目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
幻の(?)MAC AUDIO製E36専用リアスピーカです。
新品の在庫品を3週間も前に落札していたのですが、やっと取付をする時間が出来ました。
2
問題なのが配線です。
ノーマルスピーカー仕様の場合は問題ないのですが、Hi-Fiスピーカ仕様の車の場合、純正のアンプがクロスオーバーネットワークを内蔵しています。
このアンプにオーディオの出力線が一旦全て入ってから、それぞれのスピーカ(F・R、L・R、高音・中音・低音)に振り分けられる構造になっています。
つまり、スピーカ部には低音部と高音部に分かれた二組(フロントは三組)の配線が来てしまっているので、今回の場合ネットワークに行く前の配線を繋ぐ必要があります。
いままで、後付オーディオのアンプと純正アンプの二つが直列に付いていると言う無駄な構成になっていて、純正アンプは外そうと思っていたので、この機会に外してしまいます。
作業にはまず、トランクの内張りを剥がします。
トランク左側の少し奥に純正アンプがありますので、外してしまいます。
同時にケーブルも撤去してしまいます。
3
外した純正アンプ。
正規に購入したら7万円以上もするシロモノです。
4
リアシートを外し、ここからトランクに入っている配線を切断してしまいます。
この配線の中にオーディオから純正アンプに行っていた配線とアンプから出てスピーカに行っている配線があります。
それぞれ、オーディオから来るリアの左右、フロントの左右の配線、それからフロントの左右SPに行っているケーブルを探し出します。
尚、リアの左右SPは直接繋げるので探す必要はありません。
5
それぞれの線は見つかったのですが、思ったより苦労したのがプラスとマイナスの線。
それぞれの線は2本が組になっていて、その一方が全て同じ色なのでこちらがマイナスだと思われるのですが、確証がもてない。
で、ひらめいたのが電気を一方にしか流さないLEDをスピーカ線に繋いでみる方法。我ながら名案だと思ったのですが・・・・反対に繋いでも光るんですね、これが。
オーディオのプラスマイナスって、単純なバッテリーの+-とは考え方が違うようです。
機器に悪影響を与える可能性がありますので、マネしないように・・・・
6
結局オーディオのヘッドユニットを外して、奥の配線の色を確認しました。
この作業だけで、時間の大半を使ってしまいました。
フロントスピーカーの配線もここで、直接繋いでしまいます。無駄に配線が長くなるのでホントは元からひきなおしたいところですが、それは次回の課題ってことで。
尚、純正のクロスオーバーネットワークがなくなるので、ドアのミッドレンジとトゥイーターは鳴らなくなります。
フロントのスピーカには社外のコアキシャルタイプが入っているので問題はないんですが(というかこれが本来の音)、なんかもったいない気がします。
そのうち、フロントも社外のセパレートタイプにしたいなぁ・・・・(妄想)
尚、フロントドアのミッドとトゥイーターに行っている線は今回使わないので、念のため絶縁テープで巻いておきます。
参考のためFi-Hi仕様車の配線の色を書いておきます。
●オーディオから純正アンプへ行くライン
フロント左
-茶/オレンジライン
+黄/赤ライン
フロント右
-茶/オレンジライン
+青/赤ライン
リア左
-茶/オレンジライン
+黄/黒ライン
リア右
-茶/オレンジライン
+青/黒ライン
●純正アンプからスピーカに行くライン
フロント左(低音)
-青/茶ライン
+青/白ライン
フロント右(低音)
-青/茶ライン
+青/赤ライン
リア左(低音)
-黄/黒ライン
+黄/灰ライン
リア左(高音)
-茶
+黄
リア右(低音)
-青/灰ライン
+青/紫ライン
リア右(高音)
-茶
+青
※フロントの中音・高音は未確認
7
今回交換するスピーカーは、ネットが一体になっていますので、純正のスピーカーネットは外します。
ネットの裏側のスポンジは、指で触っただけでぼろぼろと取れてしまいました。
13年の歳月を物語っていますね。
8
ネットワークとスピーカーを仮接続して音を鳴らしてみたところで、日暮れのため本日の作業は終わり。
明日はいよいよスピーカー本体を装着します。
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