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銀匙のブログ一覧

2025年03月21日 イイね!

パジェロミニを手放しました。

ご無沙汰してます、銀匙です。

今日はタイトルの通り、パジェロミニを手放しました、という話です。

平成8年式ですから2026年で丁度30年を迎えるというご長寿車ですが、通勤用とにしてもリッター11kmは切らない燃費を維持しておりました。

ただ、最近の狂ったような値上げラッシュでガソリンも高騰し、私が失業したこともあり、2台持ちはさすがに厳しいなと。
で、残すならどっちとなった時、スイフトの方はまだ燃費がリッター15km位あるのと、車齢も10年経っていないし、家族も乗せられるわけで、どう転んでもパジェロミニを手放すしかないよねという事で売ることにしました。

やー、パジェロミニのMTで4WDモデルとはいえ、NA・14万キロ超え・車齢29年の軽自動車となると値段つかないですね。
最終的に4万円で売却となりました。
そんな値段でこの車が買えるなら私が買いたかったよ。
次に買った方、隅々まで整備してありますので長く乗ってあげてください。

余談ですが、急いでいる時はネットの買取業者はアテになりませんね。
他の月はともかく、3月は軽自動車にとっては大きな境目の月です。
4月1日に持ってた人が税金を1年分前払いし、しかも還付がありません。
3月中に全ての切り替え手続き完了をと考えると、ファーストコンタクトに時間使っていられないのです。

しかし今回、例えばMOTAは依頼から丸1日放っとかれました。
登録ボタン押した後になって、その日の18時以降にならないと値段解らないとか表示してくるんですよ。登録したの朝7時ですよ?
しかも登録はキャンセルできませんとか、登録するまでそういう話無かったよねと、詐欺的な手法にかなりイラッと来ました。
そもそもみんカラで査定と出たので、へーやってるんだーと思いながら登録したらMOTAだったという。
MOTAはあまり評判良くない(ウィカーズとかネクステージとか怪しげな店が上位を占めちゃって、しかも査定額を後で下げてきてトラブルになるとか口コミで書いてありました)ので依頼するつもりなかったのに。
まぁ電話かかってきたらもう車ありませんと断るしかないのですが。

ちなみにMOTA以外にも旧車王とかにも依頼しましたが、別途電話しますんでその時いつ出張査定するか日程決めましょ的にのんびりしたお返事。
サイトの宣伝では当日査定だのお待たせしませんだの書いてるのに。
しかもその電話すらいまだに来ません。差異がありすぎます。

そんな感じなので3月中に手放したい人はネットではなく実店舗を勧めます。
店舗の人も言ってましたが、結局車種や程度から幾らで買い取るかというのはどの店も同じものを見ているんだそうです。
そして中間マージン切るったって限度があるので、そうそう差は出ませんよと。
実際4つ回りましたが数千円位しか違わなかったです。
なので、景気の良い事書いてある業者は、結局後からグチグチ言って支払いを渋るだけなんだと思います。
実際ウィカーズとネクステージに対してはそういう口コミ見かけましたし。

まぁ買ったばっかりの現行アルファードとかR32GTRとかならともかく、普通に距離走って買い替えようかなという、人気ど真ん中でもない車ではそうそう買取値に差なんて出ないわけですよ。
ならばちゃんと個人情報部分は切り取ってシュレッダーしますよとか、いついつまでに振り込みますよとか、手続きをちゃんとしてくれて報告もするよと約束してくれる店に売った方が良いかなと思ったわけです。
夢も希望も無い話ですが。

それにしても、2021年に入手した時はガソリンもリッター120円とかそんな程度だった気がするのですが、今やリッター170円以上。
それもこれもプーチンがいつまでもしつこく戦争を止めないから。
ほんとに、老害1人の為に世界中が迷惑しています。

世にはびこる憎まれっ子が多すぎてかないません。


追伸:
結局MOTAはその日の夜で1社しか名乗りが無く、それがネクステージで、しかも最高額でさえ店舗に買い取ってもらった額より低かったです。
既に売却しましたと電話したらじゃあ登録消しときますと淡々と済んだので、今の所ネクステージには思う所はありません。
MOTAには「騙された」と思っていますけど。

更に追伸:
旧車王からは翌日の昼過ぎに電話がかかってきました
「当社で買い取りできない車種という事をお伝えします」
だってさ。
なんか掲載レビューがポルシェばっかりで何で旧車王なのにポルシェばかり?って思ってたんですが、要は高級車の古いモデルしか扱わんという事かな?
まぁ売った後だったんでそうですかの一言で終わりましたけど、あてにして電話した人なら怒り狂いそう。

結論:
ネット買い取りってロクなもんじゃないですね。

Posted at 2025/03/21 18:04:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | パジェロミニ | 日記
2024年07月21日 イイね!

