
5月25日、福井県あわら市
金津創作の森で開かれた、フランス車のイベント「
フレンチ・トースト・ピクニック(FTP)」に行って来ました。
私は去年に引き続き2回目の参加です。
そして今年は、FTPのメインイベントである「ピクニックラリー」というクラシックカーラリーに参戦しました。
当日 朝6時半、北陸道・賤ヶ岳SAにて。

会場までみん友さんたちとのカルガモで走りました。
さて、ラリーについて事の顛末をここに記すとしましょう。
~ブラン・ヒッコリー流ピクニックラリーの楽しみ方~
その1.勝とうとしない。
まず大前提、ラリーに対するスタンスがコレです。
大会受付で配布物一式を受け取り、愛車をデコレーション。

ゼッケンを貼ると雰囲気出ますね!
ラリーに参加しないみん友さんたちのグループ駐車場と同じエリアが指定駐車場所だったので、競技開始まで皆さんとおしゃべりしてましたw
ラリーは、ドライバーとナビゲーター(コ・ドライバー)二人三脚で挑む競技です。
そこで今回、私は
ミッコグッチャンさんと参戦しました。
当日渡される競技マップは、
距離と
曲がる方向しか書かれていない“コマ図”と呼ばれるモノです。

熱心に(?)コマ図を確認するミッコグッチャンさん。
これを見て「ナビは任せられるな」と一安心。
実際、コマ図だけ見てもよく分からないので、私は競技が始まるまで特に準備はしなかったです。
(後から気付かされたのですが、事前にやるべきことはたくさんありました)
競技開始前のスタート地点。
待機するゼッケン1番&2番はトラクシオン・アヴァン。
そしてドライバーズ・ブリーフィングに参加して、なんとかなるんじゃない?と不思議と根拠のない自信が更に大きくなりました。
失格については、1時間5分以内のゴール、並びに13時以降のゴール。
つまり早すぎても遅すぎてもダメなのです。
ブリーフィング会場を出たところで、気になるポスターとチラシを発見!

こんなところに貼り出しているなんて。もうフラグがバンバン立ちますw
今年のラリーエントリー台数は、過去最多の110台。
ゼッケン番号順の出走なので、9時45分から競技が開始されてからも、待ち時間はさらに一時間以上。
その間、会場入口でカメラ片手にはしゃいでいました。

大部分が出走し、いよいよスタート地点へ。
ここから皆さんの声援を受けて意気揚々と走っていきます。

今回、運営スタッフであるみん友
yos3さんがスタート前のインタビュアーでした。
スタート前インタビューの様子。
そしてカウントダウンと共にスタート!
きた@208さん撮影
まずスタート直後にあるのは、レギュラリティラン。
nonochiさん撮影
カラーコーンが置かれた計測区間の路面に、黄色い計測用チューブ(検知線)が敷いてあります。
これを前輪で踏むと計測開始され、計測終了チューブを踏めば計測終わり。
今回の規定では「40mを9秒で走る」というもので、計測単位は1/100秒です。
ストップウォッチを持つナビゲーターの指示通りペースを加減しながら走ろうとしましたが、なかなか難しかったです。
横断幕とのベストショット!
そして公道へ出たところから、コマ図との戦いが始まりました。
~ブラン・ヒッコリー流ピクニックラリーの楽しみ方~
その2.迷う、とにかく迷う。
いろいろ失敗して、散々道に迷いました。
具体的に言うと…
スタートから最初の2つの交差点は難なくクリア。
そして3つ目、「3.6km先 信号右折(ヒント:右手に陸橋)」
早速ここを間違えました。
原因の一つは、距離を測っていなかったこと。
感覚だけでは、3.6kmなんて分かるわけありませんよね。
トリップメーターを凝視しておかなきゃいけない競技なんだと、ここに来てようやく理解しました(滝汗)
もう一つの原因は、コマ図の誤植。
これはハッキリと言っておきましょう、陸橋は左手にありました。
距離があやふやなので、この誤植に惑わされてしまって直進。
その先の道も明らかコマ図と道が一致せず、やっぱり間違っていたのだと判明。
そこでやむを得ず使ったのが、カーナビゲーション。
目的地にチェックポイント(金津技研)を入力し無事リルート。事なきを得ました(え
コチラのチェックポイントでは、4択・全10問のカー検定。
私は問題用紙を見てもサッパリ分からず、全てミッコグッチャンさんが答えてくださいました。

