目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
E36にオプションのHarman/Kardon製TopHiFiシステム、その中音用ドアスピーカー(2.5inc.)です。
パーツ名では「ミッドレンジ」となっています。
リアにも同じ口径のスピーカーが付いていますがそちらは「ツィーター」となっていますね。
一般的には「ミッド」「ミディアムツィーター」等いろいろ呼び方があるようですが、ここでは便宜上「スコーカー」と呼ぶことにします。
そのスコーカーですが、今まで気が付かなかったのですが右側だけコーンの色が退色しています。
別に気にしなければいいのですが、調べたところ紙コーン用の着色剤がそれほど高くないお値段だったので塗ってみることに。
2
作業にかかろうとスコーカーを取り外したところ、ちょっと触ったらエッジが「ポロッ」。
どうしようかと思いながら写真など撮っているうちにどんどん崩壊してボロボロ・・・・
どうにかしないといけない状態になっちゃいました。コーンの塗装は後回しです。
(写真はまだ大崩壊する前です)。
丸ごと交換しようにも2.5inc.(6.4cm)というあまり売ってないサイズ、しかも3Ω仕様。
純正部品はまだ手に入るようですが、国内での取り扱いは無い様子。又、海外ブランドで互換品もありますが、いずれにしても海外からの購入になるので送料も入れるとかなりの金額になりそうです。
機械的には4Ωでも問題ないので、パイオニアやケンウッドのサテライトスピーカーの中身(5.7cm~6.6cm)、もしくはJBL等海外製の8.7cmを加工して取り付けようかと思いましたが。。。。
結構今のシステムのバランスが気に入ってるんですよね。なるべくなら車体側に加工とかもしたくないし、出来ればこのスピーカーを活かしたい・・・・
3
使えそうなエッジが売ってないかダメモトで探してみたところ、BOSE製トールボーイ型スピーカー用のものがサイズがほぼ同じで使えそうです。
1枚1,450円(税別)。リアも同時進行で張り替えるので4枚購入。
こんな小さくてペラペラのウレタンが6千円以上!!
「高い!」と思ってしまったら先に進めないので、値段のことは考えないことにします。
まぁ全部買い替えるよりははるかに安い。
ちなみに専用ボンド、筆、説明書、送料全部入れて7,000円位でした。
4
エッジは軽く触るだけで簡単にボロボロと崩れてきました。
あとは残ったエッジや接着剤の残骸を取り除きます。
フレームに残ったものはスクレーパーのようなものでごりごり落として最後にアルコールなどで拭いてあげると比較的簡単に取れます。
問題なのはコーンの端に残ったヤツです。
デリケートな紙コーンなのでゴリゴリ削るわけにもいかず、カッターで少しずつ削りながらカスをガムテープにくっ付けて少しずつ除去。
この作業が一番時間がかかりました。
5
(写真撮ってなかったので写真はリア用ですが要領は同じなのでご了承ください)
「コーン紙にはアルコールやシンナーなどを付けないように」との注意書きがありましたが、これ以上カッターで削るとそちらのほうが却ってコーン紙を傷めてしまいそうなので、最後は綿棒に燃料用アルコールを染み込ませて取り除きました。
6
いよいよエッジを接着します。
コーンを少し浮かせないとコーンとエッジが密着しないので、正しいやり方ではないかもしれませんが割り箸で下から押し上げるように固定し、まずコーンとエッジを接着。1時間ほど乾燥させた後、エッジとフレームを接着します。
この時にセンター出しをしなければいけないらしいのですが、スピーカーが小さすぎるのか殆ど動かず・・・なので適当です。多分大丈夫(笑)
余談ですがこのスピーカー、左右で退色具合が違うし、真ん中の樹脂(?)の盛り方が明らかに違うし・・・・下請け工場が違うんですかね?
7
着色剤でコーンを塗って、リア用(奥)も含めて4つ完成。
8
せっかくなので取り付け時に一工夫してみたのですが、写真をこれ以上載せられないので後程レポします。
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