納車から3年、車齢28歳になりました。

納車から3年、車齢28歳になりました。












こんにちは、銀匙です。

パジェロミニを購入して、3年が経っていました。
最初の半年間は大なり小なりの問題解決や予防整備に明け暮れてましたが、それ以降はエンジンオイル交換位で済んでます。

装備としては現代社会で必須のETC、ドラレコ、カーナビ以外には扇風機を追加したくらいです。
なぜかというとご想像の通り、古い軽自動車ゆえエアコンが弱いんですね。
暖房はよく効きますが、冷房がね・・
車体色が白なのと、一応吹き出し口からは15度前後の冷風が出てるので耐えられないほどでは無いのですが、今日みたいに関東で37度とかいう日には冷房がなかなか効かない。扇風機があると内気循環の助けにもなるようです。
この問題があるので真夏は全然走行距離が伸びず、大体年間5000km弱で推移してる感じです。そろそろ14万キロが見えてきました。

そんなわけで、この3年間を振り返っても別に出先で故障して困ったとかそうしたこともなく、案外金がかかりません。
四半世紀経過した中古車なんて1年か2年で廃車だろうなという予想は大きくハズレまして、燃費が13km前後で安定してることからも普通にサブカーとして買い物とかに使ってます。
MTなので渋滞が解ってる通勤には使いませんが、車幅が狭い車は狭い道でも運転が楽なのでね。

買う前から懸念してましたが、エンジンはNAで非力なので高回転まで引っ張ることが日常です。
設計段階から高回転エンジンであり、レッドゾーンも8000設定です。
バイクみたいですよね。
4気筒なんで滑らかですし嫌な音ではありませんが、6000超えると普通にうるさいです。
5速5000回転位で高速で90km巡航くらいです。
それ以上も出せなくは無いのですが、騒音で耳が痛くなるので追い越しの時くらいですかね。それでも110kmが限界って感じです。
ここまでギヤ比が低いと普段は1速が使い物にならないです。
通常モードのファイナルギアがもう少し高かったら良いなってよく思います。
クロカンなんで登坂力稼ぎたかったのかなとも思いますが、それなら別途Lモードがありますからねえ・・4WD-Lにしておけば普通に砂丘走れますし。

というわけで多分来年の車検も通せるんじゃないかな。
例のロービーム検査うんぬんにかんしても、この車はヘッドライトレンズがガラス製だし対象年式未満なんで無関係ですし。
ただ、その頃にはタイヤ一式交換でしょうね。さすがにFRベースの軽といえど4年も使えばヒビも進んでくるでしょうし。

総括として、購入から様々な予防保全入れて、なんだかんだで100万くらいはかけましたから、これからも頑張って欲しい所ではあります。

あとは馬鹿みたいに跳ね上がっている夏の最高気温とガソリン代がどこまで行くかですね・・両方とも落ち着いてほしいです。

Posted at 2024/07/21 13:05:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | パジェロミニ | 日記
2023年11月26日 イイね!

砂遊びに見る4WDの有効性

砂遊びに見る4WDの有効性











こんばんは、銀匙です。
今日は車で入れるとある砂浜でパジェロミニ君と砂遊びに興じた訳ですが、ふと、過去の苦い経験を思い出しまして、今日は4WDって一口に言っても色々違うんだよという話をしようかと思います。


4WDと言われた時、間違いない事は何らかの駆動力を4輪全てのタイヤを使って地面に伝える「タイミングがある」という所までです。
それで良いじゃないかと思われるでしょうし、私もそう思っていました。

ところが話は簡単ではなくて「タイミングがある」という点が曲者なんです。
何故かというと「4輪全てに全く同じ駆動力を均等配分すると曲がらない車になってしまう」のです。タイトコーナーブレーキング現象ってやつです。
なので、違和感なく走れるように4輪にいつどうやって駆動力を分配するのか、その制御方法は機械式か電子制御か、果ては前輪後輪で駆動力の発生源が違うのか同じなのかなど、まぁ細かい分類がある訳です。
それらをどう選ぶかというと「何の為の4WDか」という設計思想なんです。


