1 ・ 2速時 AC コンプレッサーキャンセル作業
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軽自動車はエアコンを ON にしていると、とにかく低速トルクがなくなります。
この間バイパスの登りで停止状態から動き始める際にうっかりクラッチを (平地でやっている) アイドリング繋ぎしてしまい、500rpmくらいまでエンジン回転が落ちました。
シフトは1速でクラッチは完全に繋がっていたので、アクセルを床まで踏みつけたのですが、40Km/h まで加速するのに何と 5 秒を費やして後ろのクルマにホーンを鳴らされました…。
(坂道発進では通常 「AC」 スイッチを押してオフにするのですが、この時は忘れていました。)
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こんな事が続くとそのうち追突されるので、シフトが1速と2速に入っている時は自動的に 「AC」 スイッチがオフになるように加工する事にしました。
まずは、エアコンのユニットを外します。
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このエアコンは、温度切り替えと内外気変更をワイヤーで伝達しているので外すのが非常に大変でした。
(何とユニットは手前に引き出すのではなく、ダッシュボードの奥側に外すのです!)
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ユニットをばらします。
「AC」 スイッチの制御が分からないと先に進まないので、基盤のパターンを追っていきます。
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目的のコネクターピンを割り出し、そこへ繋がる配線を加工します。
同じ事をされる方は、ユニットをばらさなくても 「青に黄色いラインが入った」 配線を加工すればOKです。
(絶対誰の参考にもならないだろうな…)
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次に、シフト周りを加工していきます。
右側にあるトグルスイッチはこの機能自体をオンオフする物です。
また、リンク周りの動きでシフト位置を検出するため、マイクロスイッチを設置しています。
↓下が拡大写真になります。
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このあたりにマイクロスイッチを設置する事で1速と2速に入っている時だけスイッチを切り替える事ができます。
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エンジンをかけてエアコンをオンにし、シフトを1速に入れたところです。
(一枚目の写真との違いが分かるでしょうか)
今回の作業は、出だしのトルクの細さと(2速まではぶん回すので)コンプレッサーの保護ができたので、大満足の結果となりました。
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