S660専用ローポジションヘビーウエイトシフトノブ ティアドロップVer.1制作編
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
以前からローポジションシフトノブシリーズにティアドロップバージョンの追加を検討していましたが、有難いことに制作依頼を頂きましたので遂に完成と相成りました✨
形状としては純正シフトノブとほぼ同形状。
最大径を純正φ42.5mmに対してφ43mmとしました。
その他曲線率は純正形状に出来る限り近づけています。
制作にあたり、いちばん悩んだのはどうやって下げるか問題…
球体であれば、その形状から必然的にシフトノブ自体の全長を短く出来るため、ローポジション構造と合わせて純正比20mmダウンが可能となっていました。
しかし今回は純正と同形状…操作性や使用感の観点から純正よりも全長を短くする事は不可能と判断し、純正と同じ全長で設計する事にしました。
全長を抑えた形状にするあたって、ウチにある最小3mm幅の突っ切りバイトではそのチップの厚み分くびれ部分にフラットな面が出来てしまいどうしても長くなってしまうので、今回はシフトカラーの方にR状のフランジを持たせ、ノーマルシフトカラーと同じように2分割構造としました。
2
NC旋盤にて球体と同じ要領で加工。
球体よりも細長いので加工時のビビり音が凄いです💦
ビビりを抑える為、プログラムを変更変更して行ったら球体シフトノブよりもプログラムが長くなりました😂
3
荒削り完了。
ここからは汎用旋盤にて手作業です。
4
おおよそ完成~仮組みして確認です。
無限等のクイックシフターであればシフトレバーが真っ直ぐなので問題無いのですが、純正シフトレバーだと赤丸部分が曲がっているのでシフトカラーがこれ以上下がりません…
なのでシフトカラーの形状を少し見直し、シフトレバーの曲がっている部分との接触を出来るだけ避けられるよう内側のC面を大きく取りました。
5
そして完成です✨
球体に比べて磨く難易度が高く、少し磨きすぎてしまいました😅
6
重量はシフトカラーと合わせて495g!
なかなかにヘビーです(笑)
7
因みに純正は275gでしたので、倍とまではいきませんがヘビーウエイトを名乗る資格は得たのでは無いでしょうか😌
8
そして気になるダウン量ですが、純正比16mmダウン!
※純正シフトレバーで、尚且つシフトレバーのネジ部延長加工などされていない状態と比較した数値です。
出来る限り頑張りましたがこの辺が限界でした🥺
一応クイックシフター等のシフトレバーが真っ直ぐなタイプに装着することも想定し、シフトカラーとシフトノブは20mm以上下げられるよう設計しています。
なのでクイックシフターにコレを装着した場合、純正シフトノブに比べて20mmは下がります(`・ω・´)
やり切りました…
今回は純正形状で制作しましたが、そのうちシビックタイプR FK8後期のティアドロップ形状でもローポジションシフトノブ制作にチャレンジしてみようかと思います😊
ご要望頂けましたらやる気に繋がりますので、メッセージ、コメント頂けますと嬉しいです(*^^*)
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