ドアスコーカーにバックチャンバー取り付け

一つ前の整備手帳でスピーカー（スコーカー）のエッジを張り替えましたが、せっかく外したので少し工夫してみます。
作業はエッジ張り替えとほぼ同時進行でしたが、入りきらなかったので別途レポすることにします。

今まではスピーカーケースの後ろを吸音材で囲む程度の遮音でしたが、もうちょっと方法を考えてみます。

メインのスピーカーがドアに付いている場合はドア全体をデッドニングしてしまうのが一般的ですが、ここはスコーカーとツイーターだけなのでそこまでは必要ないでしょう。

買ってきたのは塩ビ管用のエンドキャップ。
確か1個175円だったかな？

これを使ってバックチャンバーを作ります。
要するに小型の密閉エンクロージャーですね。

スピーカーケースの外径が69mm、エンドキャップの内径は76mmなので、5mm圧のスポンジテープを内側の円周上に貼り付けます。

吸音材は丸く切ったエプトシーラーを張り付けたのみ。
今回は敢えて吸音材は少な目の仕様で様子を見ることにします。

バックチャンバーは嵌め込むだけでもスポンジテープの弾力で十分に固定はできそうですが、念のため20mmの高ナットを固定してここにねじ止めする形にしました。

スペース的には少し余裕がありそうなので高ナットの長さを変えてチャンバー容積を増やすこともできると思います。

バックチャンバーを差し込み低頭ボルトで固定。
スピーカーコードは少し延長してカプラーを新設しました。

エッジを張り替えたこともあって、中音域がはっきりくっきり出てくるようになりました。

というか、少々音が前面に出すぎのような気がして全体のバランスとしては一歩後退かも。

エッジにもエージング（慣らし）があるようなので、それが済むころに吸音材の入れ方とか変えてみようと思います。

●7/29更新
その後、高ナットを20mmから25mmに延長して容量を少し増やし、吸音材を多めに詰め込みました。

DSPを多少いじったこともあり、締まりがありつつも柔らかな音になってきたような。。。。

ちなみにDSPのタイムアライメントは、キックパネルのスピーカーに合わせていましたが、ドアスコーカーに合わせたほうが違和感が無いっぽいです。別々に設定できれば一番いいのですけど。