ここで、私がやってしまった苦い経験をお話します。
何年も前に北海道へ旅行に行った時にレンタカーを借りたのですが、折角だからと過去乗った事のない、クロカンっぽい車を選んだんですね。
キーを渡されたのはRAV4でした。

型式までは覚えていませんが、フルタイム4WDと書かれていたので、つまりいつでも4駆ってことだよね、M+Sタイヤ履いてるし、格好良いし最強やんかと勝手に思ったわけです。
それで北海道のオホーツク海の海沿い、本当に人も車の気配もない砂浜を見つけ、ちょーっと砂の上を走ってみたいなあと欲を出したわけですね。
折角クロカン借りたのだし(違う)

で、砂浜に入ったわけですが、てんで駆動力が無い。
あれっと思ったら前に進まずタイヤが空転してどんどん砂に埋もれていく。
アクセルを緩めつつ少しでも前というか元の道へ戻ろうともがいたわけです。
本来はヤバいと思った瞬間にそっとブレーキ踏んで止まり、すぐバックに入れてジグザグにハンドル切りつつジリジリ下がる方が良い(そもそも突っ込まないことが最善)なのですが、私は焦ってハンドル目一杯切って車を方向転換させようとしたんですね。

最小回転半径で、砂浜の上で、フルタイム4WDのRAV4で。

お分かりの方ならこれがいかに無謀な事かと苦笑されると思うのですが、当然最後は車の下っ腹が着地して砂に乗っかり、いわゆる亀状態となりまして。
見事大金積んでJAFに助けてもらうハメになったわけです。
助けに来てくれたお兄さんありがとう。
もうちょっとでオホーツクの波に飲まれてました。


まず、とにかく間違えてはいけないのは、クロカン(クロスカントリー・ビークル)という車達と、SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)という車達は設計思想からして全然違うんだよ、という事です。

クロカン車は悪路の踏破性を主眼に開発されており、例えばジープ、パジェロ、パジェロミニ、デリカD5、エスクード、ジムニー、ランドクルーザー、ビッグホーン、レンジローバー、ランドローバー、ベンツGクラス等が該当します。
こいつらに積まれた4WDは基本的にデフロック、スーパーローなどという機能が盛り込まれてます。
スーパーローとは、エンジンが砂や泥といったトルクを奪われる条件下でもストールしないよう凄くローギヤードにすることが出来るわけです。
めちゃめちゃエンジン回転上がってタイヤちょびっとしか回らないけど超高トルクで力強く進めるよ、足を取られるような深い砂の中でも負けないよ、という感じです。
最新のランクルなんかもっと凄い電子デバイスで武装してますが、まぁ要するにクロカンは悪路走破性を向上させる為の4WDを積んでます。
ちなみに意外とクロカン的な4WDを積んでるのが軽トラです。
何故かというと畑やあぜ道が泥濘地と化す場合があり、農作物満載で泥濘地を超えねばならないとかいう過酷な状況を日常的に課せられるからです。
ただし致命的な欠点として乗用車に比べると乗り心地が悪いため、軽トラを除けばシェアを落としています。
ジムニーのように超コスパが良くてガチの本格クロカンは熱心なファンが買い支えていますが、最新のジムニーでさえオンロードや高速ではハスラーのターボモデルの方が乗り心地という意味では分があると思います。
少なくとも私は乗り比べてそう感じました。

一方、SUVは街をスマートに駆け抜ける背の高い車という位置づけであり、SUVのSである「スポーツ」の意味は「スポーツに必要な機材を積むことが出来る」とか、「ミニバン並みの高い視界を確保しつつ乗用車のように軽快に動けてスポーティでしょ」とか、意味はメーカーどころか車単位でバラバラです。
今の世ではSUVが主流です。
前述のRAV4のほか、ハリアー、CX30、アウトランダー、ジューク、ハスラー、果てはBMWのX5、ポルシェのカイエン、ボルボのXCなどなど、枚挙にいとまがありません。
これらの見た目は非常にクロカンに似てるのですが、こちらの4WDは基本的にデフロックやウルトラローがありません。たまにSNOWモードとかある車もありますが、あれはミッションに2速発進というかハイギヤード化させるだけです。
先程もあえて書かなかったのですが、デフロックとは何よという話をするとものすごく長くなるので、無いと何が困るかだけ言えば泥濘地や凍結路、ふかふかの砂浜といった悪路で簡単にスタックしてしまうのです。
要は悪路踏破性の為の4WDではないんですね。
強風や雨天の高速でもふらつかせないとか、コーナリングや加減速を快適にするとか、舗装路での快適性支援の為の4WDなわけです。そう設計されています。
特に致命的なのが最小回転半径に近い、ハンドルを目一杯切った状態での悪路走行であり、ほとんど2WDと変わりません。
そしてこの方式の4WDは実に多くの4WD車に採用されてます。
昔は生産コストが安いという理由で採用され、生活4駆なんて蔑称もあったのですが、近年ではこの方式は駆動配分方法と電子デバイスの相性が良い事が解り、普段はFFみたいに振舞わせて要所要所で4WD的にとか、カーブで外に膨らまないように内輪だけ駆動を切るとか高度な制御が出来るようになったのも一因です。

