のホース、同じに見えますが品番が違います。よく見ると先端の角度がちょっと違う。
しかし付けるときがまた大変だな。
10
取り付け時に間違えないようにマジックで印を付けていたんですが、よく見ると間違えて付けられないように特殊な形をしていたんですね。
これで何とか車に取り付けて、ネジ締めてフルード入れて、あとはエア抜きして完了・・・のはずがなんかおかしい。
車の下を見たらフルードがダダ洩れ。
確認すると今付けたばかりの下側のユニオンボルト側から漏れていました。
外して清掃して再度取り付けるも今度はボルトが空回りして締まらない。
そう言えば外すときここだけ少し硬かったな。
11
オーバートルクで締めた覚えもないし、舐めた原因は不明ですが何かゴミでも噛んでいたのかな?
幸い舐めたメスネジ側はこの部品を交換すれば大丈夫そう。
但しメーカー発注になるので1週間ほど待ちました。
ユニオンボルトとクラッシュワッシャは使いまわしても問題なさそうでしたが、万が一にもやり直ししたくないのでここも新品を調達しました。
12
ここも狭くて大変なのですが、上側のブラケットを脱着したことを考えれば楽勝です。
ネジ締めるときはまた舐めるんじゃないかと恐怖で、フルード入れるときはまた漏れるんじゃないかと恐怖でした。
もうトラウマですね(笑)
やっと車を動かせるようになって10日ぶりにエンジンを掛けたらセルの回りが少し重かったような・・・
そろそろバッテリー交換かな?
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
関連整備ピックアップ
関連リンク