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銀匙のブログ一覧

2022年04月23日 イイね!

パジェロミニの静音化をやってみた。

こんばんは、銀匙です。

さて、我が家のパジェロミニですが、元々ジープっぽい見た目そのままに、静音とかなんでしょうかという感じで、控えめにいって賑やかです。

まぁそういう事を求める車じゃないんですけど、特にドアを開け閉めする時の音が大きく響くので近所迷惑かなと思ってたわけです。
かといって軽く閉めると普通に半ドアになる。

意識して聞いてみると、具体的な音としてはドアラッチがストライカーを噛みこむ時のガチャンという音と、文字通りドアの鉄板が震える音の2種類がしている感じ。

前者は下手に弄ると閉まらなくなるとか怖いので、後者の方をどうにかすることにしました。

今回用意したものはこちら。


アルミテープは幅の細い物が一般的な100度までの耐熱品で、幅の太い物がストーブの煙突などにも使える400度までの耐熱品です。
そして静音の要となる物が下にある、自己融着テープです。
謳い文句の通り、本来は電線の絶縁とか水道管の補修として、密着するけど糊は使ってないので綺麗に剝がせるよ、いつまでも固くならないよ、そして臭くないよという、まぁブチルゴムより性格の良い奴的な代物です。
粘着力はブチルに及びませんが。

なのでわざわざこの2つを使わなくても、片面にブチルゴムの付いたテープでも同じだとは思いますが、ブチルゴム臭いし手につくと取れないので嫌い・・

これをどこに貼るかというと、ドア外板の内側の中央部となります。
ここが一番支えが無くて震えますからね。
これは車種によっても違うと思うので、ドアの外側から指でコンコンとノックしていって、一番音が大きい所に貼るという考え方で良いと思います。


作業としては、まずドアガラスが邪魔なので一番上に上げておきます。
締め切った状態ですね。
次いでドアの内張を剥がします。手順は略します。
するとこうなります。



既にアルミテープが見えると思いますが、これは防水シートが納車時から破れていたり縮んでいたりしたのを補修した跡ですので今回とは無関係です。

で、この防水シートがブチルゴムでべっとり貼り付いてるので、泣きながら剥がしていきます。
するとドアの骨格鉄板と、その奥にドアの外板が見えます。



赤枠で囲ったあたり、つまりサイドドアビームの上下をパーツクリーナや水で固く絞った雑巾などで清掃し、よく汚れを落としておきます。

そして外板には、高耐熱アルミテープの接着面中央に自己融着テープを貼ったうえで、先ほど清掃した箇所に貼り付けていきます。
本来は自己融着テープで制振して音を減らすのですが、夏場に高温になって溶け落ちてくるかもしれないので、高耐熱アルミテープで周りを塞ぐわけです。
下手に剥がれるとドアガラスの動作を阻害するかもしれないので、ちょっと高いアルミテープですが粘着性と耐熱性を重視しました。



画像に注釈をつけないで別角度から見てみます。



続いて、折角外しているのでドア内側の樹脂パネルの内部にもアルミテープを貼っておきます。


こちらは100度耐久ですが、まぁ剥がれてしまってもドアガラスとの間には骨格鉄板や防水シートがあるので、そんなに影響ないかなという判断です。
なお自己融着テープはドア2枚とリアハッチに貼ったら終わってしまいましたのでこちらにはアルミテープだけです。
静音的には貼った方が良いんでしょうけどね。
問題あったら自己融着テープを追加で買って幅広アルミテープとともに貼ってみます。たぶん。きっと。

で、元通りに組み立てておしまいです。

実際の効果ですが、ドアを閉めた時に「おっ」と思うくらい音が減りました。
ラッチからの音は変わってないのですぐ慣れてしまいそうですが、良くなったのは体感できます。

他にも走行時の車外からの侵入音が減りました。
これは期待していなかったのですが、考えてみれば鉄板が共振するのを防いでるわけですから、走行時の車外からの音も減るのは道理です。
具体的にはオーディオのボリュームを2つくらい減らせました。
一般道の法定速度で走っても普通に走れるやん、耳が辛くないやんという感じ。
つまり今までがえらい状態だったともいえます。

調子に乗って他もやろうかなと思ったのですが、後部座席周りの分解は結構骨が折れるので止めました。
後部回りは以前にガラス外側周辺にコーキング材を充填したことで静音効果が出ているので、それで良しとすることに。
あとはダッシュボードとか天井、フロアカーペット下とかもアクセス困難なので見送ります。素人にはここまでです。