デフロックやウルトラロー付きのクロカン用4WDというのは、クロカンの車体設計もありますが、振動を伝えやすく、構造が重く、高価であり、都市走行にはまるで必要ないというか、むしろ邪魔です。
その上でオンロードも快適にするとなるとマイナス状態からの改善になるので、それこそランクルやレンジローバーのように目が飛び出るお値段になっていきます。

ちなみに前輪はエンジン駆動、後輪は電気モーターで駆動する4WDとか、ランエボのようにラリーで戦う為に高度な制御を入れて2WDより高速のまま旋回出来る4WDとか、本当に4WDには沢山の種類があります。

ただ、普通にカーライフを送るうえで出会うのは、いわゆるSUVライクな4WDか、クロカン的な4WDかだと思います。

と、言いつつ話をややこしくして恐縮なのですが、たとえばデリカミニの4WDはいわゆるSUVライクなやつですが、空転時は空転を抑制する電子デバイスを用いてスタックしにくく脱出しやすくする装置が付加されており、泥濘地はさすがにダメでしょうが凍結路からの脱出くらいはアクセル踏むだけで簡単に出来るよう設計したそうです。
似たような技術はクロカンである最新型のジムニーにも搭載されており、デフロックしなくても軽い対角スタックならそのまま脱出できるとのこと。
更に言うと同じ車種でもグレードによってSUVライクな4WDとクロカン的な4WDがあったり、SUVでも走破性を考慮した車があったりと、線引きも曖昧になっていたりします。

4WDと一口に言ってもその目的は悪路走破性とは限らないので、用途に合ってるかの確認が大事です。

私のようにSUVで砂浜の上を最小回転半径で回ろうとして亀になる人は少ないでしょうが、雪道や凍結路からの脱出は市街地での運転でも起こりうる状況です。
その時、特にレンタカーなど不慣れな車なのに、

 「4WDだから大丈夫!」

なーんて過信したら実際は2WDと変わんなかったって事になりますので、冬道は本当にお気を付けください。
特に2WDだろうが4WDだろうがブレーキ性能は同じというか、むしろ重い分4WDの方が不利まであるので絶対アテにしないでください。
雪道で夏タイヤの4WDに乗るくらいならスタッドレス履いた2WDを選んだほうが遥かに良いです。

電子デバイスでブレーキ制御支援的な事をする4WDってあるのかな?
GTRさんのあれはそうなのかなあ・・・

まぁともかく。

そんなわけで、今日の私はデフロック直結でスーパーローモードにセットしたパジェロミニで砂浜を軽々と走って帰ってきたわけです。
車から降りると靴にザクザク入ってくるような目の細かい砂でしたが、NAながらいっぱしのクロカン4WDを持つパジェロミニ君はスイスイ走れまして。
素晴らしいなあと思いつつ、過去の失敗を一人恥じていました。

皆様は4WD車のハンドルを握る前に、その車の4WDが何の為に設計されたものなのか確認してくださいね。
では、では。
Posted at 2023/11/26 21:42:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | パジェロミニ | 日記
2023年04月29日 イイね!

