
前々から行きたいと思っていた
サーキットコースに行ってきました。
スポーツランド山梨
山梨県の韮崎市にある、ミニサーキットです。
関東圏のサーキットではあるものの、
甲府よりさらに西でに位置する場所なので、
交通アクセス的に、ここを走っている人は限られてきますね。
首都圏の主だったサーキットよりはマイナーですが、
アップダウンのある峠チックなレイアウトで、
コアな方々には根強い人気があるようですw
走行会の開催も少なく、
チーム六連星さんの走行会も狙っていたんですが、日程が合わない為、
今回、平日のフリー走行開催日に行ってみる事に。
本日の走行時間は4輪は10時から、
ゲートオープンは8時半頃と事前に聞いておいたので、
渋滞に巻き込まれないよう朝5時半に出発。
すでに一部区間で渋滞表示があったので、
予定していたインターの一つ先から中央道入り。
中央道は台数は多く混雑はしているものの、渋滞にはならず
韮崎手前の笹子SAで休憩・仮眠しようと思っていたんですが、
駐車スペースが満車でどこにも停められず・・・
さすがobon・・・
通路上や本線合流ラインの端までも路駐の車が沢山いるような状況で、
そのスペースに停めてまで仮眠しようとは思わなかったので、
そのままSAを出て本線合流し、韮崎ICで降りました。
途中で朝食をとったりして時間調整しながら、
サーキット入口まで来ました。
昇仙峡ラインから脇に入る道は、小さな看板があるだけですが、
このあたりは他に何もないので、見落とす可能性は低いかな?
パドックに至る地下トンネルですが、
トンネル内の幅が結構狭く・・・
日光サーキット出入り口のトンネルよりも確実に狭く、
86の幅でも、ドアミラーを起こしているとかなりギリギリです。
このサーキットでは入退場するだけでも
自車の車幅感覚のトレーニングまで出来てしまうという事ですねw
ともあれパドック到着。
屋根付きパドックがありますが、
基本的には屋根下に荷物を置いて
車は屋根外に斜め停めするスタイルのようです。
今日は2輪のトランポが大半でした。
この場所にマッチしている外観のレストハウスで走行申し込み。
1ヶ月限定のLTdメンバー2,060円に入会すれば、
あとは1走行枠20分間1,750円(平日料金)+共済費500円で走れてしまいます。
今は夏のキャンペーン中で、Web上のチラシをプリントアウトして持っていくと、
計測器レンタル無料になりました。
http://www.sly-rc.com/summercam.pdf (リンク先PDFファイル)
さらに午前10時時点で外気温が30度を超えていると、
1枠分の無料走行券がもらえるみたいでしたが、
あいにく今日は23~26度と涼しかったので、
こちらは適用されませんでした。^^;
で、コースのほうは平坦な区間が無い程に、登り下りの連続ですね。
ピットロードの時点で登ってますw
ヒーローしのい程のダイナミックな勾配ではありませんが、
峠のようなコースレイアウトというのも頷けます。
屋根付きパドックにはそれぞれラップモニターが設置されています。
これはなかなか便利ですね。
フリー走行規定としては、ヘッドライトレンズ・フォグレンズに関しては、
プラスチックレンズであっても、全面をテープで覆うというルール。
リヤはそのままで良いそうです。
計測器は車体右外側、ステー貼り付け・計測器ピン止めタイプ。
計測器を貸し出してもらう際に免許証を預けて、
返却の際に免許証も返してもらうような方式でした。
タイヤエア補充用のコンプレッサーは
レストハウス横に設置されていました。
4輪は10時より走行開始。
コースの様子は動画を参照して下さい。
動画ではコースが明るすぎてて見づらくすみません。
次からは露光調整をして車内を暗く撮るようにしてみます。^^;
データロガーは設置していたんですが、
周囲が林だからなのか、走行軌跡が安定せず、
ほとんど参考にならない状況でした。
最初の登り区間はパワーとトラクションの差がある程度出てしまいますね。
ウチの車はファイナル4.8とコンピューターに手を入れているので
NA車の中では、さほど失速せず走れるほうなのかもしれません。
下りに切り替わるあたりのコーナーでシフトアップポイントが来るので、
ロックさせないようにここは気持ち丁寧にシフトアップ。
下りの2連ヘアピン進入は、1発目のブレーキが結構負担がかかりますね。
ヘアピンはステアリングの舵角も大きめで、
立ち上がりのポイントがイマイチ掴みにくく、
アクセルを開けるのが早すぎると結構滑ります。
その先のS字コーナーでは、
左側の縁石はある程度乗っても大丈夫でしたが、
その次の右側の縁石がどこまで乗っていくのかちょっと判らず。
ピットロードとの境の縁石なので、それなりに縁石が高く、
多少かすめる位にしましたが、
タイムを狙いに行くようだと完全に跨いでショートカットしたほうが
良いんでしょうかね?^^;
最終コーナー手前は、
レブを上げておいたおかげで2速ホールドのままで行けました。
あまり突っ込み過ぎるとクリップに付けず、
立ち上がりが厳しくなるので、
もう少し手前からブレーキしたほうが良かったのかも。
右へ左へとタイトな切り返しが多いので、
体を4点ベルトで支えていても、
結構動いてしまい、腰が痛くなってきてしまいました。
茂原も右へ左へのレイアウトでしたが、
このコースだと更に勾配が付いて、ヘアピンも多いので、
Gのかかりも大きいんでしょうかね。
このコースに関してはフルバケにしたほうが楽かも。
そんな感じで、20分×2枠分走行しました。
1枠目は私の車含めコースイン6・7台で、
2枠目は2台のみ。
2枠目のほうがじっくり走り込めて、
全体のアベレージと安定性は上がりましたが、
1枠目の時のベストラップタイムは更新できませんでした。
2枠目からは、ダンパー減衰を前後とも下げ、タイヤエアーを若干減らし、
VSCは長押しオフから完全カットに切り替えました。
その後、ヘアピンの処理は楽になった印象です。
コースの攻略としてはまだまだできていない状況ですが、
今まで無かったレイアウトのコースを充分に楽しめました。
ブレーキの負担は下り2連ヘアピン手前のブレーキが
一番の負担区間でしょうか。
2枠目後半あたりで明らかにブレーキタッチが変わってしまったので、
何か起こる前に早めにピットに戻りました。
アフタークーリングができなかったのもありますが、
走行後のFローター温度は300度を超えていました。
そんな感じで午前中の2枠を走り、お昼あたりに撤収。
折角遠くまで来たので、どこかに寄り道すれば良かったかもしれませんが、
夕方からの渋滞も気になってしまい、そのまま帰路へ。
おかげで渋滞にはハマらず、そのまま戻って来れました。^^
ちょっと遠いので、なかなか気軽には通えない場所ですが、
冬場にタイムがどのくらい変わるのか、
機会があればまた走ってみたい楽しいコースでした。
140813 スポーツランド山梨
1本目 油温124度 水温 96度 吸気温度 35度 外気温24度
2本目 油温121度 水温 96度 吸気温度 37度 外気温27度
(2本目はクーリング走行を多めに取りました)