ともあれ、ドア2枚とリアハッチの3か所だけで結構な効果が出ました。
26年前の車だと素人が手を出せるので良いですね。
新しい車だと分解自体が出来なかったり、変な警告灯がついたり、既に対策してあったりで素人が手を出せる所なんてないですから(経験済)

そんなわけで、H56系で静音に効果があった対策のご紹介でした。
注意点は防水シートを破かないこと、シートを接着しているブチルゴムで服や室内をうっかり汚さないようにすることですかね(ほんとブチルゴム嫌い)

では、では。
Posted at 2022/04/23 20:43:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | パジェロミニ | 日記
2022年04月03日 イイね!

13万キロを超えました。

13万キロを超えました。こんにちは、銀匙です。











さて、パジェロミニがようやく本日、総走行距離13万キロを超えました。


1996年式の旧規格軽自動車が26年の歳月をかけて13万キロですから、平均すれば年5千キロのペース。
ゴムや電球とかの消耗品とオイル変えたくらいでよく走ってくれます。
軽は長持ちしないなんて言われますが、そんな事ないですね。

ちょうどキリが良いのでエンジンオイルを替えました。
オートバックスさんで量り売り1000円の10W30。
店の中で一番安いオイルですが、それでも当時の純正指定グレードより遥かに良いものです。
時代が進んだってことですね。


また、昨夏に1度縫い上げたハンドルカバーですが、もう少しクッション性を持たせたくて作り直しました。


今度は内部に薄いウレタンを挟ませ、縫い糸は黒にしてみました。
こちらの方が純正っぽいですかね。
握り心地は純正革巻きステアリングとそっくりになりました。
良い感じです。


なお、燃費記録にも書きましたが、最新の燃費でリッター14km超えてます。
エアコン(というかクーラー)をあまり使ってないとはいえ、絶対リッター10kmは超えないだろうと覚悟して購入したので拍子抜けです。
市街地のみとなると、むしろスイフトを上回ります。
悪くないどころか良い部類であり、完全に予想外でした。
NAだから力強くはありません。すぐストールします。
でもお財布に優しいクロカンです。
ロバみたいな感じです。

給料は上がらないけど物価は上がる一方です。
ガソリンの暫定税率が恨めしい。

物価と言えば、先日久しぶりに中古カメラのWebサイトを巡回したら、軒並みかなり値上がりしてました。
コンパクトデジカメさえ値上がりしています。
今は買い時ではないですね。
家電も値上がりというか在庫なしが目立ちます。
電子レンジが壊れてしまったので、在庫のある品を探すのに苦労しました。
半導体不足が深刻だそうです。
同じ理由で新車が長く待たされるため、中古車市場が上がっていて在庫も減っているとか。
私はパジェロミニを昨夏に買いましたが、その時はこんな状況ではなかったので、たった半年先の事も分からないものですね。

今ある車を大事に乗ろうと思った2022年の春でした。
Posted at 2022/04/03 16:09:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | パジェロミニ | 日記
2021年12月25日 イイね!

再びシフトノブを作りました。

再びシフトノブを作りました。こんばんは、銀匙です。
メリークリスマス。

さて、今年7月にお迎えしたパジェロミニ君ですが、走行不能に陥ることなく距離を伸ばしています。

とはいえさすがに25年物の車。
先日は助手席側の窓を開けたまま走るとガラスが揺れてガタゴトと大きな音がするので、これに対応しました。

手始めに疑ったのはドアの窓ガラスを押さえるランチャネルというゴム部品。
税別4100円は高いなあと思いながら注文したのですが、届いた品物はうなぎの大物かと思うほどの長い代物で、そりゃあこの値段も仕方ないわなと納得。
取り替えながら昇降機構側の不具合だったら嫌だなと思ったのですが、交換によって不具合はぴたりと収まり、胸をなでおろしています。

交換のやり方はみんカラの先人達の整備記録などを拝見しましたが、私から言えるのは長めの内張はがしを持っておくと、ランチャネルをドア枠に押し込んでいくときに便利、という事ですかね。
あとは皆様の言う通りシリコンスプレーは必須。車体側のレール部に多めに吹いておきましょう。


さてさて。今回はその話ではなく。
以前にも紹介したシフトノブを再度購入したのです。


すりこぎじゃなく、トラック用のシフトノブです。
全長20cmの奴でアマゾンで990円。
しっかりした変換アダプタもついてるのに安いですね。
なぜか15cmの奴は2本でないと発注出来ないのは相変わらずのようです。