MT用シフトノブあれこれと安価な中国製シフトノブの「ゆるみ」の根治方法

こんにちは、銀匙です。

先日、スパークプラグとオイル交換で大変元気になったうちのパジェロミニ。
もう1つ気になっていたのがシフトレバーです。

元々座高が高い私は純正のシフトレバーでは高さが低すぎて届かない事があったため、自分でトラック用のウッドシフトノブを好みの長さに切断して使っていたのですが、連日浴びる日光に塗料が負けてしまい、みすぼらしくなってしまいました。

そこで汎用の5MTパターンが刻まれた革巻きシフトノブを買ってみたのですが、下記写真をご覧ください。



シフトノブの付け根ですが、穴の外側にはオスネジが切ってありますが、内側にネジが切られてないですよね?
純正ノブでは奥まったところに10x1.25というM10細ピッチのメスネジが切られているのですが、このシフトノブにはどこにも切られていない。

じゃあどうやって固定するのかというと、結論からいえば「固定出来ない」んですね。

説明書にある方法は、
1.車から生えているシフトレバー(オスネジ側)にゴムキャップを被せます。
2.そのゴムキャップごとシフトノブに押し込んでください。
3.ゴムキャップが外れないようにイモネジで固定します。

というもの。
イモネジがシフトレバーを固定するのではなく、あくまでもゴムキャップにかかるだけなので、

シフトレバー → ゴムキャップ → シフトノブ

という、まさにゴムを挟んだグニャグニャした感覚になります。
そして回転方向に固定出来ていないのでシフトするだけで簡単にノブが回ります。
そこまでは想定してたのですが、


 1時間ほど走って、何気なく力をかけたらノブがあっけなく外れた。


えぇ・・

走行中にノブを上方向に引き上げるアクションはしないとは思うのですが、ぐるぐる回るのも情けないし、これはダメだなあと。
そのゴムキャップも装着前に比べて明らかに内径が広がって緩んでます。

で、改めて下記写真をご覧ください。


要は

シフトレバー → ゴムキャップ → シフトノブ

の、ゴムキャップを金属で代替すれば良いんじゃないか。
そう思って色々探したわけです。
金属製のスペーサーとか、ラウンドナットとか、高ナットとか。
しかしいずれも

 M10x1.25ピッチ

というネジ規格での扱いが無いんですね。
こんなん旋盤と鉄の棒があれば1時間もありゃ作れるんですが・・・

まぁ無い物ねだりをしても仕方ありませんし、その為に旋盤買うのも本末転倒です。

あれこれ考えまして測りながら唸ってたのですが、よくよく見るとM10のクロメート六角ナットの最大部の実寸と、シフトノブの穴の部分の直径は、穴の方が0.8mmほど狭いだけなんですね。
最大部ってどこかというと、六角形の角から反対側の角までです。

 角を金やすりで削って叩き込めば入るんじゃね?

というわけで、やってみました。

 入りました。



まぁそこそこ角は削りましたし、ナットを傷めないようにゴムハンマー使って叩きまくりましたが、シフトノブ側が柔らかいアルミ材だったのでどうにかなりました。ステンレスや樹脂だったらこのやり方はダメでしょうねえ・・

注意点は私は高さ1.5cmのナットを2つ埋め込みたかったので、ナット同志の溝の連携を取るために一旦M10のボルトに削ったナットを2連続で嵌め、ボルトにつけたままシフトノブに叩き込んだということと、叩き込んだナットのゆるみ止めとして、念のために元々ついているイモネジを使ってナットを締め上げたことでしょうか。

なお、車に装着する時はダブルナット(実際はトリプルナットですが)のやり方で位置決めをします。
まずはM10ナットを1つ、単独でシフトレバーの一番奥までねじ込みます。
次にM10ナットを埋め込んだシフトノブをシフトレバーにねじ込み、丁度良い高さにします。
続いて先にねじ込んだM10ナットを緩む方向に回していき、シフトノブと当たったらしっかり締めこみます。
これでシフトノブを回転方向に固定し、なおかつ好きな高さに調整できます。

この程度、製品として最初からして欲しいんですけどね。
クロメートのM10ナットなんて1つ数十円ですし。


これでしばらく使ってたのですが、アマゾンで4ランナー、つまり日本でいうRAV4用の5MT用シフトノブを売ってまして、こっちの方が文字がくっきりしていて見やすいなあと。お値段も2000円程度です。



早速入手したんですが、実物を調べると2つ問題がありまして。

1つはシフトノブに切られたネジが12x1.25ピッチで、うちの10x1.25と異なること。
もう1つはシフトノブ内側のシフトレバーを通す穴が12mmボルト用にしても緩いくらい大きいこと。

2つ目の何が問題かというと、このままシフトレバーにM10→M12変換アダプタを噛ませて装着すると、シフトレバーはM10直径であるため、シフトノブと隙間が空いてしまい、ネジの部分だけでシフトノブを支える事になり、シフトノブ内側の樹脂製ネジが早々にダメになってしまう事が予想されるのです。

