本編はシリーズものの7つ目です。
前回は
こちらからどうぞ。
※すいません。今回は写真0です。リンク多めにしてます。
さて、明日は関東の片田舎であるここでも台風による大雨が来るらしい。
それまでに、ということで行ったのがカーステレオの交換です。
なにと、というのはスイフトについている1DINヘッドユニットです。
これとパジェロミニでついてきた1DINヘッドユニットを変えることにしました。
なぜか。
パジェロミニについてきたのはケンウッドの
U363Rという製品でしたが、日本語表示が出来ない。
細かな音質調整も出来ず、音の特性がどうもパジェロミニと合ってない。
さらにいうと、現行製品でちゃんと日本語表示できるヘッドユニットはハイエンド製品のみ。
ローエンド製品はいつのまにか英語オンリーに戻ってしまっている。
怪しい中国製品の方が日本語表示できるのにはぐったりする。
どうした日本メーカー、ちゃんとしたもの作ろうよ・・
で。
スイフトで使ってるのはカロッツェリアの
DEH-P760という古い製品だけど、こっちは日本語表示ができる。
後は昔から使ってるので操作方法もわかる。
技術が後退してるのに値段だけは似たような物って、メーカー大丈夫かなあ。
というか、USB接続して音を聞くってスタイルがもう流行らないのかな。
みんなカーステレオにスマホをBT接続して、スマホで操作してるのかな。
走行中のスマホ操作って白バイやパンダの格好の餌食になるんだけど・・
それはともかく。
予算もないし、せっかくDEH-P760があるので、入れ替えてしまおうという結論になった。
そして入替作業中は2台ともバッテリ端子を外し、ドアとかボンネットとかを開け放しておきたいので、雨が降られると都合が悪いのである。
大雑把に配線の色等の情報を収集し、作業開始。
余り朝からやると車上荒らしと間違われて通報されてしまうので、9時過ぎからである。
それでも既に日差しが痛い。屋内ガレージがあれば3時くらいから始めたい所です。
外してみてわかったのは、パジェロミニ側のU363Rは
・アース線が接続されておらず、ビニールテープで包んであった。
・取り付けネジが仮止めのまま忘れたのか、ゆるゆる
そしてスイフトの方は
・線をビニテで束ねたらしくノリだけ線に残ってベタベタ。拘束は解けてる。
・ネジを1個紛失してる
・・・どっちもお金払って頼んだ作業なのにこれだもんなあ。
知らない方が良い世界はある。
で、今回の大雑把な手順は以下の通り。
・両車のマイナス端子を外す。
・両車のダッシュパネルをバラし、オーディオを取り出す。
・車のコネクタ→変換ケーブル→カーステレオの配線を、変換ケーブルとカーステレオをつなぐギボシから外す。
・カーステレオを入れ替える
・それぞれの車の変換ケーブルとカーステレオのギボシをつなぐ
・アースを取る
・バッテリのマイナス端子をつなぎ、動作テストする
・配線が暴れないように、適度にタイラップでまとめる
・カーステレオをそれぞれのダッシュボードに収め、パネルを戻す
・外したコネクタ類のつけ忘れがないか、動かしてみる
入れ替えてみてどうだったかというと・・
アースをちゃんと付けたからか、スイフトの純正6スピーカーとの相性が良かったのか、U363Rはスイフトではいい感じに低音も出して良い仕事してます。
一方、パジェロミニ側ではカロッツェリアのDEH-P760を時間をかけて調整しました。
すると、パジェロミニの方もなかなか良い音が出るようになりました。
パジェロミニは納車直後にコーン紙がボロボロな事が判明したので前後4スピーカーとも交換しましたから、それなりの音を出してくれないと困るんですよね。
取り付けの関係で前がアルパイン、後ろがカロッツェリアです。
これで面白い話がありまして。
始めは某超自動後退さんに行ったんですが、前、つまりドアの取付穴にはケンウッドもカロッツェリアの17cmも穴位置が合わないので、スピーカーより高いバッフルを嚙まさないと取り付けられないと言われたわけです。
なので、首を傾げながらいったん保留にし、オートウェーブさんに電話で聞いたらアルパインなら普通に付くよと言われたので即依頼。
やっぱり千葉ではオートウェーブさんの方が安心かな。
感謝です。
なおスイフトのオーディオ取り付けは黄色い帽子さん・・・
そんなこんなでしたが、とりあえず感電もせず、ヒューズも飛ばさず終えられました。
作業時間は2台並行で行って3時間くらい。
作業者には過酷な環境ですが、夏は樹脂部品が割れないのが良いですね。
2台の作業のしやすさはどっちもどっちです。
スイフトは2つの樹脂パネルをパカパカ外していき、アースはパネル内側のオーディオ固定ネジに共締めでOKだから簡単。
でも樹脂パーツが3次元で1つ1つが大きいから作業はしにくい。
パジェロミニは1枚の樹脂パネルを外すとオーディオはダッシュにネジ止めなのでわかりやすい。
ただしアースを取るには私の場合は一旦グローブボックスを7本のねじを外してごっそり取り出し、オーディオ根元に見える金属部品のボルトでアース確認出来たので、そこに共締めと、ちょっと面倒。
これはシガー裏からACC電源取り出した時のアース取った場所だったのですぐ思いつきましたが、ぱっと見パジェロミニはアース線を取れそうなボルトが見えないので、まぁ車屋がサボったのもそういうことでしょう。
とはいえ、客としてはこういう所でその店をどこまで信用するか考えますよね。
ついでにアマゾンで買っておいた
千円くらいのマフラーカッターも5分くらいで装着完了。
マフラーエンドにボルト回して固定するだけだから簡単です。
排気管の終端と排水穴位置を合わせる位かな。
チタン焼けっぽい色とかだと「こいつ弄ってるな?」とか誤解されそうですが、ステン色一色なので
そもそも目立ちませんし、見られたところで「ん?純正ってあんなんだっけ?」位の認識でしょう。
ただ、個人的にはマフラーカッターはつけたいんですよね。
上手く説明出来ないんですが、排気がスムーズになるというか、そういう感じに音になるというか。
でも最近の車って、マフラーエンドがひねくれてるんで単純には付かないみたいで諦めてたんです。
パジェロミニ君は単純にまっすぐ後ろに向いてるので簡単装着。
地味にうれしいポイントでした。
余談ですが、エンジンルーム内のアルミテープチューンは、耐熱温度に留意すべきです。
私は最初、ごく普通の150度耐久のアルミテープを貼っていたのですが、100kmほど走った後に確認すると、カムカバーとか一部の樹脂パーツに貼ったアルミテープはイカを焼いた時のようにベロンとめくれあがってました。
慌てて除去したうえで、
ニトムズ製の316度までOKの耐熱型アルミテープというのを買ってきました。
用途の所に「エンジンルーム内など高温のかかる個所の補強・補修に」とあるのでまさにうってつけ。
ストーブの煙突とか補修したり、とにかく耐熱ならこれ、とホームセンターのおじさんイチオシの品です。
ただし5cmx9mで2千円少々とかなり高いです。
これで効果が出るか出ないか。距離乗ってみないと解んないですし、おまじないのレベルですからね。
これ以上は深入りしないでおこうと思います。
ともあれ、これで台風前にやりたい事は出来ました。
明日は台風の中、ガラコがどの程度効くのか試したいと思います。
疲れて寝てしまうかもしれませんが・・・
今回の夏休みは実に濃いなぁ・・