海老沢泰久氏を訪ねて

皆様、ご無沙汰しております。m(_　_)m

さて、突然ですが『海老沢泰久』という方をご存知でしょうか？
茨城県桜川市（旧真壁町）出身の方で、1988年にホンダＦ1（第1期 - 第2期前半）を取り上げたノンフィクション『F1地上の夢』で新田次郎文学賞を受賞し、それ以外にも全日本F2選手権（現スーパーフォーミュラ）を題材とした小説『F2グランプリ』（1981年）、中嶋悟のF1デビュー年を追ったノンフィクション『F1走る魂』（1988年）など、また野球、ゴルフなどスポーツ関係のノンフィクションが多い作家です。
残念なことに2009年に59歳の若さで急逝されたのですが、遺品の一部が奥様から桜川市に寄贈され公開されていますので、見学に出かけてきました。
これらは『真壁伝承館』に展示されています。
　

1981年に発表された小説『F2グランプリ』ですが新型エンジンを巡る各チームの駆け引きやドライバーの人間模様など、レースに関わる様々な関係者を描いています。流石にフィクションなので名前は出てきませんが、ホンダやブリジストンの事を指しているなと判ります。当時、これを読んであまりの文章表現の迫力に鳥肌が立ったのを覚えています。これはホンダの全面協力で1984年に映画にもなりました。
主演は中井貴一。あら、若い！


また、これらのメダルはF-1で1位を独占した1986年～1989年に関係者に配られたものです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
この他にも、膨大な資料の山も見てきました。

自分にとってツインリンクもてぎは聖地なのですが、ここもある意味、『聖地』になりそうです。


道中、123456キロを達成！まだまだ乗るぞー！