というわけで追加で購入したものが「同径延長アダプタ」というやつです。
本当はM10メスをM12オスにしてくれるアダプタの方が良かったんですが、アダプタの長さとか諸々の都合がありまして。
ジェットイノウエさんが出している長さ5cmのアダプタを今回は購入。1000円位でした。



結局どうなるかというと

シフトレバー → 同径延長アダプタ → M10M12変換アダプタ → シフトノブ

となります。
M10M12アダプタは金属製で500円位ですね。
しめて3500円位。

で、先ほども書きました通りシフトノブのメスネジだけ樹脂製なので、その負担を軽くするために問題2を解決します。
具体的にはシフトノブの内側にコーキング剤を流し込んでから延長アダプタをねじ込む事で、シフトノブとアダプタの間をしっかり埋めたのです。

延長アダプタがシフトノブの外側に出る部分は2cmも無いことと、黒色のコーキング剤を使ったので、まさに最初からそうだったような仕上がりとなりました(どうせ見えないけど)




今まで加工するなりしたシフトレバーを並べてみます。



※この他にも球形のノブもありますが、あれは無加工なので除外します。

次に、ここでシフトノブの重さの話をしたいと思います。
シフトノブの重さと操作の関係は一般的に下記の通りで、正反対の関係です。

 軽い:無理矢理ギヤを押し込む事がしにくくなるのでギヤボックスには優しい。
    反面シフト操作が弾かれたり、シフトが入りにくくなったり、操作に力が必要になる。

 重い:ギヤボックスの雑味を相殺してくれるのでシフト操作が軽く滑らかになる。
    反面、無理矢理な操作でも通ってしまうのでギヤボックスにキビシイ操作が出来てしまう。

まぁ純正とかけ離れなければさほど変わらないのですが。

さて、パジェロミニの純正シフトノブは重さ76gと、かなり軽量です。
NAロードスターの純正シフトノブは200g位あるようですから、純正でも随分違うわけです。

作ってきたシフトノブはどうかというと、写真の左から順に
 木製のショートノブ:96g
 木製のロングノブ:120g
 革巻きロングノブ:149g
 革巻き+アダプタノブ:176g

となります。
一番重くても100g増えただけと見るか、純正の2倍以上と見るかですが、市販品でヘビーウエイトというと400gとかそれ以上の物もあり、176gというとチタン製の軽量ノブとかが近い訳です。
なので純正に比べれば重めだけど、まぁまだまだ軽量の部類かなと思ってます。
軽自動車用のミッションなのであまり重くするのも良くないでしょうから、上限は200gくらいかなと個人的には思っています。



さて、最後に作ったシフトノブを車に取り付けてみます。



びっくりするくらい違和感がありません。
最初はダブルナットで固定しようと思ったのですが、運よく丁度良い位置だったので余計なナットもなく。
まぁナットはあるのでそのうち緩んできたら使おうかと思います。

その場で動かずにシフトしてみたのですが、木製ショートノブと比べると明らかに滑らかに入ります。
延長したので手が空振りする事もなく、ガングリップ形状なので握りやすい。革巻きなので滑りにくい。
手前味噌ですがなかなか良いんじゃないでしょうか?
次回出かける時が楽しみです。

では、では。
Posted at 2023/04/29 09:01:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | パジェロミニ | 日記
2023年04月19日 イイね!

26年物の軽クロカンに高級オイルと最高峰のプラグを導入した結果。

こんばんは、銀匙です。

さて、1996年製のパジェロミニを手に入れてから7月で2年となります。
クロカンのMT車をどうしても手に入れたかったというのと、古い車ならば出来るだけ装備が少なく、低性能なモデルの方がボディなどが長持ちするという通説を信じた訳ですが、なにせうちの子はノンターボ(NA)モデル。

本来はパジェロミニでは「NA」「4WD」「AT」は揃えてはいけません。
NAは非力であり、4WDは構造が増えて重くなり、初代のATは3ATで壊れやすいうえにギヤ比が悪くて一般道でもぶん回し続ける為エンジンに悪い。

初代パジェロミニが中古で出回り始めた頃、この3つとも揃った車はトリプル厄満(役満ではない)なんて呼ばれてました。

2代目パジェロミニでもこの3つが揃うとやはり評価は低かったのですが、どちらかというとNAの2WDのATの方が「FR仕様?何の為にわざわざパジェロミニ買ったのさ?」という目で見られる事も多かった気がします。
このFR仕様があったが為にますますジムニーに比べてなんちゃって車と呼ばれるようになった気がします。

