仕事の繁忙期も折り返しに入り、リフレッシュも兼ねて
久々に86でサーキット走行してきました。
なんだかんだで1月は走れなかった為、
いまさらですが今回が2015年の走り始めとなります。^^;
アクアの使い勝手が良すぎて、86は今年に入ってからは
遠出にも使っていない状況でしたが、
春に向けてのシーズンイン準備はちょこちょことしていました。
●フロントパッド・フロントブレーキローター新品交換
毎年この時期にやっています。
リヤは昨年変えてからほとんど消耗していなかった為、
今回はフロントのみです。
ローターがヒートクラックが入っていて、
ブレーキを軽く踏む度にジャダーが出ていたんですが、
フロントパッド・ローターを交換したら収まりました。
パッドは引き続きプロジェクトミュー RSF01Aです。
今まででも効きには不満はありませんでしたので。
ローターはディクセル タイプFP(熱処理・スリット無し)から
タイプFS(熱処理・スリット有り)へ。
効きは変わらないでしょうけど、クーリングなしで高負荷走行を続けた時の
ブレーキタッチの変化が緩和されるかな、と思い
今回試しに導入してみました。
1年使い続けた今までのフロントパッドも、端のほうは崩れているものの
残量は5ミリほどあった事を考えると、スリット化で多少減りが早くなっても
許容範囲内かもしれません。
●左側ブレーキダクトホース交換
昨年後半から裂けてしまっていたのをだましだまし使っていましたが、
新品ホースを取り寄せて交換しました。
やっぱりこのホースは高いですね・・・
ウチの車は従来のホース経路にオイルクーラーのホースが通ってしまっている為、
一度エンジンルームまで上げてから下に通します。
ホースが長くなってしまっていますが、
ちゃんと走行風は送れます。
●バッテリー交換
2年前に交換しましたが、念の為交換。
前回に引き続き赤いバッテリーですw
●フロントスタビ純正戻し
2013年から導入していた、クスコの強化スタビ(フロントのみ)を
純正に戻してみました。
前置きが長くなりましたが、
FSWショートの会員走行日と私の休日の日程が重なり、
かつ天気も良さそうだったので、
本日行ってきました。
FSWに来るのも今年初ですね。
道志みちの路面も、塩カルは部分的に撒かれていたものの
凍結はありませんでしたね。
そういえばこの時期、走行回数券が売られているんでしたね。
3月末までの使用期限ですが、結構お得なので購入しておきました。
今回は午前中はグリップ2枠分、午後はドリフト2枠分で走るつもりで
バリ山タイヤも2本積んできました。
当初の予定ではその4本分で回数券も使い切るつもりでいたんですが・・・
9時半からのA枠は5台位。
久々の走行という事と、新品ローターにじわじわ熱を入れていきます。
今回のタイヤセットは練習用225幅・7.5J ZⅡですが、
前走245幅ZⅡとのグリップ差を考慮したとしても、
フロントスタビの固さを変えた事と、リヤのサスも少し設定変更した効果は
挙動の違いに表れていました。
今までが弱アンダーステア傾向だったのが、
オーバーステア方向になってきた感じです。
初期のステアリングの切り込み反応はさすがに落ちましたが、
更に切り込んでいった時のフロントのツッパリ感は緩和されたように感じます。
その分、コーナリング中や立ち上がりで急にリヤが流れ出す事もあり
ビビってしまう局面もありましたが、
SW20程の唐突さではないので、今後の慣れでしょうかね。^^;
2本目B枠はリヤの減衰を変更。前半はVSC長押しオフ、後半は完全カットで走行。
外気温・吸気温度は1本目より若干上昇しましたが、
1本目のタイムは上回れました。
このFSWショートにおいては、こういうセッティングもありかもしれませんね。
あとは本コースでの高速域でどういう挙動になるかですが。
B枠は少し混雑していて、前後も落ち着かない感じでしたので、
あと2周くらい走ったら早めにピットに戻ろうかと思いつつ、
3コーナーを登ったあたりで、車体右側からバキッという金属音が。
最初は何か踏んだのかな?と思っていたんですが、
その後もバキッ・バキッと断続的に聞こえ始めました・・・
ハブボルトが次々と折れだした? スタビリンクが折れた?
・・・まさかドラシャかデフが逝った?
色々な可能性を考えつつその周にピットロードへ。
ギヤは抜いてニュートラルで惰性でパドックまで戻ります。
リヤをジャッキアップして下周りを確認しますが、
ドラシャやアーム類は外見上は問題無し、
タイヤを回しても揺すっても、ドラシャ・デフは問題なさそうです。
異音はたしか右後方からと思えたんですが・・・
車体を接地させてもう一度おそるおそる試走してみると、
少しの段差でもガコッ!という激しい金属音が右前から。
これはどこかのボルトが折れたか足回りが壊れたかな・・・
と思い、フロントをジャッキアップしてみると、
浮かせた状態の右前タイヤが、手で前後に大きく動かせます・・・
タイヤと一緒にロアアームがグラグラ動いています。
原因はここでした。
ロアアームのフロントピロ部分のカラーが外れていました。
ちなみに下のボルトは緩んでいなかったので、
右フロントタイヤで縁石に乗りまくっていた衝撃で外れてしまったのでしょうか。
ここが外れてしまうとはさすがに予想外でした。
ともあれこのままだとまともに走れず帰宅すらできません。
19ミリのソケットレンチ等の従来の工具類は
持って来ていなかったので焦りましたが、
ホイールナット用の19ミリ1/2ソケットとトルクレンチで代用して
下のボルトを緩め、プラハンでロアアームを叩きまくって
カラーを入れました。
プラハンでは完全に入れる事はできませんでしたが、
半分以上は収まっているので、自宅までは問題なさそうです。
プラハンを常備しておいて良かったです・・・が、
最低限の工具だけでなく、もう少し多様な状況に対応できるだけの種類を
持参するようにしたほうがいいですね・・・
油圧ジャッキも今回のようにタイヤ交換する予定が無ければ
持って来ない事も多いですし・・・
FSW構内道路で綿密に走行チェックして、問題ない事を確認し、
さあ帰るかと思った矢先に、今度はエンジンストール。
再始動してエンジンはアイドリングするものの、
アイドル不安定でエンジンチェックと横滑り警告灯が点灯。
全開走行後にアイドルが不安定になるのは今に始まった話ではないので、
エンジンをオンオフを数回繰り返したら横滑り警告灯は消灯。
エンジンチェックは点灯したままでしたので、
バッテリー端子の脱着でリセットしてからは消灯してくれました。
その後の試走でも問題無く、再度点灯する事は無かった為、
今度こそ帰宅の途に。
帰り道では特に何事も無く帰って来れました。
今回の件も含め、サーキットシーズンが始まる前から
色々と不安要素も残りますが、
可能な範囲で対応していくしかなさそうですね。
ともあれ今月はあと2回走行予定を立てているので、
次走までに車のコンディションを整えておくつもりです。
● 150305 FSWショートコース 走行中 温度平均値
1本目 油温 112度 水温 92度 吸気温度 18度 外気温10度前後
2本目 油温 114度 水温 93度 吸気温度 20度 外気温12度前後