駐車場で新旧DSの背中合わせ。
ここから次のチェックポイント(北潟湖畔公園駐車場)までは、トリップメーターを確認すると言う当たり前のことを覚えましたし、前を走る競技車もいたので難なくクリア。
そして次のチェックポイント(ダイナム)までの道のりは、かなり迷いました。
北潟湖畔公園駐車場を出て直ぐ道が分からなくなり周辺をグルグル。
サッパリ分からなくなり一度、北潟湖畔公園駐車場まで戻り、仕切り直すことでなんとか次のチェックポイントへたどり着きました。
大きなタイムロス後にたどり着いたチェックポイントでは、あわら温泉の女将たちがお出迎え。
男の子とジャンケンし、勝つと何やらたくさんお土産を頂きました。
さらに私が周りの写真を撮っていると「撮ってあげるよ」と言われ、皆さんが囲んで集合写真を撮っていただきました。
最後に到着したせいなのか、手厚いおもてなしを受けホクホクでした(´▽`*)
ここから最終チェックポイントのJR芦原温泉駅までは、ノーミスでクリア。
~ブラン・ヒッコリー流ピクニックラリーの楽しみ方~
その3.道草を食う。
コレに関しては、ワザとなタイムロスです。ごめんなさい。
我々にとって“ある意味一番の目的地”が芦原温泉駅でした。
チャックポイントを通過したのが、12時20分ごろ。
競技終了時刻の13時まで、まだ余裕があることを確認し、駐車。
さらには、オフィシャルの横に停め直したり。
ちょうどFTPのタイミングで「
ちはやふるweek in あわら」というイベントが開催されているのですから、立ち寄らざるを得ませんでした。


この誘惑には勝てる気がしませんw
およそ10分で目的(複製原画展の観覧&クリアファイル購入)を果たし再出発。
後はゴールの会場まで戻るだけです。
しかしここで、最初からカーナビを使うようナビゲーターから指示を受けます(え
そのカーナビに従って会場に帰ろうとすると、何やら狭いあぜ道のような場所をカーナビは勧めてきます。
実際、道端には「ここから 創作の森へは通れません」という看板があり、最後の最後にグルグルとまた迷子に。
目的地の設定を別の場所に変えつつ会場を目指し、結局コマ図の指示とは逆方向から帰って来ました(汗)
ダントツビリでものんびりと会場入り。

きた@208さん撮影
なんとか無事、規定タイム以内にゴール。

おーでぃーえいさん撮影
このゴール直後に、運営本部のyos3さんからの電話が鳴り響きました。
どうやらゴールがあまりに遅いので、心配されて現状確認の電話でした。
大会運営の皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!そして時間をかけ過ぎてしまい、大変ご迷惑をおかけしましたm(__)m
ちなみに競技中ずっとハイタッッチ!driveを起動させていたので、我々の行動は筒抜けでしたw
本人達はあまり気にしていなかったのですが、周りが気になるラリーの結果はというと・・・・
当日現地で確認したのは、DNF(Do Not Finish)=失格。
え!?Σ(゜Д゜)
運営本部のyos3さんに直接、文句感謝と謝罪を行い、後日HPで正式なタイムが発表される旨を聞きました。
そして正式発表がコチラ。(公式HPから一部抜粋)
順位:102位 (110台中)
タイム:1時間51分40秒
基準タイムとの誤差:32分55秒 (競技後に発表される基準タイム:1:18:45)
レギュラリティラン:0.34秒
カー検定:6点(全10点)
レギュラリティは偶然の要素が強いですが、なかなか良かったです。
カー検定も難しく感じましたが、6点はミッコグッチャンさん様様です。
ラリーの後は、我々のゴールを待ってくださっていた皆さんと、
青屋根白ボさんのDS3に相乗りし、
なんなん亭にお昼ご飯へ。
名物のもやしラーメンと、
甘辛とろとろの卵&サクサクなカツ丼。

とても美味しかったです。
さらにデザートへ。

そして会場に戻ってからは17時ごろまで残りおーでぃーえいさん、ミッコグッチャンさんとおしゃべり。
さらに帰り際のPAにて、ラリーペアの反省会は一時間近く行われましたとさ。
今回のイベントは見る側から、見られる側になるという初めての経験でした。
ラリー参加のため、タイムスケジュールを気にしなければならず若干せかせかとしていたりしました。
それでもFTPは他のイベントには無い、ゆったりとした雰囲気で大変居心地がいいです。
ラリー中は、広大な麦畑など景色の良い道を気持ちよく走ることが出来ました。
また、沿道でカメラを構えている方々や、すれ違いざまに手を振ってくれる他の競技車などとても良い雰囲気で楽しかったです。
来年も是非、ピクニックラリーは参加したいです。
一度経験することでコツが掴めたので、次は寄り道なんてせずに正攻法で良い成績が残せたらなと思います。
今回も楽しい一日が過ごせました。皆さん本当にありがとうございました!
~最後におまけ~
この夏、P.A.WORKSが今度は福井県を舞台に「
グラスリップ」という新作を発表しますね!
作品の舞台モデルがどこか調べてみると、金津創作の森にあるカフェとのこと。
つまりFTP会場内にあるということで、公開されているPVを元にほんの少し先取り聖地巡礼をしてみました。
TVアニメ「グラスリップ」PV第2弾