リアフェンダー取り付け (裏バージョンはフォトギャラリーへ)
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タイヤを大きくしたり、出したりしても、内側の純正フェンダーに当たらないようにカットします。リアフェンダー(=RF)を付けてから切るのはかなりつらいので、最初から計画的に(できれば一度切って、試しに次に履きたいタイヤを履いてみれるといいんですが…)やや大きめにグラインダーで切ります。
フェンダーは2枚重ねになってますので、できればリベットか溶接でとめて、錆防止にコーキング材を塗りまくりました。
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R33用はエアロパレスさんのRFしか見あたらなかったので、それを付けることにしました。FRPはかなり変形するので、仮に押しつけるように合わせてからマジックで縁取りして、ずれていってないか確認しながら穴を開けつつリベットを打っていきました。
リベットの数は少し多すぎた感はありますが(約3センチおきで、片側70発!)かなりがっちりしてるので、これぐらいでも良かったのかなと思っております。はずすときは大変ですが、パテで埋めてきれいにした後FRPが変形して、パテにひびが入ったら悲しいですし…
またパテで埋める場合はRFを付ける前に600番位で足付けしておいたほうがいいと思います。
3
ここからがむしろ一番きついパテです。自分はまだまだこつが分かってないということもありましたが、何度「もういいや」って妥協しかけたことか!(まあまあきれいにできるといい思い出ですが)
今回は材料編です。
パテ…車用のは高すぎです。ホームセンターで2キロ位のを2~3個でもいいですが、おすすめは塗料屋さんなどに置いてある4キロのパテです。また上級者はFRP樹脂+タルク(粉)で作る方が安いですしパテの厚盛り、薄盛りなど自由に変えられます。
そもそもFRP、パテ(板金、厚盛り、薄盛り)、カーボンなどは基本的にFRPに何をどれくらい混ぜたかによって名前が変わるだけなのだそうです。
ものすごく乱暴に言うと。
いわゆるFRP=FRP+ガラス繊維
(樹脂を強くする)
カーボン=FRP+カーボン繊維
(樹脂をもっと強くする)
パテ=FRP+タルク
(樹脂を盛りやすく、削りやすくする)
という感じだそうです。
紙ヤスリ…プロの方は場所(塗装直前など)によって空研ぎするそうですが、自分はほとんど水研ぎしました。車用は高いので、ホームセンターで一枚60円位の水研ぎ#100,#120,#400,#600,番位まで使いました。
当て木…場所によって大きさを変えるのが早くきれいに仕上げられるこつだと思います。
2*5,5*10,7*15センチ位のを使いました。
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パテを盛るところは必ず足付けしてきれいにしたら、いよいよパテを盛ります。
パテは硬化剤と混ぜると、意外とすぐに固まりますので、一度に作る量はそこそこにした方がいいと思います。
よく混ぜてへらで盛っていきますが、一度に厚く盛らずに薄く何回か重ねて、なるべくきれいに、完成型の一番低い所よりちょっとだけ厚くなるように盛れるといいと思います。
完全に硬化する前に垂れたところや、厚すぎた所をカッターかリムーバーで削って、できるだけ大きいでこぼこがないようにしました。
それから水研ぎですが、最初は#100位で始めます。
面を出したいところは、他の所を削ってしまわない範囲で、できるだけ大きい当て木に巻いて、その面全体を均等に削ると面出ししやすいと思います。
最終ラインより低いところができたら、また盛って、削ってを繰り返しました。
手で磨くと表面的にはきれいになりますが、波打った面は消えませんでした。平らかどうかは、やはり光をいろんな角度から当ててみるといいと思います。
順番にペーパーの番数をあげてゆき、サーフェーサー前までいきます(#600位)
意外とサーフェーサーでも平らになるんですが、パテでどこまでしあげて、サーフェーサーに行くかが難しい所です…
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つぎはぎ状態のかわいそうな33です。
普通の人からしたら…フツーに粗大ゴミですね^^
安定してない爆音のエンジン&排気音に、クラッチはカラカラなるし、ドアの色は違ってて、リアフェンダーはこの汚さ!ウィンカーはガムテープで付いていて、ぶらぶらしてます。さらにレンズやトランクに水がたまっていて、フロントフェンダーも付いてない時期もありました……
少なくとも僕はこんなの走ってる所は見たことありません。
それでもやはりひとつひとつ出来上がってくと、うれしくてしょうがなかったです。
その中でもリヤフェンダーが綺麗になっていくのは感激です。
まっ普通の人から見ると「ふーん」って感じで終わってしまいますが、少なくとも僕の見る目は全然変わりました。
意外なところが難しくて、大変な努力や技術が必要なものですね~。今後も色々聞きながら、感激を共有していきたいものです。
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それから
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サーフェーサーを吹いていくとこんな感じになります。
オールペンのところに書くと思いますが、サーフェーサーは吹いた後少し磨くんです。
ですがここだけはサーフェーサーで想像以上に綺麗になったので、ついつい磨きまくってしまいました^^
そしてオールペンへ…
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