なぜ再購入したかというと、以前作ったシフトノブは静止状態で採寸して加工したのですが、あとちょっと長い方が左折中に3速に入れるとかがやりやすいなと気づいたのです。
長いなら切ればいいのですが短いのはどうしようもないので作り直そう、というわけですね。

ただ作り直すのも面白くないなという事で、100円ショップに売っていた水性ニスのメープル(かえで)風、というのを買ってきました。
前回は9.5cmで作ったのですが、今回はそれに2.5cm増やした12cmで作ってみます。
また、実際握る部分を前回よりもう少し角を落として丸みを増やします。

実際新旧を比べるとこんな感じ。


前回のを取り付けた感じ。


今回の感じ。


実際走ってみて、今回作った方が良いと思うので、またしばらく走ってみます。
なお、前回作ったシフトノブも現時点で全く不具合ありません。
MTのシフトは走行中操作し続けるので、やはりイモネジとか使わない、しっかりした金属アダプタ製の物が良いですね。

なお、メープルの塗料ですが、単に塗ると赤茶色の単色に塗りあがってしまいます。
じゃあどうやって木目を出すんだとなりますが、乾き始めたら、ある程度乾くまでの間、ずっと刷毛で上から下、下から上、斜め、直線、よじれ線などを描きながら撫で続けるわけです。
すると刷毛の毛の凹凸で、ちょうど雪道を車が走った時のわだちのように、塗料が筋状に厚みが変わるわけです。
この厚い所が色が濃くなり、薄い所は地の色が出るわけです。
今回使ったシフトノブは白木なので白っぽくなります。
こうして1度目を塗ったら重ね塗りしつつ刷毛で筋をつけて、というのを繰り返すと木目風になり、重ねるほど色が濃く暗くなります。
その後で透明ニスを上から重ね塗りして、塗料が剥げるのを防ぎます。
100円の割にちゃんと雰囲気も変わりますしなかなか良いですよ。



α7C-ColorScoper21mmF4


というわけで、これが恐らく本年最後のブログ更新かと思います。

読んでくれた皆様、本当にありがとうございました。
今はオミクロンだのなんだので明るい雰囲気を出しづらい世相ではありますが、これから皆様に良い事があることを願いつつ筆をおきます。

どうぞ、良いお年をお迎えください。
Posted at 2021/12/25 16:51:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | パジェロミニ | 日記
2021年10月03日 イイね!

ヒューズチューニングをやってみた。

どうも、銀匙です。
台風が関東を通ってる時、スマホで暇つぶしをしていた私はとある記事を見つけました。

 ヒューズチューン

第1印象はなんだそれ、でした。

ほら、ちょっと前にハイレゾ音源とかで音が良くなるマイクロSDカードとかあったじゃないですか。
あれもデジタル信号のデータファイルを格納するだけのSDカードを何かして何が変わるんだとか思って通り過ぎたわけですが(レビューも大喜利になってましたし)、こっちの方は一見道理が通ってるようにも見えるんです。

 ヒューズはもともと過電流で焼き切れるように柔らかい金属を使ってる。
 過電流でなくても使用すれば加熱し、使用後は冷えるので、膨張収縮を繰り返すので、ヒューズはおよそ10年程度で使用期限を迎える。
 期限を超えたヒューズは規定電流より低い値で切れたり、配線抵抗が増えることがある。
 よって10年以上経った車のヒューズを変えると本来の性能に戻ることで、設計通りに電流が流れ、車の調子が戻る(良くなる)。

へー、ふーん、ほー、ぐらいなんですが、やってる人が変わった変わったと言ってる人と、いや、解らんよこれ?といってる人に分かれてたので、やってみようかなと思ったわけです。

そもそも御年24歳のパジェロミニ君。
そして切れてもいないヒューズを途中のオーナーが替える筈もないでしょうから、下手すると24年物・・

うちのパジェロミニはNAの5MTでABSとかの装備もないXR-2というグレードなんで、ヒューズの数は比較的少ない筈なのですが、それでも室内とエンジンルームにあるヒューズボックスを調べると、これだけありました。