いずれにせよパジェロミニではNAのATは鬼門です。
実際中古車で安いのはみんなこのタイプ。あるいは事故車水没車。

しかしパワートレーンがターボ仕様ならばATだろうがMTだろうが関係なくなります。ATなら便利ですしMTなら楽しいよねと掌返しです。
パワーは全てを解決するのです。力こそパワー。

で、そんな中ひっそりした存在になったのがうちの子、つまりNAの4WDのMTモデル。

初代のATモデルとは違い、エンジンをそこまで無駄に引っ張りまわしません。
4WDですからそのためにパジェロミニ買ったんだと言えます。
しかしどうしても、ターボが無いので絶対的なパワーがありません。
そしてターボエンジン並みに低回転域のトルクもスカスカです。
3代目VWゴルフのエントリーグレードのようなひっそり加減です。

とはいえ現在製造から26年間。
7月で27年になろうというクルマ。
購入時から整備は続けてきていますが、ここらで2年経過記念という事を兼ね、何かしら性能改善を図ろうと思い立ったわけです。

導入終わり。話長くてごめんなさい。

で、タイトルにどう繋がっていくかなんですが、経年劣化でガタが来ているのは全体的になんですが、少しでもNA、それも発進時に直結する低回転域を改善したい。

考えたアプローチは3つ。

1つはきちんと燃焼させること。ただでさえ性能上限の低いECIマルチの4気筒エンジンです。設計通りに点火させるための策が・・

・スパークプラグを一番いい奴にする。

じゃあ一番良いスパークプラグって何よとなりますが、文句なしにこれでしょう。

NGKプレミアムRXプラグ
https://www.ngk-sparkplugs.jp/ngk/sparkplugs/products/rx/

ルテニウムって何?って私ですが、凄そうな雰囲気は伝わってきます。
世界のNGKってだけでも信用出来ますが、そのNGKがイチオシするなら間違いない(←影響されやすい人)

なにより、片方だけイリジウムの短寿命イリジウムプラグと比べてもそれほどバカ高い訳でもないのに普通車で12万キロ、軽でも6万キロ持つというのです。
多分このプラグが寿命を迎える前に私やパジェロミニが寿命を迎えるでしょう。
というわけで奮発する甲斐があると判断。これに決定。
当然、プラグ性能を完全にするため、コイルとプラグコードも一緒に変えます。
コイルの方がプラグより遥かに高いんですが・・・・


さて2つ目ですが、シフトミスを防ぎたいということです。
具体的には「ギヤの入りの渋さ」をどうにかしたい。
1stで加速して2ndに入れる時、「ガッ」と弾かれる。
あっという間に速度は下がりますし、急坂なら下手すれば下がります。
それが嫌なので既にWAKOSのギヤオイル入れたのですが、効果は今一つ。
なのでレース界隈というか、スイフトや86界隈で人気のビリオンというメーカーのオイルを選んでみました。

買ったオイルはBILLION OILSのMT-520という奴です。
ディファレンシャルギヤとミッションが分かれていて、FRベースのミッションを保護する為の専用オイル。
これをミッションとトランスファそれぞれに投入します。
https://www.billion-inc.co.jp/billion_oils/product/mt-520.html

とはいえ、うちのパジェロミニは軽ですから、合わせても1.7Lほど。
なので2Lパック1つで足りました。


最後の3つ目は、フリクションロスの低減。
具体的には空送時を含むデファレンシャルギアの機械的ロスを下げる事。
今までもカストロールのデフオイルにWAKOSのMAGIC5を添加していたのでそこそこ良くなってはいたのですが、ミッションとオイルメーカーを揃えました。
そう、ここでもビリオンを投入します。

買ったオイルはBILLION OILSのFR-355という奴です。
https://www.billion-inc.co.jp/billion_oils/product/fr-355.html
LSDの無い一般的なオープンディファレンシャルギヤ専用のオイル。
FRでも4WDでも使えます。要はハイポイドオイルですね。

また、パジェロミニはいわゆるハイポイドオイルの使用先として前後デフの他に、フリーホイールクラッチという、4WDーH、4WD-L、FRを切り替えるクラッチにも入れるよう指定されています。
なのでこの3か所に全てFR-355を適用しますが、こちらも2Lで丁度足りました。


さて、お値段ですが・・
NGKプレミアムRX(DCPR7ERX-P):4本で5670円
NGKプラグコード(RC-ME98):1台分3232円
NGKイグニッションコイル(U4032):1台分2個で15130円
BILLION OILSミッションオイル(MT-520):2Lで9726円
BILLION OILSデフオイル(FR-355):2L分で5969円
これに作業工賃とワッシャ等の消耗小物等の費用18000円を足しまして・・

合計約58000円です・・春なのに懐は大寒波です。

じゃあどうだったのか。
散々引っ張ったんだから適当なことは言いませんよ。


体感できます


いやほんと、嘘じゃないです。
どういう時か、具体例を書きます。

まず、アイドリングでNから1に押し込む時、ぬるりと軽く入ります。
ゴキッ、じゃないんです。ぬるりと入るんです。
オールドポルシェの「水飴の中で棒をかき混ぜるような」ぬるぬる感じゃ無く、常に柔らかい支えが金属の間に挟まってるなという統制の取れたぬめり感です。
もちろんスコンと入ります。
クラッチを繋ぎつつ軽くふかします。繋がります。動き出しが滑らかです。
いつもならもう少しアクセル開けないとストールするぞというような回転で繋げても踏ん張ってくれる。
加速し、クラッチを切り、2ndに入れます。スコンと短時間で入ります。
だから加速が自然に続きます。
アクセルを踏み足さなくても軽い坂をスルスル上ります。
エンジンの中に押し出された燃料がしっかり燃えてパワーになってる感覚。
別に大パワーどっかーんというようなモノじゃありません。
あくまで52馬力のNAに過ぎません。
ただ、設計通り、ここで火花をくれてやればそれくらいの力が出るだろうという設計通りに力が出ている。だからこのミッションはこのギヤ比で良いんだ、ストールしないだろう?
そういう風に良い連鎖が起きていきます。
それまでは迷って3rdに下げて加速してたシーンで、4thのまま持ちこたえてくれるようになりました。
信号が赤に変わります。アクセルから足を話して空送となります。
エンブレは効きますが減速の仕方が滑らかかつ穏やかになりました。
今まではアクセルを徐々に離さないとがっくんがっくんだったものが、ただ離せば滑らかに速度を下げていく感じになったわけです。
つまり運転が楽になりました。

そして特に、ミッションやデフからのギヤ音が減りました。明らかに減りました。
4WDモードで普通に市街地走ってもいいかという気になります。
(乾燥舗装路での4WD走行はギヤ痛めるからしませんけど)

パジェロミニにプレミアムRXプラグとか、ビリオンオイルとかを投じた人の情報は探した限りでは無かったので、今回は詳細レポートにしてみました。

NGKプレミアムRXとビリオンオイルのミッション/デフオイル投入によって体感できる改善点をまとめます。
・低回転時のトルク感改善
・MTミッションの入りの渋さ、シフトフィールの改善
・室内に入ってくる駆動系騒音の低減
・空走減速の滑らかさ改善

これに6万突っ込んでも何とかしたいというオーナーには良い選択肢だと思います。作業時間は6時間くらいでしたかね。

注意事項として、不具合は直りません。
あくまで純正だと届かない、細かな痒い所をあちこち良くしてくれて、全体的に良い方向に持ち上げてくれるという話です。
その改善具合が、私は今後車検か2万キロごとにビリオンで入れ替え続けても良いかなと思うくらいには満足しています。オイルだけなら多少安くなりますし。

ネットを彷徨っているなかで、
「車で最も変化を体感できるオイル交換はミッションオイルだ」
というフレーズを何度か目にしてきました。
実際納車直後の泥のようなオイルからWAKOSに変えた時も静粛性等で成果はありましたし、今回ビリオンに入れ替えた事で一層良さを体感出来ました。
ちなみにエンジンオイルはオートバックスさんの一番安い量り売りオイルを使い続けてます。
エンジンオイルって何使っても正直わからんのですよ。
軽ですからどうせ5000kmも走らずに変えてしまいますし。
5W30から10W30に変えれば回りにくくなったなあとかは分かるのですが、同じ5W30でAからBに変えても正直わかんないです。
そんな程度の人間でもミッションオイルの違いは解ります。
エンジンオイルでも違いが分かる方ならよりハッキリわかるんじゃないかな。

そんな風に思いました。

というわけで、(大変高かったですが)改善大成功という事で。
これで夏場の燃費も上がってくれればいう事無しなんですけどね・・・

では、では。
Posted at 2023/04/19 20:49:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | パジェロミニ | 日記

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