●平型ヒューズ(予備含め)
10Aが5つ
15Aが10個

●ヒュージブルリンク
20Aタイプ 1個
30Aタイプ 2個
40Aタイプ 1個
80Aタイプ 1個

平型ヒューズというのは平型の中でも一番大きい、初期から存在してるやつですね。こんなんです。



ヒュージブルリンクというのは結局はヒューズなんですが、ディーラーいわく、規定値に達しても突入電流なら見逃すといった特殊な動作のあるヒューズという事らしいです。事実上専用部品ですとの事だったので、純正在庫を探して買いました。1個800円位しますが、24年前の車の純正部品があるだけありがたい。
ヒューズとヒュージブルリンクすべて合わせて5000円くらい払いましたかね。

で。

取り替える時に、ヒュージブルリンクの方は出来なかったのですが、平型ヒューズの方はひと工夫してみました。
ラジコンとかでよくやる、端子部を鉛筆で塗りつぶすやつです。



雑ですが、いつもまぁこんなもんです。
え?これの効果?なんか接点同士のミクロな凹凸をカーボンが埋める事で、接点間スパークが減って導通抵抗が減るとかなんとか言われてた気がしますけど、ラジコンやってた時にちょっとでも電池寿命が延びればいいなあと思ってやっていた習慣ですから、正直効果を体感してるとかそういうのより、おまじないです。

おそらくは物理的に鉛筆の芯をこすりつけるので、端子についてる油分や汚れを削り取って導電性が回復するとか、そんな程度なんじゃないでしょうか。

後は地味に1つずつヒューズを抜いて、エアブロワで埃を飛ばして、端子を鉛筆で塗った新しいヒューズを差して、の繰り返し。

ヒュージブルリンクはエアブロワだけですね。
80Aだけネジで端子が止まってるので、軽く緩めてあげる必要があります。
ヒュージブルリンクはエンジンルーム側にまとまっています。
ケースついてても結構埃が入ってますね。



私は作業中、バッテリのマイナスは抜いてました。
最近のハイブリッド車とかだとバッテリを外すときに別のバッテリを繋いだりするようですが、うちのは消えてもカーオーディオの設定位なので、単純に外します。つまりディープシャットダウン。

で、どうだった?というのが皆さんの関心事だと思うのですが、分かんないレベル、というのが正直な所です。
加速の時にもう一息分良くなってくれたような、いや変わらんだろというような、もうほんと、そんなレベル。
劇的にエンジン静かになったーとか、すげー加速ーとか、そういうのは全然ありません。
予定通りというか、そりゃそうだなというか。

そもそもこのチューニングに反対的立場を取ってる人のコメントに、それならハーネス全交換しないとダメやんか、みたいなことが書いてあって、まぁそうやねと頷いてました。
ご存じかもですが、実は家で使ってる延長コンセントタップとかの配線って、寿命はおよそ20年とメーカーは言っているのです。
しかし30年以上使ってるケース、ざらにありますよね。
なぜなら家の中の配線は変えられても、家の内側、つまりブレーカーから各部屋までの配線なんて取り替えないでしょう?マンションなんて電線から取り込む受変電設備からコンセントまで結構な距離がありますが、変えてるわけがない。
更に言えば、切れたりしない限り、発電所から自宅最寄りまでの電線がそんなに定期的に取り替えられてるかというと、あんまり見たことないと思うんです。
でも普通に電気は来て、機器は動いてるわけです。
オーディオマニアでもコンセントから機器までの話はこだわるのに、コンセントより内側については不問にされてるやん、というのはタブーな指摘らしいです。はい。

ま、それはおいておいて。

で、じゃあ変わったという人はプラシーボなのかというと、そうじゃなくて思い当たることが1つあるんです。
それが先ほど言った「ディープシャットダウン」です。

簡単に言えばバッテリーのマイナスを30分から1時間程度外してしまい、ECUとかメインコンピュータのコンデンサに溜まった電気をすっからかんにすることで、コンピュータ類にリセットをかける行為です。
リセットをするとECUは現状把握を再度行いますから、経年変化した現状のエンジンや諸々の状態に合わせて最適化をしてくれるんです。
こっちの方が効いてるんじゃないかなと。

うちの24年物のパジェロミニでさえ、ディープシャットダウン後にエアコンやファンを全部止めて10分ほどアイドリングすると再学習しますと書いてありますので、ディープシャットダウンしたらエラーになる車を除けば、5万キロとか10年経ったとか、そんなタイミングで1度ディープシャットダウンしてみるといいかもしれません。
なにせタダですからね。
うちの車は納車後何度もディープシャットダウンしてるので、今更驚くほどの変化がないのも仕方ありません。
ポイントはバッテリを外す時間で、5分やそこらではコンデンサから電気が完全に消えません。なので普通のバッテリ交換作業ではディープシャットダウンにはなりにくいです。
先程も書いたように、30分から1時間は外しておいてください。

ダメな車種でも警告灯が付くくらいの影響ならディーラーでお金払えば消してもらえるとは思いますが、悪影響の範囲や対応費用はディーラーさんとご相談ください。
でも、ミニじゃないパジェロは確かダメだった(警告灯点灯)はず。

私の場合は24年物のヒューズはちょっと怖いからという精神衛生的な予防交換という意味もあるので費用が掛かってもしゃあないだったのですが、結果としてはヒューズチューンは割と金かかる割に効果はよくわかりませんよ、というスタンスです。
ちなみに交換した古いヒューズも一応トランクに放り込んであります。
この先部品がなくなっていくのは自明の理ですからね。念の為。

それでは、この辺で。
Posted at 2021/10/03 09:24:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | パジェロミニ | 日記
2021年09月20日 イイね!

(続)シフトノブを変えてみる

こんにちは、銀匙です。
初日こそ台風でしたが、シルバーウイークはすっかり秋晴れの様子。
きっと観光地はどこも混んでいることでしょうね。

さて、前回シフトノブを縞黒檀製に変えたのですが、どうにもしっくりこない。
正確に言うとシフトノブを掴もうとした手が掴み損ねてしまうんですね。
完全な空振りというよりは、

 そこにあるはず、ない、あれっ?あった!

というのを0.5秒くらいやってしまう。
短い時間なんですが、これが交差点で曲がりながらとかの場合、結構困る。

縞黒檀高かったのですが、運転に支障があるのでは仕方ない。
というわけで、間違いないように自作する事にしました。

入手したのはこれ。



アマゾンで1000円位で売っている、トラック用のウッドシフトノブです。
長さがなんと20cmもあります。
シフトノブには見えない迫力。
すりこぎの太い奴というか棍棒の短い奴というか。
そして値段が安い割にちゃんと総金属製の12x1.25→10x1.25のアダプタいり。
さすがトラック用。頑丈です。
ただし、純正シフトノブが80g位なのに対し、こちらは200g。
ちょっと重すぎますね。

なので手が空ぶりしない高さを実測で割り出し、それより上の部分を切断します。

計測すると余裕をもって大体9.5cm。
シフトノブで高さ10cmというのが割とあるのはこういう事かと納得。

ゴリゴリとノコギリで切断し、切断面の角をヤスリで丸くしたうえで、全体的な凹凸をサンドペーパーで滑らかにします。
その上からクリアニスを塗っていきます。
今度の材質は白木という事以外わからないので、念の為4度塗り。



丸々1晩干して乾かし、重量を図るとちょうど100g。
まぁ縞黒檀とほぼ同じですからいいでしょう。
さっそく車に装着してみます。



シフトノブがあって欲しい場所にちゃんと居るって良いですね。
ちなみに今回作った白木、縞黒檀、純正のノブをネジの開始位置で揃えるとこんな感じ。



並べてみると分かるその違い。
実際はもっと差があるように感じます。
シフトとして装着するとこんな感じ。


今回作った白木



前回の縞黒檀



純正



いかに縞黒檀が純正より下がってしまっていたかが解ります。
また、たったこれだけの差なのにシフトが軽く入ります。
テコの原理なんですかね?

そんなこんなでシフトの入り具合を試すために近所を走ります。
あるべき所にシフトノブがあり、ドリンクホルダーなどとも干渉しない。
実に快適です。

余談ですが、こういう景色がパジェロミニには本当に似合うなあと思います。
不安なく入っていけますしね。

<7>

というわけで、パジェロミニのMTでシフトノブ変えてみようかなという方は、まずはこの長いシフトノブを買って、自分が何センチの高さだと好みか実測してみるのを勧めます。
ちょうど着座姿勢になって、太ももの上に置いた手を水平に動かし、シフトノブに掌が当たる位置をマークして、それに1cm位足した高さが良い感じです。

なお、縞黒檀のシフトノブは家の木工品置き場に鎮座させ、純正シフトノブは車載工具と一緒にしてあります。
万が一ウッドノブがへし折れた時に備えて・・ですね。

では、では。
Posted at 2021/09/20 16:39:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | パジェロミニ | 日記

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